Langhe Rosso 2015 G.D. Vajra

ピエモンテ州の赤 > G.D.Vajra

更新履歴 2017/12/03
販売価格

2,080円(税込)

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ランゲ・ロッソ 2013 G.D.ヴァイラ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラ、アルバロッサ、フレイザ、ピノ・ネロ/ミディアム》 

当主はアルド・ヴァイラ氏で、婦人のミレーナ、息子のジュゼッペとの家族経営。元々アルドの父親はワイン造りやブドウ栽培に従事していなかったものの、祖父が所有していた0.3haの畑と、樽の枠を相続しワイン造りを開始したそうです。転機は1986年、バローロ地区が雹害の影響でほぼ壊滅状態になった年、ただでさえ不況の真っ只中で多くの生産者が廃業する中、諦めずに借金をして畑を買い増したのが功を奏したそうです。

伝統的なスタイルでその理念も明白。

 「美味しいのは当然。"安全"で"清潔"。そして"美しい"ものでなければならない。
  そしてリンゴジュースを飲んだらリンゴの味しかしてはいけないのと同じように、
  バローロを飲めばネッビオーロの味がすべき。
  樽由来の甘味やタンニン、香も必要ない」

一部大樽を使用しますが、発酵は基本的にステンレスタンク。自然酵母でゆっくりと発酵を進めます。タンクのあらゆるところで糖分が二酸化炭素を作り、果帽を押し上げることが重要で1日に2回、櫂入れを行います。ネッビオーロはカベルネやメルロと違い、果汁にアントシアニンや色々な要素(香味成分も果皮に多い)を含まないのでこの櫂入れ(フォラトゥーラ)の作業を重要視しているそう。特に樹齢の高いネッビオーロは、収量が落ちるだけれはなく、果実そのものが小さくなる。小さい果実は、果汁に対する果皮の比率が若樹からのブドウよりも高くなる。よって一層櫂入れを行い、果皮からの香味成分などを引き出す作業が重要になる。

 「果皮比率の高い高樹齢のネッビオーロは多くの要素をワインに与える。
  高樹齢であれば角の抽出も必要なく、適度な櫂入れを施せばバローロ
  は偉大さを備える」

そんなヴァイラのランゲ・ロッソが実に興味深い。元々は自家消費用として造られた‥だそうだが、品種構成はネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラが主体となりますが、アルバロッサ、フレイザ、ピノ・ノワールなども少量ブレンドされているようです。

基本的に、ヴァイラが所有する各畑の若樹を醸造したワインの寄せ集めとなるようで、8日から10日間の発酵とステンレスタンクでの14から16ヶ月の熟成が施されますが、一部は樽熟成させたものも含まれるそうです。若樹からのブドウは端からこのランゲ・ロッソとなるかもしれませんが、樹齢などをふまえた区画ごとの醸造段階でネガティブにセレクトされたロットが最終的にブレンドされる可能性があるのでしょうね。

このスペックを思うとヴァイラの最終的寄せ集めな廉価版という烙印が押されることになりますが、これがなかなかどうして‥多品種混醸のメリットである複雑さもありますし若い樹ならではのフルーティーな香味、とてもエレガントでスムース。バランスのよいワインに仕上がっており、試飲してすぐに気に入りましたね。

もうひとつお気に入りの点は、ランゲ・ロッソDOCには国際品種のブレンドも認められておりますのでついカベルネ系品種をブレンドしてモダンなスタイルに仕上げる生産者が多いなか、あくまでもランゲの、ヴァイラのワインの(廉価版ながら)集大成的なのがいいんですよね。ただ、ヴァイラの場合、ピノ・ノワール単一のワインも醸造していますので、ピノ・ノワールは混醸されますが、カベルネ系のように、土着品種を覆い尽くしてしまうわけではないのがいいんです。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味(2015年)


伝統のALBEISAの共通瓶。この2013年から少し表、裏ともにラベルに変更がありますが、ヴァイラらしいクラシカルなロゴや紋章、繊細なフォント使いに、このランゲ・ロッソやモスカート・ダスティは、ペン画に鮮やかながらやんわりとした水彩で色づけられた花や葉、果実の絵が飾られとても愛らしいエチケッタになっていますね。キャップシールの紫色もなかなかよろしい。コルクは2013年よりも質は高くなりましたが、まあ、もうひと頑張りの4.5cm。グラスはヴィノムのブルゴーニュ型。表記のアルコール度数は2011年が13度、2012年、2013年に引き続き13.5度となります。

暗さ、黒さもありますが、決して濃くはない赤が艶やかですね。熟度を感じる甘味な香りある果実は赤と黒でふんだん。2013年にも感じましたが、少しシナモンスティック的なスパイス香、胡椒、甘くなるまで詰めたバルサミコ。赤いハーブ、紫の花。

口に含みますと、白い岩的なミネラルが溶け込んだ果実味に、スミレやバラの香り。色んな品種の混醸ですが、それが上手くレイヤーになる複雑さがある。どこか野暮ったいんじゃないかな?と思いそうな品種構成ですが、これがなかなかどうしてとてもピュアで洗練された果実味が複雑。雑味もないしね。雑でないのは、酸味やタンニンも同様で、ほんとよくまとまってますね。このワインも2015年のバランスの良さが利点と思います。

こういう多品種混醸のワインは、どれかが、どれかに合う、寄り添う‥つまり、一部でもそこでアッビナメントが成立つるのも使いやすい。値下げも嬉しいですね。ピエモンテらしさ絶好調ですが、この価格は‥かなり破格。ビッビアーノのCCなどと同様にカテゴリーキラーになるかもしれません。

甘味に旨味もすでにありますね。初日一杯目から十分に旨い。というかヴァイラ、個人的に好きなんだよね。この造り手。

二日目もヴィノムのブルゴーニュ型。少し色が淡くなったように思いますが気のせいかな?バラを主体にスミレのヒント、果実香も馴染んでとてもエレガント、押し付けがましくない開きは上品、でも弱さはまったく感じなず、キチンと複雑な香りがある。

というか二日目の方が、いい意味で揮発‥外へ開こうとする勢いすら感じますね。口に含みますと、これまた真っ当なミディアムなボディ、行き渡る酸、果実味もしっかりなんだけれども。やはり野生なチェリーやベリー系のフルーツもあり、スパイス感も満載ながら、これは旨いなあ。低価格帯ながら複雑さもしっかり価格帯のクラスを越える。

赤かあいキュンとした酸味ある果実もとてもいいですね。こういうの、絶対イタリア料理に合うんだよ。

三日目もヴィノムのブルゴーニュ型。グラスはオヴァチュアあたりでも大丈夫だろうし、ボルドー型でも問題はないと思いますよ。多品種混醸なので、グラスによって表情も違うかもしれませんね。

なんて書きながらグラスに注いだら、ヴィノムのブルネッロ型やんか!まあ、いい、そう、書いた通り、グラスはそう選ばないはずなのですから(移し替えるればいいんだけども、せっかくなので)。そもそも、ヴィノムのブルネッロ型はボウル部分はボルドー型やシラー型と共通ですが、カット位置が低くそういう意味ではブルゴーニュ的なニュアンスもあるグラスなのさ(言い訳じゃない)。

相変わらず香りは複雑、スパイスと野生のフルーツミックスがいい感じ。味わいにもそれらが顕著ですが溶け込んだミネラルを持つ果実味が丸い。酸味、渋味ともに感じるものの、イガイガしない、雑じゃないのがこのワインのいいところ。2,080円税込なんでしょ?うーん、これはピエモンテ好きには堪らない一本に仕上がっていますよ。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味(2013年)


伝統のALBEISAの共通瓶。この2013年から少し表、裏ともにラベルに変更がありますが、ヴァイラらしいクラシカルなロゴや紋章、繊細なフォント使いに、このランゲ・ロッソやモスカート・ダスティは、ペン画に鮮やかながらやんわりとした水彩で色づけられた花や葉、果実の絵が飾られとても愛らしいエチケッタになっていますね。キャップシールの紫色もなかなかよろしい。2012年まではバックラベルに飲み頃(3年以内)の情報もありましたが2013年はありません。ビンテージ表記もバックラベルのみだったのですが、表ラベルにも記載されるようになりました。ラベルはいい感じなのですが、コルクはチープな4.5cmなのはどうにかして欲しい。グラスはヴィノムのブルゴーニュ型で始めましょう。表記のアルコール度数は2011年が13度、2012年とこの2013年は13.5度となります。

透明度があり、向こうを見透かすことはできますが深みのある赤。決して明るい透明感ではなく、しっかりと密度のあるピノ的な色合い。熟度を感じる赤や黒のチェリーな果実味は、決してチャーミングなだけではない。熟度を感じさせる果実本来の甘味があり、シナモン、黒コショウ、煮詰めたバルサミコのヒント。香りにはしっかりと完熟感があり未熟さはない。

口に含みますと、セミドライのスミレやバラ、未熟かつ洗練されない酸味は皆無‥かつ、果実味にまろやかさを感じます。とはいえ、ドが付くほどミディアムで、13.5度のアルコールも軽やか。非常にスムーズに赤い果実達が喉を通ります。バルベーラやアルバロッソを感じながらも、ネッビオーロやピノ・ネロの洗練も感じます。

うん、旨いね。

二日目もヴィノムのブルゴーニュ型。華やかですね。果実香に厚み、香りからもなめらかさが伺えます。しっかりと熟度も感じます。多品種混醸らしい複雑な香味が継ぎ目なく‥というよりも幾重にも感じます。うん、お値段の割には良く出来てる。そして、トスカーナじゃない‥ピエモンテも感じれるからなおさらいい。

三日目もヴィノムのブルゴーニュ型。木質っぽさにも通ずるミネラル香、しっとりと馴染んでほんとに旨い。しみじみとしたミディアムで疲れない。

多品種混醸はある意味寄せ集め的ですが、幾重にもなバランスが取れてるのがすばらしいですね。飲み疲れない程よさも兼ね備えていて、確かにピエモンテを感じさせる。嬉しいお値段‥これは使えますよ。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味(2012年)


伝統のALBEISAの共通瓶。ヴァイラらしいクラシカルなロゴや紋章、繊細なフォント使いのラベルはクラシカルなデザインですが、このランゲ・ロッソやモスカート・ダスティは、ペン画に鮮やかながらやんわりとした水彩で色づけられた花や葉、果実の絵が飾られとても愛らしいエチケッタになっていますね。キャップシールの紫色もなかなかよろしい。バックラベルには3年以内が飲み頃だよーんの記載。コルクはまぁまぁの4.5cm、グラスは迷ってオヴァチュア。なお、表記のアルコール度数は2011年よりも0.5度高い13.5度となります。

思ったよりも黒や紫な深みもある赤は決して薄くはありません。グラスに注ぐ途端に香りが広がりますね。よく開いています。赤、紫、黒のベリー達。少しシナモンとコショウ。昨年よりも少し度数が高いですがそうは感じさせません。ヴァイラらしい果実香に完熟感があるんですよね。ランゲ・ロッソ‥とはいえ、何も軽いワインというわけではありません。

口に含みますと、なめらかな輪郭からすでに旨味を感じますね。ほどよい厚みもありますしとても落ち着いた酸味があります。前ビンテージと比較すると赤よりも紫や黒の果実要素が多いかな。旨味があり、アルコールではなく果実由来の甘味もある。余韻も結構長いのですよ。うん、旨い。

二杯目はさらに旨味も増す。まだ若いはずなんだけれども、抜栓直後から香り開き、旨味もあるのがいいですね。酸味や渋味のレベルも十分でとてもわかりやすい密度、濃さも感じられる。多品種ならではの複雑さ、なんとかどれかの品種が拾ってくれる感じ。

実はアジフライ。レモンも添えてあるが串カツソース。ウスターじゃないから少し甘味≒旨味があるのだがこれがまたこの赤と合う。

二日目のグラスはサイズアップしてヴィノムのボルドー型。しっかりと完熟したフランボワーズや、アセロラなど酸味も伴う香りに、深いベリーの厚みも感じますね。飲み口はとてもまろやかになり、まとまっています。酸味も増えて感じますが酸っぱい酸味ではありません。いや、旨酸っぱさに大人のチャーミングさ‥うーんチューイング・ぼーん。

フラワリーな香りも複雑ですが、それ以上に果実香も複雑。スパイスもあるしね。これぞ多品種構成の醍醐味。昨年同様に、軽やかなタイプではないが、国際品種的なモダンさではない。土着で構成された現代的なワインで、田舎っぽさをファッションとするお洒落さん。

三日目はやはりグラスはオヴァチュアに留めておく。マラスキーノチェリー、酸味もあるがキッチリと熟した香りも。スパイスも心地よいですね。フラワリー過ぎないのも好み。うん、まろやかな旨み、まとまってますね。素直に美味しい。

密度も高く、ミネラルも分厚い。このまとまった三日目が一番の好みかな。もちろん初日から美味しいんだけどね。昨年も書いたが、寄せ集めかもしれない共通セカンド+αな多品種構成が面白いし、これが上手く機能している。ワイン単体でも結構楽しませてくれるが、やはり何かしら口にしたい。多品種構成がゆえに、何かしらが合うかもしれないし、そういう気遣いせずとも食事栄えするタイプ。2012年もオヌヌメね

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