Etna Rosso 2015 Benanti

シチリア州の赤

更新履歴 2018/02/17
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2,380円(税込)

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エトナ・ロッソ2015 ベナンティ
《イタリア/シチリア/赤/ネレッロマスカレーゼ80%から85%、ネレッロカプッチョ15%から20%/ミディアム》

1800年代末、ジュゼッペ・ベナンティがカターニャのヴィアグランデでワイン造りを開始しますが、相続時の財産分与を繰り返した結果畑は細分化されます。1988年、初代ジュゼッペの孫にあたる現当主ジュゼッペ・ベナンティが畑を買い戻し、エトナのワイン造りの復興に動きだします。

当時エトナのワインは単にシチリアのワインのひとつでしかありませんでした。しかし、類を見ないエトナ特有の条件、標高の高さ、樹齢の高さ、火山性土壌を活かしたエトナ特有のワインを表現することで現在の「エトナワイン」と呼ばれるようになったのです。現在ではシチリアで産出されるワインの6%を占めるまでになります。

ベナンティはエトナの全てを知り尽くしています。最も良いとされる北斜面はもちろんのこと、東、南、西、すべての斜面に畑を所有しています。

 「標高は一番低い畑でも500m。最も高い畑はブドウ栽培の限界を超えている
  と言われる1,200mでカリカンテを栽培してる。」

近年注目の産地となったエトナ。マルク・デ・グラツィア(テッレ・ネレ)や、アンドレア・フランケッティ(パッソピッシャーロ)の進出で一気に知名度も揚げ商業的にも成功した産地と言えます。もちろん、地元シチリアの大手生産者や、若い造り手も増えました。ベナンティはそんな状況にも寛容ですが、

 「飲み心地が良くタンニンも少なめでブルゴーニュのような新しいエトナ
  も素晴らしい。でもベナンティは古典であって変わってはいけない。」

近年はネレッロ・カプッチョを軽視する動きには否定的。マスカレーゼとカプッチョの混醸こそがエトナのワインという思想。

 「カプッチョは酸度、タンニンともに少ない。確かにマスカレーゼの方が
  優れている。しかし、混植することで互いの欠点を補い合う。」

硬いミネラルにやわらかさを与えるのがカプッチョの役割でそれがエトナの個性。ベナンティはエトナの古典であり、開拓者でもあるんですね。

そんばベナンティは今回ご紹介するスタンダードなエトナ・ロッソ以外にクリュを名乗るエトナ・ロッソも醸していますが、新しい生産者達とは違うクリュなのも注目です。また、あえてネレッロマスカレーゼとネレッロカプッチョを混醸せずに品種名でリリースするなど、エトナの土着品種の個性を多様に表現しています。

さて、このスタンダードなエトナ・ロッソの品種はネレッロ・ママスカレーゼが80%から85%、ネレッロ・カプッチョが15%から20%ビンテージによって異なる模様。海抜は450mから900m、北側斜面、南東、南西の斜面のブドウが混醸されています。2013年までは北側斜面カスティリオーネ・ディ・シチリアのヴェルツェッラ区画のブドウのみが使用され「ロツソ・ディ・ヴェルツェッラ」を名乗っていましたが2014年からは混醸の利点を醸し出しているようですね。

haあたりの株密度は6,000本から8,000本で、その樹齢は10年の若樹から60年に至る古樹までが混醸されています。手摘みで収穫されたブドウは除梗され25度に温度管理されたステンレスタンクでの20日から21日の長期の醸し発酵。発酵後のワインは80%はステンレスタンクで熟成されますが、残りの20%はフランス産の古樽(バリック)で8ヶ月から10ヶ月の熟成を経てブレンドされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

エトナは撫で肩瓶が似合いますね。ブドウを持ったデブの画(お前が言うな!)。コルクは並質の4.5cm、グラスはヴィノムのブルゴーニュ型、表記のアルコール度数は13度となり2014年よりも0.5度低い表記。決して薄いわけではない淡い色合い。エトナを感じる火山性土壌のミネラル香は、硫黄香ではないが、どこか温泉、あくまでもイメージですがラジウム温泉の香り、つまり鉱物的なんでしょうね。そこにイチゴ、小さな赤いベリーとチェリーの果実香が楽しい。これぞザ・エトナなスタンダード感がとてもいいですね。閉じはまったく感じません。

口に含みますと、キチっとしたミネラル味、塩味も感じます。旨味はありますが、甘味に逃げない酒質。抜栓後すぐの一杯目ですが、旨味のまろやかさもあり飲みやすいですね。すぐに飲めるはスタンダードクラス必須の要素。少しカカオなほろ苦さあるタンニンと、瑞々しい酸味もありこれは食中酒だなあ‥を実感。イチゴ系の果実香もありますが、それだけじゃない、エトナらしい土壌、ミネラルがあり、これはもうブルゴーニュ(ピノ)的とは言わせないぞ。

味わいにしっかりとエトナのミネラル味が溶け込んでますね。色は淡いですが、味わいに不足感はありません。

二杯目はなお良い。若いビンテージらしいですね。よりなめらかに、しっとりとまとまり感も出てくる。クドくない旨味がとてもいい。少し火山性土壌の鉱物的な部分の中に鉄分、血っぽさがある。

二日目もヴィノムのブルゴーニュ型。13度という程よいアルコールのボリュームはとても飲みやすさに貢献しています。ミネラルがまろやかですね。そこの赤い果実達がキレイに溶け込んでいます。初日より火山性土壌由来の黒いミネラル、鉱物っぽさは控えめ(後ろ)、果実味が前ですのでなおさら飲みやすいですね。

初日に感じましたが、カカオっぽさがとてもいいですね。スパイスや渋味に通じる部分で、決して樽系のコーヒーやローストではありません。おいしいですね。

三日目もヴィノムのブルゴーニュ型。一般的なボルドー型でもいいと思いますよ。ただ、ヴィノムのブルゴーニュ型でも耐える酒質ということ。もちろん表面積も広いので香りの量も増えますしね。初日から一貫したベナンティのエトナワインらしい火山性土壌由来のミネラルの香味と、赤いベリー、チェリー達。三日目ともなるとそのまとまりもあり、よりなめらかさが出てきますね。ほどよいミディアムボディでアルコール感が浮き足立つことなく飲みやすい。

うん、やっぱりこの価格は嬉し過ぎます。エトナの赤として、イタリアの赤として、ベーシックな一本、食事映えもする使いやすさも嬉しいですね。

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