Barolo 1989 Beni di Batasiolo
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バローロ 1989 ベーニ・ディ・バタジオーロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
ベーニ・ディ・バタジオーロ社はピエモンテ州でもなかなかの規模を誇る生産者のひとつ。本拠地であるラ・モッラ村にはチェレクイオやブルナテを。モンフォルテ・ダルバにはブッシア(・ボファーニ)、セッラルンガ・ダルバにはこのバタジオーロ社のフラッグシップとなるブリッコリーナの畑を、その他バローロ村にもクリュを持つ生産者でもあります。ヴェロネッリ誌の情報では所有するブドウ畑は108haでドリアーニ兄弟が運営しています。規模もそれなりですのでバルバレスコや、ガヴィ、モスカート・ダスティなどもリリースしていますが、そこはやはりバローロが軸となりますね。
さて‥状態は、バタジオーロらしいボルドー型瓶、89年と90年のクリュバローロを扱ったことがありますが、クリュバローロはラベルが丸型ですが、この村名は四角のラベルということかな?擦れ、汚れは比較的少なくキレイな状態ですね。キャップシールはとても状態が良く、シール裾に横巻きで貼られたDOCGのピンクの帯封の発色もいい。シール裾を跨ぐように帯封が貼られていますので、くるくるとは回しませんが、液面も揃って十分な位置をキープしており液漏れはないはずです。液色は明るくはなってきましたがまだまだ艶やかさのある赤で色っぽいですね。瓶底の凹みには経年相応の澱がありますが基本沈殿する澱。動かすと澱は舞いますが、一晩立てておいておくだけでキッチリクリアになりますので扱いもイージーですよ。状態も問題ありませんね。1989年はピエモンテの超優良年のひとつ、村名ですがこの状態ならまだ先がありそう‥でも、飲み頃だと思いますよ。ちなみに表記のアルコール度数は13.5度となります。
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