Rosso di Montalcino La Mannella 2016 Cortonesi

トスカーナ州の赤 > Montalcino

Tremilla Yen di Vino Italiano :イタリアワイン三千円

更新履歴 2018/06/19
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ・ラ・マッネッラ 2016 コルトネージ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》


当主はマルコ・コルトネージ。エノロゴはその息子であるトンマーゾ・コルトネージとなります。そのURLも"www.lamannnella.it"であり、ヴェロネッリ誌にも生産者名としてラ・マンネッラと記載がされていますが、ラベルにもコルトネージの表記があます。近い将来(すでに?)、トンマーゾは家族の名前であるコルトネージを生産者名とする予定だそうで、ラ・マッネッラは区画名となりそうですね。

※新しいURLを発見しました www.cortonesimontalcino.it/

1970年代にはワインの醸造も行っていたようですが、コルトネージ家が瓶詰めを始めたのは1990年のこと。本拠地はモンタルチーノの北西部であるそこのアジェンダと大半の畑(ラ・マッネッラ)を持ち、南東部分にも土壌のことなる畑(ポッジャレッリ)を持ちます。自社瓶詰め当初はそれら二カ所から収穫されるブドウも大きな意味でブルネッロ・ディ・モンタルチーノのひとつの個性として混醸してきましたが、1998年より北西部のラ・マッネッラ地区のブドウから醸されるブルネッロはクレッシック・ブルネッロとして位置づけています。また、南東のポッジァレッリ地区からのブドウで作られるブルネッロは新しいブルネッロとしてリリースしています。

ラ・マッネッラ地区の土壌は石灰質が主体。対してポッジャレッリ地区は砂質が主体でガレストロも豊富。ことなる個性を持つブドウを個別に醸造します。ラ・マッネッラ地区から生まれるこのRDMやアンナータ、リゼルヴァは3,000Lを越えるスラヴォニア産の大樽との相性が良く、ポッジャレッリ地区からはアンナータのみをリリースしますが、フランス産のトノー樽で熟成させることにより新鮮さをも兼ね備えます。

今回ご紹介するのはロッソ・ディ・モンタルチーノ。ラ・マッネッラの名前も記載がありますので、北西地区のラ・マッネッラブドウ園からのブドウのみで醸されます。

このロッソ・ディ・モンタルチーノが若樹によるセレクトか、熟成途中でのセレクトかは不明ですが、樽材は同じスラヴォニア産の大樽となり、樽熟成期間は6ヶ月、瓶熟成期間6ヶ月を経てリリースとなります。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


白地にアジェンダを中心とした風景画、シンプルな書体、繊細な色使いがシックかつ正統派(語弊あり)なラベルデザインも好感が持てますね。コルクも弾力もあるなかなかの質の5cm。グラスはヴィノムのブルネッロ型、バックラベルに表記のアルコール度数は14度となります。しっかりと深く暗い赤、香りがいいんですよね。試飲会での2015年が蘇ってきました。ほっくりと炊いた小豆とスミレの紫は惜しげも無く開いていますし、ブラックチェリーとベリーの熟した香りに健全さを感じます。微かに甘味ある紅茶葉もあるが酸化の要素とはまた違う。おおらかな樽香は力強くたっぷりの果実香に溶け込んでいます。

香り、これスゴイね。

口に含みますと、スミレのふんわりとした華やかな含み香からしなやかな密度ある果実味、やわらかな甘味、2016年と若いがちっともイキイキ系ではなくしっとりと酸味が濡れ、まだ押し付けがましくない旨味とともにとてもピュアな果実のミディアム+な趣。14度、適切である。まったく問題ない。少しローストとまでは言わないが香ばしい豆感があり、炒り小豆を炊いた(蒸した)ような豆感は余韻にもあるし、タンニンに近い。

旨いね。真っ当やね。これはモンタルチーノですわ。

ミネラルに少し厳しい塩気があり引き締まる。甘過ぎやしない。余韻が長っがいねー。押し付けがましくなく構成な要素として佇み、しっかとあるタンニン。非常によろしい。真面目でもあるし、ブルネッロとして(ロッソだけれども)とても優等生でもある。スキがないな。

少し酸味を伴う赤い果実としてのフランボワーズ、ああ、ストレスがない。ほどほどにミディアム+なんだけど、スイスイに飲めてしまう。

これでロッソでしょ?

確かに、きっとブルネッロになれば、もっと重みもあるのだけろうけれども、やわらかさ、ほどよいボリューム、硬さ、しなやかさ、色んな要素がバランスが取れている。

二杯目。サンジョヴェーゼらしい粉っぽさに濡れ。しんみりしてる。しみじみ飲めば、しみじみとぉぉぉぉぉおおぅとおおおおお(八代亜紀)、なほどしみじみ系。でも、ちゃんと硬い部分もある。でも、二杯目にもなるとまとまりもあり、その硬さがほどける感覚も少なからずある。でも、まだちゃんと硬さもあるんだけれども。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。いいわあ、やっぱりコルトネージのサンジョヴェーゼいいわあ。たっぷりの深さを感じる果実味がしっとりとまとまっています。甘味ある香りだけれども、ドを越さない。カーボン、墨汁のような風味を伴う「詰めた」果実香があるが、濃さがウリではない。口に含むと、ラズベリーやフランボワーズ、ベリー系の果実味が少しのフラボノイドの爽やかさをともない広がります。旨味があり、酸味と相まってじゅくじゅくに濡れたおいしさ。

いいまとまり。一体感がある。14度という真っ当なアルコール度数も似合ってる。無理な濃さや、開き、押しつけがないのもいい。まったく未知の生産者であったが、やっぱり試飲会でこれはイケると思った直感はズバリ当たったのを確信する。

カーボンに混じるように微かなロースト香もある。単一品種ならではの、複雑さは、すべてがリンクしている。境目を感じさせないまとまりも感じる。スミレやプラムな基本線もしっかりで、こりゃあたまげたなあ。

三日目もヴィノムのブルネッロ型。ロッソ・ディ・モンタルチーノですが、これくらいのサイズのグラスは必要。価格帯的にもキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ的な位置づけですが、同じサンジョヴェーゼでもやっぱりモンタルチーノだなあと実感します。ただし、ブラインドだとCCRと答えても不思議ではないけれども。キレイなスミレの香り、なめらかで、しっとりとまとまる果実味は旨味が最前列。重くはないが味わいは濃さすら感じる密度感があって非常に満足度が高い。汚れなきピュアな果実味も文句なしの上質さ。

旨いっ。めっちゃいいサンジョヴェーゼ、めっちゃいいモンタルチーノ。

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