Etna Rosso 2017 IDDA(GAJA・GRACI)【第二回販売分】

シチリア州の赤

更新履歴 2020/11/09
販売価格

5,500円(税込)

在庫数 SOLD OUT

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エロナ・ロッソ 2017 イッダ(ガヤ・グラーチ)
《イタリア/シチリア/赤/ネレッロマスカレーゼ98%、ネレッロカプッチョ2%/ミディアム》

アンジェロ・ガヤは90年代後半に友人でもある醸造学者、ジャココモ・タキス氏からエトナの高い可能性、素晴らしい気候に関しての情報を得ており、かねてからエトナに興味を持っていたそうです。しかし、ピエモンテを拠点とするアンジェロ・ガヤにとってエトナという地域、気候風土に関する深い知識はなく、当時はピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータ(モンタルチーノ)や、カマルカンダ(ボルゲリ)のプロジェクトが始動しており、関心はあるものの、エトナに関しては夢を見ることもままならなかったようです。

アンジェロ・ガヤとアルベルト・グラーチが出会ったのは2015年のこと。アルベルトと彼の家族との親交の中から、エトナの文化や土地への深い好奇心は増幅され、一緒に‥という欲求が湧いたそうです。アンジェロ・ガヤとアルベルト・グラーチの二人のマエストロとしてのアプローチ、尊敬、愛情に基づいて2016年にジョイントベンチャーを設立することになりました。

「後悔が夢よりも大きい時に老いが始まると考えている。
 エトナはしばらくの間、心の中にしまっていた。
 プロジェクトも始まったばかりで、ワインの本質に応じて
 前進していくだろう。
 しかし、エトナはランゲと同じくエレガントで謎めいた、
 魅力的なワインを作ることができる場所である。
 気候変動の課題も考慮に入れた上で、エトナのブドウ畑が
 ヨーロッパで最も標高が高いこと、そして収穫期が大陸で
 最も遅いこと、これらが重要だと感じる。」
               〜アンジェロ・ガヤ〜

「アンジェロ氏と私のエトナへの見解は一致しいている。
 我々はその見解を実現するために懸命に努力し、優雅さと
 熱情を期待している。
 地球上でこの品質のワインを生産できる場所は非常に少なく、
 エトナはそのひとつである。
 我々はエトナが何よりも、そして誰よりも強いことを知っている。
 よってこのベンチャーに謙虚に取り組む。
 エトナ山が我々の作るワインのアイデンティティを決定づけ、
 我々は従う。火山に従うのである。」
              〜アルベルト・グラーチ〜

ガヤとグラーチによるこのジョイントベンチャーはお互いの好奇心、たゆまぬ学習・成長・意欲・向上心のもとにあります。エトナは並外れた歴史を持っており、イタリアではバローロとバルバレスコに続いて、赤ワインの Menzione Geografica Aggiuntiva となった地域だそうです。また、白ワインに関してはイタリア全土で初めてのMGAとなった地域なのです。

エトナで最も発達し、需要な品種はネレッロ・マスカレーゼでエトナのブドウ作付け面積の80%を占めるが、我々は白品種であるカリカンテにも注目している。エトナの白ワインとして、適度なアルコールやシャープな酸味とともに、非常に複雑で熟成の可能性の高い品種という認識である。

また、エトナは北側斜面にすばらしい生産者達が集まるが、南側の斜面に注目するという型破りなアプローチを行なっている。南側は、エトナの「逆側」と呼ばれることも多いその地に。この南側という忘れられた地域にはベネディクト派の僧侶から、スピタレリ男爵(1866年にラベルにエトナを記した最初の生産者)までの輝かしい歴史がある。しかし、十分に開拓され高い評価がすでに確立されている山の北側の斜面に比べると、南側はまだまだ開拓されてはいない。南側の斜面では、標高、方角、土壌の種類を幅広く探求することができる。我々は熟成の遅い品種であるカリカンテには奥深く複雑な骨格と共に、いきいきとした酸味を期待している。

ガヤとグラーチのコラボレーションは、南斜面の発見であり、エトナでのブドウ栽培を経験したことのないガヤと、南側での栽培をしたことがないグラーチ、双方にとって新たな学びであり、創造的な冒険、挑戦でもある。

「イッダ(IDDA)」は、シチリアの方言で「彼女」を意味し、シチリア人はエトナ山を愛情と畏怖を込めてそう呼ぶ。エトナは単なる山ではない。呼吸をし、アイデンティティと人格を持ち、短期で気まぐれだが、その民が日々頼る母親のような存在である。芸術家で知識人のイエル・パオロ・パゾリーニの言葉の通り、エトナは魂の場所である。死と生、聖と冒涜、雪と炎、光と闇、楽園と地獄、二元性と矛盾の無限の源である。

ラベルデザインは溶岩(赤)と海(白)の色。立体的なエトナ山の高さ、ブドウの段々畑など様々な側面を連想させる。螺旋はシチリアで周期的な連続性や拡大、発展を表現するシンボルであり、自然界に存在する日常的な幾何学模様のひとつ。宇宙の発展、人間のDNAや指紋、貝殻や鳥の飛行、水の渦、溶岩のうねりまで‥森羅万象すべてが螺旋状に動く。また女性の象徴でもあり、生産力、宇宙の生成力、生命の謎に結びつく。

イタリアの他の地域と比較するとエトナの土壌は非常に若く、1,000年ほどのものもある。絶え間ない火山活動と密接に関係し、非常に複雑で同じ区画でも深さや構造は大きくことなることも少なくない。土壌は70%から80%は砂質で、水はけは良いが、肥沃度が高く、鉄ど銅が豊富で石灰岩は少ない。エトナの各ブドウ畑は多大な努力によって岩を動かし、段々畑を作り、火山から買いた開墾した土地で育てられている。砂と火山灰の土壌は非常に軽いので穏やかな斜面でさえ滑落を引き起こす。

土壌は様々な大きさ、形状の火山灰、火山礫、岩の層で覆われており、種々の爆発性噴火による堆積物、または組織の厚みの異なる玄武岩溶岩流(シチリアではシャーラと呼ばれる)の堆積物である。解けた小川によってもたらされた岩屑や、日々の火山灰もそこに加わる。

イッダの新しい醸造所はベルパッソで、2022年の収穫に間に合うように建設中である。それまでのワインはパッソピッシャーロにあるアルベルト・グラーチのアジェンダで醸造される。

ブドウを栽培する畑に関しては、様々な土壌、気候の特徴を見つけ出すために、土壌の個性が明確で気温、標高、日照量におけるバリエーションの異なる場所を探求している。ビアンカヴィッラ、ベルパッソ、タルタラチの3地区となる。

【ビアンカヴィッラ】

ジョイントベンチャーで購入した最初の区画で、現在ブドウが実る畑のある唯一の場所。土壌はエトナDOCの呼称全体の中でも最も古い(6万年:エリッティオコ時代)、古い溶岩流に由来し、色は通常よりも薄く酸化プロセスが長いことを示している。小石は小さくて丸く、より古い分解状態を示している。

標高:630mから820m
総面積:21ha。うち15haにブドウが植樹されている。

10haは1975年に植樹されたネレッロ・マスカレーゼのブドウ畑2017年、2018年のエトナ・ロッソDOPはこの畑からのブドウで作られる。1haは1075年に植樹されたカリカンテのブドウ畑で2018年、2019年のエトナ・ビアンコDOPはこの畑から作られる。2017年に植樹された4haのブドウ畑は2020年以降(2019年かもしれない)使用される。

【ベルパッソ】

我々が所有するベルパッソの敷地は「ダガラ」と呼ばれる。溶岩流が分岐して合流することによってできた島状の土地であり、岩の真ん中で宝石のように抱かれている。貴重な、成長もほとんどない背火山岩の広大な荒地に囲まれている土地の肥沃な区画が印象的。最大80%の高い砂含有量。区画は3つの標高と、3つの異なる組織の土壌を持つ。最も標高の高い部分では土壌の色がより黒くなる(≒若い土壌)。真ん中は淡い色の土壌でより古く、それよりも高い土壌よりも活発ではない。一番低い部分では土壌の下には砂が多く、その上に不規則な岩がある。ビアンカヴィッラと比較すると土壌はより豊かで若いほど有機物が多く、より湿気のある多孔性の岩が多い。

標高:600mから620m
総面積:21ha。うち4haにブドウが植樹されているがエトナDOC外。

4haには2019年にカリカンテが植樹され2022年収穫分から醸造を開始予定。

【タルタラチ】

ブロンテのコムーネにあるのが、コントラーダ・タルタラチ。イギリス海軍総督ホレーショ・ネルソンがかつて所有し、その前はブルボン王室が所有していた。所有する畑の中で最も標高の高く風が強く寒い。ネレッロマスカレーゼには厳しい土地だがカリカンテには好ましい高度。この土地は現在評価中で、枯れてしまったブドウ樹や品種の畑が放置されており、主にネレッロマスカレーゼやグルナッシュが一緒に植えられていたようだが、カリカンテや早熟のグレカニコ、極少量ながらミネッラも栽培されていた形跡がある。今後生産するには、再び開拓の必要がある。

標高:970m
総面積:5ha

■カリカンテ

カリカンテはアニスと柑橘類のノート、リースリングやシュナン・ブランと同様の前駆香のあるピュアで優雅なミネラル感を持つ。独特の塩味のある余韻と、鮮やかな酸味を持ち、最高の状態では熟成ポテンシャルが高い。非常に成熟の遅い品種で、完璧なタイミングでの収穫が難しい。早すぎると香りが出ず、遅すぎると酸味が失われる。他の品種は最善の状態にするためには除葉が必要だが、カリカンテの黄色の暑い歌碑は日焼けに非常に敏感で、日陰で熟さねばならない。

■ネレッロカプッチョ

ネレッロマスカレーゼとは対象的で、典型的な濃い紫色をもたらす厚い果皮と、砂糖漬けのフルーツや熟したチェリーの豊かな香りを持つ。植樹はかなりまばらで、火山の南側の斜面でよく育ち、温暖な気候と乾燥した風によってネレッロカプッチョが非常に敏感な病気であるウドンコ病のリスクを軽減する。

■ネレッロマスカレーゼ

もともとはマスカリの街(タオルミーナ近くの海辺)から生まれた品種で、エトナ山の斜面の海抜400mから1000mで栽培される。色はネッビオーロやピノ・ノワールのように淡く、優雅でミディアムボディ。優れた熟成の可能性を持つ。香りは薄く、非常に繊細なので醸造段階ではなく、栽培時での管理が重要な品種である。生命力の強い品種で完璧な成熟の時期は非常に短い。完全に熟すには時間がかかるが、糖分と潜在的に高いアルコール含有量の急増をさせるために、熟成の可能性を犠牲にしても速やかに収穫する必要があることもある。


この記念すべきファーストビンテージとなるエトナ・ロッソ2017年は、ビアンカヴィッラ地区で1975年に植樹されたネレッロマスカレーゼ(98%)と、混植されているであろうネレッロカプッチョ(2%)で構成されます。醸造はアルベルト・グラーチのアジェンダで行われ、大樽とセメントタンクの併用で21日間のアルコール発酵とマセレーション、大樽とセメントタンクの併用で24ヶ月の熟成後瓶詰めされます。

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