Fontalloro 2001 Felsina

トスカーナ州の赤 > Felsina

更新履歴 2011/10/21
販売価格

14,800円(税込)

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フォンタローロ 2001 フェルジナ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ/フルボディ》

ドメニコ・ポッジャーリ氏がカステルヌォーヴォ・ベラルデンガのワイン荘園を購入したのは1966年のこと。友人であった故ルイジ・ヴェロネッリ氏の紹介で、フランコ・ベルナベイ氏をエノロゴに雇い入れ、1983年にリリースしたのがフォンタッローロと、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ。このふたつのワインで一気にフェルシナの名声が高まることになります。ポッジャーリ家の所有となりますが、現当主は、娘婿であり1982年までは哲学博士として高校で教鞭をとっていたというジュゼッペ・マッツォコーリン氏。

フェルシナが位置するのはシエナの北、キャンティ・クラッシコ認定地域最南端のカステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区で、一部はキャンティ・コッリ・セネージ地域となり、境界を跨いで畑を所有しています。ランチャはキャンティ・クラッシコ地区内の単一畑、フォンタッローロはキャンティ・コッリ・セネージ地区のブドウも混醸されてますので、キャンティ・クラッシコを名乗ることはできないんですね。

カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地域は土壌は石灰を含む岩と薄板状のマール土壌が主体で、僅かに砂質とシストが混じり込みます。この複雑な土壌は感想しがちでブドウ樹は地中深くの粘土層まで根を生やさないと十分な水分を得られません。現在ではビオロジックを採用してブドウ栽培を行っていますが、ブドウのみならず様々種の植物をブドウ畑に隣接させることでミツバチや、動植物との共存を進めているそうです。

 「有機的な栽培だけでは十分とは言えない。サンジョヴェーゼはマッサル
  セレクションによって色々なクローンの最良の樹を増やしてきた。
  更に森や動植物との共存を進め、次世代に僕達の伝統を残していきたい。」

  また、同時に、

 「自然な栽培環境とワインの美味しさは関係ない。」

  とも言い切るところに共感を覚えます(まったくその通りだよ!)。

現在、フェルシナがリリースしている「キャンティ・クラッシコ」は4種類。スタンダードな「キャンティ・クラッシコ・ベラルデンガ」、この「キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ベラルデンガ」、クリュ付きのリゼルヴァとして「キャンンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ」最後は、「キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ・コローニア」となります。

フォンタッローロは実は単一畑(クリュ)ではないんですね。そう、キャンティ・クラッシコDOCG認定の南端の畑と、そのさらに南のキャンティ・コッリ・セネージDOCG認定区画の2つの区画の畑からのブドウが混醸されており、キャンティ・クラッシコは端からから名乗れずVDT→IGTを名乗っています。キャンティ・クラッシコ地区は石灰質が主体、コッリ・セネージ地区は砂質、ロームやシルト質が中心となります。個性の違う2つの区画からのサンジョヴェーゼを混醸することで、複雑さに厚みを持たせています。

haあたり5,400本の株密度、厳選され収穫したブドウは除梗され圧搾されます。28度から30度に温度管理されたステンレスタンクで醸し発酵は16日から20日間。期間中は毎日パンチダウンとポンプオーバーが施され香味を抽出します。新樽と、一年落ちバリックの併用で18ヶ月から22ヶ月の熟成後させます。瓶詰め後は8ヶ月から12ヶ月の樽熟成後リリースされます。

さて‥状態は、表ラベルの白地部分もとてもキレイな状態です。小穴ひとつ‥微かな擦れがありますが、凝視しなければわからないレベル。キャップシールもキレイな状態ですね。すべてのボトルでくるくる回りますし、液面も十分な高さがありますので液漏れはないはずです。液色深く暗い赤でクリア。若い方が明るい感じがするのが不思議ですね。瓶底の凹み外周にはやや細かめの澱が沈澱しており、そこ部分でオーラになりますが、高さはなく、思い澱のようで基本沈みますので問題ないですね。状態はとてもいいですよ。2001年も超優良年のひとつですね。おいしい豚ロースとおいしいオリーブオイル、レモンを揃えてさあ飲みましょう。表記のアルコール度数は13,5度となります。

ワインアドヴォケイト/93点(D.T.)
The 2001 Fontalloro vies with the legendary 1985 of the house as the best in its distinguished history, packed and powerful with riper and sweeter fruit, rich sensations of dark chocolate, licorice, and road tar, and a dense, expanding finish which promises over a dozen years of high-class drinking ahead.(4/2006)

ジャンシス・ロビンソン/18,5/20(J.R.)
Lovely nose and very joyous fruit somehow. Lots of stuffing and fruit. Complete. A food wine par excellence! (9/2007)

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