Brunello di Montalcino 2007 Ciacci Piccolomini D'Aragona

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2012/12/14
販売価格

4,980円(税込)

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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2007 チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼグロッソ/フルボディ》


モンタルチーノ村の南端‥カステルヌォーヴォに位置するのが、このチャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナです。この長ったらしい名前は17世紀にこの土地を所有していたチャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナ伯爵に由来しますが、1976年に伯爵が‥1985年に伯爵夫人が亡くなり、管財人であった現当主であるジュゼッペ・ビアンキーニが相続しました。元々チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナ伯爵は、17世紀に法王が選出されたこともある名門で、相続時には480haもの土地がありましたが、その内葡萄園はたった5haで、ジュゼッペ・ビアンキーニ氏としては、その5haから始まったそうです。継いだのが1985年ですから‥まだ若い生産者ですが、設備投資も怠りはなく、そして初代エノロゴには、ロベルト・チプレッソ‥そして現在はパオロ・ヴァガジーニに引き継がれています。

標高は240m〜360m、オルチャ川の影響で日中は日差しが強く、夜は冷え込みが強いミクロクリマ。土壌もガレストロではありますが、そこに赤い粘土質が含まれ、鉄分やマグネシウムの比率が、同地区の他の生産者よりも高いのが特徴となります。アミアータ山は冷たい風を遮りながらも風通しのよい畑となります。

畑では、有機栽培が実践され防虫剤、防カビ剤、除草剤なども使用されません(一部ボルドー液の散布や、銅・硫黄化合物は使用)。

カベルネソーヴィニョンやメルロ、シラーなども栽培されていますが、ここはブルネッロ・ディ・モンタルチーノ一択。単一畑の「ピアン・ロッソ」をご紹介した経緯もありますが、今回はスタンダードな「アンナータ」のご紹介。

スタンダードなアンアータに使用されるサンジョヴェーゼは16.54haで、海抜240m〜360mとなっておりますから、若木を含む様々な畑からの葡萄がベースになっているようです。発酵はステンレススチールのタンクと、内側がガラス処理されたコンクリートのヴァットで温度管理をしながら約22日〜28日間の発酵。樽熟成にはバリックは使用せず、20〜85hlのスロヴェニア産の大樽で24ヶ月の樽熟成されます。

この2007年はもちろん優良年のひとつ。ワインスペクテイター誌の2012年度のTOP100ではイタリアワインとしては最上位、かつTOP10入りの9位にランクされましたね。


キャップシールには新しいデザインのDOCGシール。最初はピンクじゃないので寂しかったのですが、見慣れてくるとシックでいいですね。その上には最近のチャッチではお馴染みのホログラムシール。バックラベルにも、"IDENTITI CODE"がナンバリングされておりますが、まぁ偽造などないと思うのだけれども…。ちなみに最初に書いておきますがバックラベルに記載のアルコール度数は14度となります。表ラベルはグレー時にグレーの十字な"ドム顔"で紋章が"モノアイ"なんですね。コルクはもうちっとがんばって欲しい4.5cm弱。とりあえずグラスはヴィノムのボルドー型。透明度もあるが深い赤色がいいですね。ふわっと甘味ある果実に、嫌味のないベジタブル香に若々しさを感じます。ちょっと温度が低めですので、まだあまり開いていませんが、時間やスワリングで健全なベリー系果実の香りが開いてきますね。口に含みますと、まだ2007年ですが‥とても
酸味と渋味の質が高くイガイガしない。樽も決して派手に効いているわけではなく、旨味があって密度もある‥うん、いいやん(ちょっと見直した)。渋味にも甘味があり、構成感もある。しっとりとした果実味もいい。アルコール感がこれまた適正でバランスを逸しない。なるほど、なるほど。そのワインスペクテイター誌には60ドルと記載されているこのアンナータ。そのコスパが選べる理由かもしれません。若さ溢れる新鮮さもありますが、雑さがないんですね。今からでもすんなり飲めて、とても美味。

二日目は飲んでませんで三日目。艶っぽい甘味のある旨味がありますね。まったく酸はイガイガすることもありません。初日よりもまとまりがあり、旨味、酸味に伸びがありますね。とてもいい状態です。鉛筆系ミネラルがさらりと果実と並走し、最後はドライで引き締まるタンニンも美味しい。初日よりも大樽の雰囲気を感じますね‥とてもいいブルネッロだし、グロッソだと思います。スタンダードなアンナータとなりますが、そこはブルネッロ‥5000円斬ると嬉しいですね。

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