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Sauvignon Zitelle 2015 Miani

イタリアの白ワイン > Miani

	更新履歴 2017/06/29 販売価格 15,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ソーヴィニョン・ジテッレ 2015 ミアーニ
《イタリア／フリウリ／白／ソーヴィニョン／辛口》

その醸造自体はそもそもクリュ別だったのかもしれませんが、近年はクリュ別に瓶詰、リリースしている傾向にあります。畑の個性の表現としては真っ当ですが、消費者にとってはなかなか選び難くなったようにも思います。そんなミアーニのエンツォ・ポントーニ氏が2015年ビンテージから初リリースするのがこのジテッレ（Zitelle）のクリュ名の付いたワイン達です。現時点ではソーヴィニョン・ブランとシャルドネが確認されており、「ジテッレ」と「ジテッレ・カヴァ」、ソーヴニョンに関しては「ジテッレ・アルト」と記載されたものがあるようです。

このジテッレの区画はブットリオ地区に位置し長年地元のブドウ栽培農家が所有していた区画となりますが2006年に売りに出されました。ジテッレは比較的大きな区画でメロイはエンツォ・ポントーニとの共同で購入したようですね。そしてその際にミアーニのレフォスコ種から造られるカルヴァリの畑はメロイに売却したようです。ということでカルヴァリは何年が最終ビンテージになるかはわかりませんがミアーニのラインナップから消えることになります。メロイから同じクリュ名でレフォスコがリリースされるかどうかは不明。

で、エンツォ・ポントーニ氏が所有することになったジテッレの区画はエンツォ・ポントーニ氏の手により植え替えが行われようやくこの2015年に初ビンテージを迎えることになります。

2015年のミアーニのラインナップでは、ソーヴィニョンはジテッレとジテッレ・カヴァ。カヴァの付く区画は通常のジテッレよりも土壌が痩せており特徴的だったようで別に詰められたようです。例年リリースされていたフリウラーノ・ブリは品質基準に満たずに瓶詰めを見送りされました。ソーヴィニョン・バネルもどうも気に入らなかったようでジテッレの若木からのブドウで醸されたものとブレンドして無印のソーヴィニョンブランに格下げされたようです。ソーヴィニョンはソーリントもリリースされていますね。シャルドネはジテッレがリリースされましたが、バラッカはもう一年長く熟成させてからのリリースとなるようです。レフォスコはメロイにカルヴァリを売却したわけですが、ブットリオとロサッツォに新しいレフォスコの畑を購入したようで、それがコスットとなりリリースされましたね。

ということで、ソーヴィニョン・ジテッレの初ビンテージである2015年のご紹介です。残念ながらテクニカル情報はありません。ソーリント（ソロン）は2015年を試飲済ですがミアーニのソーヴィニョンはミネラルが分厚いんですよね。でも青さはないんだけれどもとてもソーヴィニョンらしい。ちなみにソーリントの度数は13.5度、このジテッレの度数は14度の表記となります。まあ2015年のミアーニ、どれを飲んでも間違いないはずですね。楽しみだわ。