Le Pergole Torte 2015 Montevertine

トスカーナ州の赤 > Montevertine

50anni

更新履歴 2018/11/14
販売価格

11,800円(税込)

在庫数 残り僅か 6本です
購入数

レ・ペルゴレ・トルテ 2015 モンテヴェルティーネ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

キャンティ・クラッシコ地区の中でも比較的標高の高いラッダ・イン・キャンティにアジェンダを構えるモンテヴェルティーネはご存知の通り。1921年生まれで、それまでは鉄鋼メーカーで働いていたセルジオ・マネッティ氏が1967年に別荘として、海抜425mのその地を取得。1971年ビンテージからワインを醸造し始め、重鎮ジュリオ・ガンベッリの力もあり、枠に囚われないサンジョヴェーゼの造り手として一躍トップに。2000年からは息子のマルティーノ・マネッティ氏の時代となり、父や尊敬する師の教えを守り続けています。

当時のDOC法にあったキャンティに白ブドウをブレンドすることを嫌い、1977年に古木から収穫されたサンジョベーゼ100%でのみ醸造、当時VDTととしてリリースされたのが、このレ・ペルゴレ・トルテです。その後もDOC法に捕われないワイン造りを追し1985年にはキャンティ・クラッシコ協会からも脱退してしまいました。

そんな革新派であるモンテヴェルティーネではありますが、その酒質は今となってはクラシカルに感じるほどブドウ品種‥サンジョベーゼの個性を素直に表現した作品に仕上がっており、キャンティ・クラッシコよりもキャンティ・クラッシコらしい‥という皮肉な結果をもたらします。

レ・ペルゴレ・トルテは、畑の標高は380mから500mにある、樹齢が約10年、25年、35年、40年の畑から収穫されたブドウで醸されますが、そのほとんどは約40年の古樹からのブドウとなります。株密度は、畑毎に異なりますがhaあたり3200本、もしくは5000本で、コルドンとグイヨーにて仕立てられています。モンテヴェルティーネがラッダに所有する畑は合計15ha、その内の5ha(分)がレ・ペルゴレ・トルテとなります‥と毎年書いています。

モンテヴェルティーネの公式サイト掲載の畑の情報を見てみましょう。

  LE PERGOLE TORTE
  planted in 1968, surface 2 hectares,
  exposed towards N-NE

  MONTEVERTINE
  planted between 1982 and partially replanted in 2008, surface 2.5 hectares, exposed   
  towards SE-S

  IL SODACCIO
  planted in 1972 and completely replanted in the year 2000, surface 1.5 hectares,
  exposed towards SE

  IL CASINO
  planted in 1999, surface 2 hectares,
  exposed towards S

  SELVOLE
  planted in 1997, surface 3.5 hectares,
  exposed towards SE-S

  PIAN DEL CIAMPOLO
  planted in 2003, surface 1.5 hectares,
  exposed towards W-NW

  LA CASA
  one part planted in 2000 and another part in 2008, surface 1 hectar,
  exposed towards S

  BORRO AI COLLI
  planted in 2000, surface 2 hectares,
  exposed towards S-O

  VILLANOVA
  replanted in 2010, surface 1.3 hectares,
  exposed towards S


どの本だったか忘れたのですが、日本人の著書ではなく、外国人の著書を和訳したイタリアワイン本に、レ・ペルゴレ・トルテは今は単一畑ではない旨記載があったと記憶しており、公式のレ・ペルゴレ・トルテ畑の面積は2haの記載ですが、他のソースだと5haの記載があったるするのは、現在は複数畑の混醸だからと解釈していますが、単一だったらゴメンちゃい。ちなみに、正規輸入元さんの情報は単一畑です。

レ・ペルゴレ・トルテ畑は1968年植樹で植え替えはされてないとすると樹齢は2018年の現在、樹齢は50年となりますが、一部ソースでは、樹齢も混醸を思うとやっぱり単一畑ではないように思います。ただ、それはどっちでもいいんですけどね。

なお、生産終了となったイル・ソダッチオは2000年に植え替えられており、それを機に終了となったのだと思います。モンテヴェルティーネがリゼルヴァを名乗らなくなったのもこの時期でしたね。

収穫後のサンジョベーゼは、セメントタンクにて一日二回のルモンタージュを行いながら、25日間のマセラシオン発酵(温度管理はしてません)、その後、マロラクティック発酵もセメントタンク内で施されます。アリエ産のバリックで約12ヶ月の熟成後、12ヶ月のスラヴォニア産の大樽で1樽熟成。セメントタンクにてアッサンブラージュされ酒質を均一にさせ、無濾過にて瓶詰。12ヶ月の瓶熟成後にリリースとなります。

ヴィノス(A.G.)95点-98点(バレルサンプル)

The 2015 Le Pergole Torte is explosive and powerful while showing a remarkable level of precision. Pliant and beautifully resonant, it captures all the best qualities of the year. The oak still needs time to fully assimilate. Even so, the wine's pedigree and potential are very much in evidence today. In a word: superb.

ワイン・アドヴォケイト(M.L.)96点-98点(バレルサンプル)

Tasted as a barrel sample, the 2015 Le Pergole Torte is a 100% expression of Sangiovese sourced from the estate's oldest vines (between 30 and 50 years old). Like the other wines from Montevertine, Le Pergole Torte sees both its alcoholic and malolactic fermentations in cement, and the wine later ages in new oak barrels for 12 to 18 months depending on the vintage. After that first phase in barrique, it goes into large botte to complete its integration. This gorgeous vintage opens to a deep, dark appearance with a velvety presentation of dark fruit and black cherry flavors. The wine's textural richness is ultimately what sets this fantastic vintage apart. 2020 - 2050

デカンター(A.F.)94点(7/2018)

The hot 2015 vintage resulted in the most alcoholic Pergole Torte, coming in at 14%, regardless of the fact that it was harvested not long after 28 September. It has a generous fruit profile of ripe cherry and raspberry, and although it's estery on the nose it still has an underlying depth of liquorice and flowers. Refined, grainy and crunchy tannins balance the powerful fat fruit, as does the typical chewy acidity that Sangiovese rarely lacks.

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

まず、2015年の女子はというと…うーん、まあまあですかねえ。いかんせんレ・ペルゴレ・トルテ女子はオフビンテーの方がテラカワユスなのは2014年でも実証済みでもありますが(例外多々あり)、これこそ主観なので気にしない、気にしない。コルクは、正直レ・ペルゴレ・トルテたるもの、もっと質の高いコルクでもいいと思うまあまあの質の5cmです。バックラベルに記載のアルコール度数は14度、グラスはヴィノムのブルネッロ型にします。実は2014年は飲んでませんので、2013年を飲んだのはいつだったか‥(遠い目)。ちなみに、2013年の表記のアルコール度数は13度でした。2010年が13,5度ですから、いかに2015年のアルコール度数が高めなのかがわかります。ちなみに公式サイトのビンテージチャートが2013年の★★★★★で更新が止まっており、2014年や、この2015年が公式的にはどうだったのか?は不明です。

微かに若さを感じる緑の香り。主張の強すぎないスミレに濡れとスパイス。アカラサマでもオッピロゲーでもない果実香は大人しく感じますが、決して閉じでもないはず。寡黙でもないがエレガントで済ませることもない。例年よりも色調は黒寄りの赤で深さを感じますね。

まずは口に含みます。輪郭から密度までやわらかく詰まったフルボディ。サンジョヴェーゼ単一らしい一本気な酒質。隅々まで行き渡る酸味も旨いが、思ったよりもタンニンが少し前に陣取る。サンジョヴェーゼの混じりっけのなさ、単一ながらも味わいにグラデーションを感じ、そこに複雑さも感じる。まだまだ熟れるであろうタンニンと酸味だけれども、十分なまとまりもあり、若いうちからもちゃんと飲めるし、おいしい。一杯目だとまだまだつゆだくでも、ジューシーさも控えめで、乾いたタンニンや、若い酸味に厳しさすら感じるが、長丁場と心したい。

レ・ペルゴレ・トルテとしては14度はかなり高めのアルコール度数かと思うが、まったく14度は感じない。ブラインドだと13.5度止まり。サンジョヴェーゼらしい粉っぽさ、微粉の石灰や、小豆。渋いねえ、甘味もあるんだけど、まったく甘味推しじゃない。

もう故人ですし、ジュリオ・ガンベッリがどーのこーの‥も、セルジオならどーのこーのも、あたしも息子(後継者)の立場ですので、あまりいわんでやって欲しいわけだが、では、ジャンフランコ・ソルデーラと比較すれば、同じジュリオ・ガンベッリを系譜としても、明らかにキャンティ・クラッシコ地区のサンジョヴェーゼでるのは実感していただけると思う。ただし、モンテヴェルティーネ特有の、やっぱりエレガントと表現したいサンジョヴェーゼの姿は、若いうちもいいんだけれども、熟成してより艶っぽい甘味も抱えるようになるのも知ってるので、やっぱり熟成も視野に入れたい。

それにしても例年よりも深さや丸み、モンテヴェルティーネらしいタイトな部分もあるんだけれども、丸さやボディ感もありますね。こういう部分に14度が表現されているのかもしれませんが、この2015年も1990年のように奇跡のひと樽が生まれてやしないか?と期待してしまいます。そう意味でもこれまでのレ・ペルゴレ・トルテとはちょっと違う。でも、もちろん共通項もたくさんある。

グラスの中でグンと良くなる(まだ一杯目の最後だけれども)。

少し外向的というか、閉じていたわけではないが、解きほぐれ感と、まとまりという相反するかもしれないものが共存する。二杯目は、一杯目の後半を引き継ぐようで、旨みもじゅんわりと出てきますね。チュパる酸味もありますが、旨味ある果実味に溶け込んでいてとてもおいしい。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。初日よりも果実香が開いて感じますね。なおかつ、(一段濃そうな)深みのある香り。スミレとチェリー群。モンテヴェルティーネらしいブドウの皮は、アメリカンチェリーの皮にも似た風味、スパイスもあります。タンニンも感じますが、酸味を主体とした構成感はサンジョヴェーゼならでは。ミネラルが前ではありませんが、ミネラルも溶け込み堅牢。旨味もあり、しっとり感もあるが、まだまだ。

やっぱりサンジョヴェーゼは酸味と、それにまつわる果実味がうまいんですよね。うんうん。派手な濃さがないのもモンテヴェルティーネらしいですが、味と香りの余韻はツーっと長い。そう、2015年はアルコールの高さによりゅボディ感もマシマシだし、色も深く見える。例年よりもマッシブなんだけれども、レ・ペルゴレ・トルテの領域を外すことはない。

三日目もヴィノムのブルネッロ型。少しミネラルの硬さに黒い鉛筆の芯があります。果実香に閉じはありませんが、やっぱり開放的ではない。飲み口はさらにやわらかくなった。しっかりと旨味がありとてもジューシーでつゆだく。やはり例年よりも少し濃さ、熟度の高さ、そしてアルコールの高さも感じる。酸味が主体なサンジョヴェーゼらしさは十分だけれども、例年よりもタンニンも少しポジションが前に感じるな。この三日目が一番余韻も長く感じる。密度にスキもない。

近年稀なマッシブさだけれども重苦しいワインではない。もちろんフルボディと言えるが、キレイな酸味もあり、スーっと浸透するかのように飲み口はスムーズ。甘さに逃げないのもいつものレ・ペルゴレ・トルテ。無論、おいしい。

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る