Barolo Vigna Rionda 2004 Luigi Oddero
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バローロ・ヴィーニャ・リオンダ 2004 ルイージ・オッデーロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
現在ランゲ・ネッビオーロ2016年を扱っているオッデーロは、兄の(たぶん)ジョヴァンニが継いだアジェンダ。そしてこちらのオッデーロは弟の(たぶん)ルイージが継いだアジェンダ。イタリアも相続のタイミングなどで、畑を含む土地を分けることになり、そこで兄弟違う道を歩むなんてことはままあることですね。とはいえ、両方とも同じラ・モッラを拠点としていますし、著名なクリュの畑も分けることになったのでしょう。ルイージ・オッデーロもリオンダを相続しています。ルイージ・オッデーロが所有するのは、リオンダの中でも海抜350m付近にある0.8haの区画。収穫されたネッビオーロは16日から20日間の醸し発酵の後、春にかけてマロラクティック発酵が施されます。フランス産の中ダルで36ヶ月の樽熟成後、24ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。
さて‥状態は、いわゆるオッデーロのラベルとはデザインが違いますが、ルイージ・オッデーロらしいデザインとなります。表、裏ともにクリーム地のラベルは比較的キレイな状態。ああ、ちょっと打ち傷的な小穴のあるボトルもありますが、特に擦れや汚れはありませんね。キャップシールはとてもキレイな状態で、シール裾に横巻きのピンクの帯封も発色良く真新しいいと感じるほど。裾に横巻きですのでくるくるとは回しませんが、シール裾までしっかりと液量があり、液漏れはないはずです。色調はまだ深みを感じるネッビオーロらしい赤、透明度がありますね。瓶底の凹みには、いくつかの塊になった澱が転がっていますが、モヤりのない澱で量も適量、問題ありません。状態はとてもいいですね。2004年はもちろん超優良年のひとつ。フランス産の中樽36ヶ月というのもおもしろいですね。十分に熟成させてからリリースされていますので、今飲むにもいいかも?と想像しています。
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