Langhe Sauvignon 2018 Marchesi di Gresy

イタリアの白ワイン

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更新履歴 2021/07/11
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ランゲ・ソーヴニョン 2018 マルケージ・ディ・グレシィ
《イタリア/ピエモンテ/白/ソーヴィニョン/辛口》

マルケージ・ディ・グレシーは12世紀から続くトリノの貴族、スイスの不戦条約にサインしたベネディット・ディ・グレシーを先祖に持つ名家。現在の当主はアルベルト・ディ・グレシィ氏で、1990年、彼の祖父の代に避暑と狩猟を目的としてバルバレスコの土地を購入したのが始まりで、1973年にマルケージ・ディ・グレシィを興し、バルバレスコを始めとするワイン生産を開始します。

所有するブドウ畑は合計35haで、バルバレスコ村のマルティネンガ、トレイゾ村のモンテ・アリバルト、カッシーネ村のモンテ・コロンボとラッセッラの4カ所となります。すべての醸造はその本拠地であるマルティネンガの醸造所で行われています。特にマルティネンガは著名な畑(区画)で、現在もグレシィ家の単独所有(モノポール)となります。

バルバレスコ地区は、グレシィの単独所有するマルティネンガの区画に広がる畑の一部とトレイゾに所有する畑、。海抜230m、250m、370mのおおまかに三ヶ所の畑で栽培されるソーヴィニョンブランが使用されます。収穫されたブドウは除梗と圧搾を経て、低温でのスキンコンタクト、温度管理されたステンレスタンクでのアルコール発酵が行われます。タンクの中で澱引きを兼ねて4ヶ月から6ヶ月の熟成後瓶詰め。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

グレシィはバルベレスコを含め基本ボルドー型瓶ですね(一部シャルドネはブルゴーニュ型瓶ですが)。このランゲ・ソーヴィニョンも、ランゲ・ネッビオーロと同じボルドー型瓶。バルバレスコは茶封筒のような色合いのラベル地ですが、ランゲ・ネッビオーロと同じく白地、茄子紺一色の文字やロゴは非常にシンプルかつ上品で質が高い(個人的に高得点です)。キャップスシールのシルバーも白地のラベルに似合ってます。コルクはディアム社製の4,5cm、表示のアルコール度数は13,5度。冷蔵庫キンキン温度、ちなみにグラスはザルトのユニバーサル型です。

少し薄めのほうじ茶が混じるレモンイエロー(キモいなおい)。ミネラル香には火打ち石のニュアンスがあり、柑橘の香りが主軸となりますが、なかなか厚みがありますね。エニシダ、白桃が少し、そのいわゆる猫系の香りは控えめで、イメージも黄色、緑の要素を感じさせないタイム、口に含みますと、シャリっとした氷菓なミネラルがありいい。味わいも柑橘が主体ですが、ほんのりと甘味があり、ほんのりなんだけど、甘味にもシャープさがありますね。新鮮な酸味があり、微かな塩味と苦味もあってとてもおいしい。というか食欲そそり系。

柑橘搾り系+イタパセなどのやっぱり緑のハーブがあれば、豚肉だろうが、白身魚だろうが、少々のバターも加えたソースもあり。そうだそうだ、いつぞや凝ってたサルティンボッカなんかもいいんじゃないか、セージとも合いそうですね。ここは、このワインの心底にあるハーブが、モノホンのハーブと合わせることで、補填しつつも引き出させる作用が期待できますね。ボディ感はなかなかある。余韻も長いよ。ヒエヒエの柑橘の爽快さはもっと軽やかなのかと思ったら、そこそこボディもあるし密度にヌケもない。余韻も長いとなると‥なるほど。ガヤのアルニテ・ディ・ブラッシカと比較したらアカンと思うが、どっちも、ミネラルしっかりしとるのよね。でも、しっかり果実味があるので、ミネラル推しではない。

シャルドネ同様にピエモンテのフランス白品種ってなかなかいいのよね。アルト・アディジェやフリウリと比較しても遜色ないし、どこか、ちゃんとしてる。佇まいがスクッとしてるんだな(非常に抽象的ですね)。

まだ一杯目ですが、ほどよく旨味も出ています。サッパリと飲ませるタイプではありませんが、濃厚でもない。もう少し飲み応えが欲しいなあ‥のカユイところに手が届くタイプですね。

二杯目は13度に上がりました(一杯目は未計測)。そのエニシダのような黄色の花の香りに隠れるスパイスや、緑のハーブの香りも複雑に絡み合いますね。ほんのりと苦味のある香りがあり、味わいにも少し苦味がある。酸味と刺々しさはありませんが、丸く収まるわけでもない。少し苦味のあるオリーブオイルの風味があるんだな、そうだそうだ。オリーブオイルだ。で、どこかナッティ差を感じるのは、粘性は感じてないんだけど、どこかオイリーな風味があるからなんだな。

温度が15度を超えるとグンと旨味が増しますね。少しミンティな白いハッカ系の風味も出てきます。温度が上がっても嫌な酸味は出てこないのもいいですね。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサルです。温度は9,2度。少し猫っぽさも出てきましたが、初日同様に果実香はなかなかボディありますね。やはり火打ち石のようなミネラル香があり、黄色の花と柑橘。飲み口は新鮮ながら、少し胡椒がピリっとするようなスパイスのリズム、グレープフルーツの房の皮の苦味と、ほんのりとした甘味ある果実味がおいしい。結構、終盤に向けて味わいがしっかりあるんですよね。そして余韻も長く続くので、ワイン単体でも満足感ありますね。最初の一杯をこれで、そうそう、最近、ホワイトバルサミコを使い出しましてね。もちろんお酢なのでサッパリなんですが、ボディあるんですよね。まろやかだし、ホワイトバルサミコいいですよ。サーモンとかマリネしちゃうの、ディルとか乗っけて、それとこれ、いいんじゃないかな。

三日目はヴィノムのキャンティ型。冷蔵庫キンキンの8度となります。表面積が狭い分、ザルトよりは香りの量は少なめですが問題ありませんね。氷菓のようなシャリっとしたミネラル、エニシダと柑橘、苦味も変わらず。決して窮屈ではありませんし、小振りなグラスとなりましたが、座りはいいですね。まとまってます。三日目となるとともすれば、酸もユルくなりがちですが、そんなことはない。おいしいまんま持続していますよ。逆に酸味もクッキリしててとてもいいですね。低めの温度、グラス小振りだと香りの量は減りますが、味わいはしっかり開いてます。猫系と緑々しいハーブは控えめですが、ソーヴィニョンブランらさしさはキッチリと感じます。軽やかではないが、重いわけではない。ほどよい密度、ヌケのない良質のソーヴニョンブラン、実はバルバレスコ地区はソーヴニョンやっぱいいのよねー。

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