Chianti Classico Riserva Croce 2007 Terrabianca

トスカーナ州の赤 > Chianti

更新履歴 2013/04/17
販売価格

3,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ クローチェ 2007 テッラビアンカ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ97%、カナイオーロ3%/ミディアム》


ラッダ・イン・キャンティの中でも石灰質豊富でガレストロ土壌がゆえに、地表が白く反射することからテッラ・ビアンカ(白い大地)と名付けられました。現在(2009年以降)はフランスの醸造家でもあるパトリック・ドゥ・ラドゥセット氏の所有となりますが、創業はスイス人のロベルト・グルデナー氏。スイスではファッション業界活躍しながらも48歳(1988年)の際に転身。それまでの当主は、葡萄を栽培していたものの協同組合に販売していたようですが、グルデナー氏が買い取ってからは、すべてを植樹しなおしたそうです。と、これまでの紹介文には記載しておりましたが、ひょんなことから1985年のCCR1985を入手したのですが、そちらにもロベルト・グルデナー氏の名前がラベルに記載されていました。ヨーロッパの有力なネゴシアンのサイトにも1988年と記載があるのですが、ひょっとすると1988年にワインをリリースし初めた‥という意味かもしれませんね。だって現に1985年のワインが存在するのですから。また、何気にヴェロネッリ誌をちらちらしましたら、ヴェロネッリ誌にも1988年から…と記載がありましたので、そっと閉じました。

ちなみに、ヴェロネッリ誌の2013年度版にはオーナー欄はフランスの醸造家でもあるパトリック・ドゥ・ラドゥセット氏ではなく、ロベルト・グルデナー氏の名前のままですし、エノロゴもヴィットリオ・フィオーレの名が記載されています。

公式サイトが使い物にならず、テクニカルな情報に乏しい状態ですが、サンジョベーゼに関しては、プレスした果汁と、果皮を比較的長時間浸漬させ色素や香味を抽出することにも重きを置いているようです。また、各セパージュ、区画、クローンごとに細分化しての醸造を行い、最終的に大型のタンクでブレンドし落ち着かせるというキメ細やかな醸造もテッラビアンカでは行っています。このCCRクローチェでは合計6種類のクローンが使用されスロヴェニア産のの50hlの大樽で15ヶ月〜18ヶ月の樽熟成が施されます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味(2013年4月)


TERRABIANCAの文字とトレードマークが凸モールドとなるオリジナルのボルドー型のロングボトル。そのCCスカッシーノのラベルデザイン変更の際にこのクローチェも若干のデザイン変更があったかもしれません。白地に赤と金色の文字がシンプルにしてスタイリッシュですね。そのラベルデザイン変更前までは、まだロベルド・ドルドナー氏の名前の記載がありましたが、もうその名はなく、瓶詰はTERRABIANCA S.R.Lの記載となります。DOCGのピンクの帯封はキャップシール内に縦張りでその上からキャップシールが巻かれています。ばお、バックラベルに表記のアルコール度数は13.5度。コルクはまぁまぁの質の5cm。グラスはリーデル・ヴィノムのキャンティ一択です。

とても深い赤黒色、透明度もありディスクは艶っぽい。ちょっとこのタイプの香りは懐かしいかも?な生豆と軽く炒った豆っぽい香り、とても密度の高い果実香がありますがまだこの段階では開放的ではありませんが、時間の問題‥二杯目には‥ですね。

甘味あるスミレ、決して樽香ブンブンのモダンなスタイルではなく、あくまでも果実香主体でそれを生かすスタイルなのはCCRであるクローチェも同じですね。口に含みますと非常に密度が高くまるい膨らみ‥輪郭はスベスベで、渋味もさらっさら‥酸味は旨味とともにじゅんわりしており‥あえてのミディアムと記載するフルボディ。13.5度のアルコール度数はドンピシャで、まったく浸かれない。含み香りに、木質な樽香、鉛筆、石灰なミネラルも混じり、こしあんの風味も格別だ。まだ全開ではないのだが‥

とてもエレガントで素晴らしいCCR!

暑さがないんですよ。重苦しく無い。旨味さえも軽やか。でも、そんな旨味が余韻へと長く続くんだなぁ‥ロングテール。この出汁っぽさも好き。

ああ、旨味が旨いなぁ。決してエキスィではない旨味。ふむ、余韻に豆香があるが、やはりローストし過ぎない≒焦げてないのです。

二杯目。うおおおおおおおおっ!!密度は高いながらも重過ぎない果実味、旨味と甘味がどんどん出てくるな。

すでに完成されています。とてもラッダ・イン・キャンティらしさ溢れますね。

三杯目(あら、ヤダ‥ペース早いじゃない←とてもスムーズです)。紅茶葉だけではなくウーロン茶葉的、オリエンタルなニュアンスが奥底の隅っこに。決して華やかな酒質ではないが、口の中に入れてからの広がり、立体感、世界観を感じる。そう、グラスから放たれる要素は入口に過ぎないのだ。

二日目。グラスはヴィノムのキャンディ型。いやぁ初日飲み過ぎましたので本当に正味一杯分。とてもエレガントなスミレと、チェリーな果実。ミネラル香もあり、いい意味で線が細いというかタイトなイメージ。口に含みますと、旨味に溢れ、含み香に樽と甘味ある果実がキレイに溶け込んでいます。味わいにも小石とか土っぽさ‥これもサンジョヴェーゼの特徴のひとつですよねぇ。口先からチューイングボンな感じで旨味と酸味が余韻まで続きます。ワインとしての物体は小振りなんだけれどもしっかりと密度が高い。そういう意味でのチャーミングなんだけどしっかりした(性格)の女の子的なカワユスがある。

三日目…グラスはヴィノムのキャンティ型一択。三日目にして一番華やかで甘味を感じる香りが広がります。スミレとベリーな紫香に甘味があり深い。舌先から甘味を感じ、とても果実味にまとまりがありますね。二日目よりも一段深く、コクある密度をさらに感じ‥めっちゃ旨い。ふぅ‥旨味が甘いなぁ。旨味が深くなった分、余韻も長くなりました。

いやぁいいCCR!

こんなに旨いとは思わなかった‥降参!

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