Barolo Bussia 2018 Giacomo Fenocchio

ピエモンテ州の赤 > Barolo

更新履歴 2024/03/17
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バローロ・ブッシア 2018 ジャコモ・フェノッキオ
《イタリア/ピエモテン/赤/ネッビオーロ/フルボディ》

モンフォルテ・ダルバはブッシアに本拠地を置くジャコモ・フェノッキオ。創業は1864年では世代に渡りワイン造りを続けている歴史ある造り手です。現当主はクラウディオ・フェノッキオ。時間をかけた発酵と大樽での熟成という伝統的な手法を守り続けています。所有する畑は合計14haと規模は大きくはありませんが、カンヌビや、ヴィレッロという超銘畑も所有しクリュ・バローロをリリースしていますが、ジャコモ・フェノッキオのご自慢は、ブッシア畑、ブッシアからはバローロ・リゼルヴァもリリースしています。

海抜300m付近、南から西向きの5haの畑。エレヴヴィッツィアーノ(赤茶色泥炭土)と呼ばれる鉄分が豊富に含まれる粘土質と、石灰質の堆積物が混醸土壌。栽培されるネッビオーロのクローンは、ミケ、ランピア、ロゼの三種類で平均樹齢は35年。収穫したブドウはステンレスタンクでの醸しとアルコール発酵は40日間。醸し中は果帽で蓋をさせる伝統的な製法。これにより果皮に含まれるタンニンがゆっくりと抽出されます。発酵後はステンレスタンクで6ヶ月の熟成後、50hlのスラヴォニア産の大樽で30ヶ月、瓶詰め後約12ヶ月の瓶熟成期間を経てリリースとなります。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ALBEISAの共通瓶。ラベルはクラッシック(語弊あり)なデザインですね。基本モノトーンですが、ファスチャロッサ的な差し色もいい。グラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのボルドー型(ブルゴーニュ使い)。表記のアルコール度数は14,5度となります。色調は伝統的な(語弊あり)造り手らしく淡い色調ですね。確かにエッジにあるオレンジがネッビオーロですが、ピノノワールやネレッロマスカレーゼっぽいと書けばご理解いただけるかと思います。深いイチゴ。フレッシュさは微かにありますが、過熟感のない熟したイチゴ。黒と白、両方の微粉のコショウも少し入るスパイスのアクセント。イチゴにバラのアクセントのあるティー。口に含みますと、暗い土壌の風味に、スパイスを伴う果実味がしっかりと感じられます。非常にピュアでクリアな酒質、全体的にミネラルも感じますが、厚みのある‥ではなく、密度のある(厚みがないわけではない)果実味にさらに内包されるタンニン、酸味は伸びやかに各要素を引率します。まだ抜栓直後の一杯目ですが、サラっとしたタンニンが滑らせるように旨味を運んでくれますね。決して厳しいタンニンや酸味に支配させることなく、あくまでもネッビオーロらしい果実味が主体ですので、今すでにおいしい。瑞々しさがあり、14,5度とは思えない飲みやすさがある。少し温度が低めですが、余韻も十分ですね。時間経過で、旨甘味が増しますね。でも、モダンな感じではないんですよ。未熟さのないブドウで仕込まれた‥そんな感じがとてもおいしい。甘味も増しますが、渋みも増すなあ‥全体的に香味が開いてきたという解釈でいいですね(最初に閉じ感はありませんよ)。この手の濃厚さや樽の風味で食べさせるタイプではない現代的な(モダンでも古典でもない‥素の良さ)単体でもおいしいですが、食事が欲しいですね。でも、案外思いつかないのがネッビオーロなんですね。そこはバランス良好だからこそかもしれません。

二日目もグラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのボルドー型(ブルゴーニュ使い)。イチゴの香りクリア。ローズピップティーな茶葉の香りがふんわり。迫り来る感じではなくエレガントに開いてますね。飲み口に旨味が湧き出てますが、酸味も手伝って伸びる旨味がとてもいい。渋旨酸っぱい‥。ブッシアはモンフォルテの中でも結構果実味豊かなんでしょうね。華やかさもありますが、果実の香味が豊か、たっぷりある。パルッソのブッシアなんかは、もう少しモダンに感じるんだけれど、ジャコモ・フィノッキオはやっぱり伝統的(語弊あり)。色も淡いしね。王道の(語弊あり)バローロらしいネッビオーロ。初日よりも断然まとまりもありますね、初日はもう少し硬さを感じてたんでしょうね、二日目はしなやかに感じます。まだ若いビンテージですが十分に楽しめますよ。

三日目もグラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのボルドー型(ブルゴーニュ使い)。二日目よりもさらに香り開いてますよ。甘味を感じる果実香がしっかりなんだけども、やっぱりタンニンと繋がる紅茶葉の風味がありますね。緑茶ではないので青さはありません。飲み口はよりまろやかで奥深い。香ばしさと軽くスモーキーな風味もあり、薫香をまとう食材なんかが欲しくなりますね(スモークの香りは強くはありません)。三日目ともなると、すっかり馴染んでくるのでなおさら旨味を感じやすくなりますが、奥底にミネラルの張りはありますよ。やっぱりネッビオーロって華やかさがあるんですよね。やっぱ鰹出汁系だなあと思います。そんな鰹出汁と同じで、香りの膨らみがあるんですね。もちろん、深い旨味もあるんだけれども、内側と外側、相互にボディを感じさせる味わいや香りがあるんです。いいネッビオーロ、十分に今おいしい。

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