Barbera d'Asti Superiore 1974 Castello di Montegrosso

ピエモンテ州の赤 > Barbera

更新履歴 2009/01/10
販売価格

3,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

■ バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ1974カステッロ・ディ・モンテグロッソ
《イタリア/ピエモテンテ/赤/バルベーラ/ミディアム》


このワインとの出会いは昨年の秋‥。東京でのワイン会の前日、西麻布のヴィーノ・デッラ・パーチェで内藤師匠に教えていただきました。一通りの食事を終え「ドルチェになさいますか?それとも、もう少し飲まれますか?」と、問われて選んだのは後者‥。程よく熟成され、結晶も見えるパルミジャーノ・レッジャーノとともにこのワインが供されました。内藤師匠のサービスですから、最初はブラインドです。古酒であること‥北であること‥そのエレガントで澄んだ酒質に、バルバレスコか?ネッビオーロを想像しましたが、結果はバルベーラ。しかも1974年だったのです。

1974年‥ピエモンテ州の三傑に入る優良ビンテージのひとつですね。かれこれ35年の歳月‥な、バルベーラがこれほど素晴らしい熟成をするとは‥感動しましたよ。

生産者はカステッロ・ディ・モンテグロッソ。その城は、1134年にボニファーチョ伯爵によって建造された古城。城の回りの広大な丘陵地帯では、当時から葡萄栽培が行われ続けていたそうです。

現在のオーナーであるグランツィアーノ・モッタ氏の元には、1794年からこのモンテグロッソではワインを生産している旨の文献もある歴史のある生産者。この1974年のバルベーラ・ダスティを始め、いくつかの古酒が近年リリースされるようになったのは、遺産相続などの要因で、そのセラーに眠るワイン達の所有権云々な問題があったからだそうです。現在では、その所有権はグランツィアーノ・モッタ氏が持ち、熟成を極めたワインを順次出荷するようになったそうな。

元々、古典的な醸造方法で醸されていたモンテグロッソのワイン達。このバルベーラでさえも、約三週間という長期間のマセラシオンと発酵を課し、樽熟成に至っては、こちらも伝統的なスロヴェニア産の大樽で36ヶ月も施されたわけです。その後は、モンテグロッソのセラーにて近年まで瓶熟成されていたわけですね。

ラベルは出荷時に貼った(貼り直した)ようでキレイです。(ただし、一部ラベルにヨレがございますが気にしない気にしない)キャップシールも新しいものとなっております。その熟成期間中にリコルクや液面の補填が行われたかどうか?な資料がございませんが、液面はネック下と肩上あたりで下がっておりますので、補填は行われていないかもしれませんね。澱は比較的固まっておりますして、濁りを誘発させる感じではございません。古酒ということで、キャップシールのくるくる検品と、(澱が舞う以外の特殊な)濁り、液色のチェックを通過したものだけを販売いたします。が‥実は、全てのボトルの状態がいいですね。液面のバラツキは確かにありますが、その液の透明度は申し分ありません。安心してお召し上がり下さいませ。

ボトル形状もいわゆるボルドー型ですが、古いボトルと想像させる底の凹みは少ない茶色ボトルとなります。表記のアルコール度数は12.5度、バックラベルには生産本数らしきナンバリングがございまして、本数は6561本のようです。また、ロットの記載もあり1983年/8月/30日となっております。

すでにご承知かと思いますが‥これほど良い状態の古酒にも関わらず価格は3980円なんですね。

ちょっと信じられませんが‥これが大正解っ!!




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




ラベルはご説明した通り、近年貼られたキレイなラベルですね。その中味を表すような正統派なデザインです。キャップシールも新しいものですが、そのキャップシールを剥がしてみますと、うっすらとカビが付いてますね。スクリューを刺した感じは、やわらかさ‥を感じます。液漏れはありませんが、コルクの側面もそれなりに染みてきている感じ。4cmのコルクなんですが、そんなワインが染みた側面は酒石でキラキラしております。お尻は、もう真っ黒に染まってて、いい香り♪この感じではリコルクはされていないと思うのですが、相当前に一度‥という可能性はなくはないかもしれませんね。

それなりの古酒ですので、あまり大きなグラスは避け、オヴァチュアで飲んでみようかと思います。すっかり中心部までオレンジ色がかった茶色というか銅色な感じですね。相当熟成が進んだようです。香りは、甘味のある奈良漬けチックな果実香‥醤油や紹興酒ちっくな香りもなくはないが、うっ‥と顔を背けるようなキツい熟成香ではないのは、その甘味のある香りがそう思わせるのかもしれません。

口に含みますと‥舌先に触れた途端から‥舌の中央に届くあたりまでに‥全ての要素の角が取れ、熟れた‥いい意味での抜け感は、決して脱力ではありません。

バルベーラ‥侮れませんね。

こんなにキレイに熟成するなんて‥。

味わいにも熟成香は感じますが、控えめですね。そして、このワインの素晴らしい利点は、酸で間違いないんです。めちゃくちゃジュワっと溶け込んだ酸味が豊富。この酸味を感じると、まだまだ熟成するんじゃないだろうか‥と思います。

口に入れた途端は、素晴らしい抜け感が、ある意味、瑞々しさをも感じさせますが、終盤に向けての、味わいと香りの複雑さ‥そして余韻の長さに‥このワインの凄みを感じます。

古酒‥熟成したワイン‥こんなワインだったら、きっと美味しいと感じていただけるはずです。

ボトル側面内壁にはびっしりと澱が付いてますね。日本への輸送程度では‥なほど、長期に渡って横に寝かされて保存されていた証かもしれません。実際、実は‥仕入れたてを毒味しているのですが、底にも比較的大きな澱がゴロゴロとしているのが見えるにも関わらず、グラスに注ぐ液質に濁りはまったくありません。

ある意味、アルコールを感じますね。度数は13.5度と平均的ですが、様々な要素が溶けこんだ‥新しい13.5度のワインリキュールとも言えます。

古酒に馴染みのあるお客様は、ワイン単体でも十分楽しんでいただけます。確かに、それなりのチーズを肴に‥で十分でしょうね。古酒の古酒たる‥あの熟成香が引き立つかと思います。

ただ、かつての西野嘉高のように、古酒はちょっと苦手‥なお客様は、ぜひ、やっぱり食事と合わせていただきたい。凝った料理は必要ありません。肉を焼けばそれでいい。牛でも豚でもなんでもいい。ちなみに、西野嘉高は昼飯のトンカツの残りで飲みましたが、これでも十分。ある意味、熟成香に醤油もあるので、牛丼などのタレに醤油が入ってても大丈夫なはず。ワインが料理を引き立てる感覚。どっちも美味しくなる感覚‥いいですね。

ほんと、このワイン‥美味しいですっ!!

この酸味、果実味に柑橘を感じそうで感じない感じ‥。柑橘が熟成した感じで、梅干しまでいかないんだけど‥柑橘と梅干しの間なのかもしれません。(←こう書くと不味そうかな‥でも美味しいのよ)

これは、色んな料理に合わせてみて欲しいですねぇ。案外、どんな料理にでも合うと思いますよ。

まだまだ抜栓してから‥グラスの中で、さらに深く、複雑になってくる力を持ってるのが凄いですね。酒質がキレイですから、フルボディながらあれよあれよ…で飲んでしまって、もう半分。色んなお料理に合わせていただくためには、二日目も持つがどうかは重要。今日はこのへんで‥。

二日目です♪色は若干落ち着いてきたような気もしないでもありません。注いだグラスから放たれる香りは初日同様‥二日目だからと言って、酸っぱい香りや、酸化し過ぎた香り(熟成香はあるよ)はありませんね。フワっと、やはりリキュール的に香る瞬間と、木質な香りもふんわりしました。

初日よりも紹興酒ちっちな香りと味わいが5分増しな感じですが、香りにも雑な部分がないので、熟成香も楽しめちゃいますね。口に含みますと、とっても軟水な舌触りは初日同様で、初日よりも酸味が増したような感じがありますが、まだまだ大丈夫ですね。甘味は控えめになったかな。ひょっとすると初日と二日目の間に、開けたてよりも立体的に深くなる瞬間があったかもしれないなぁ‥と想像。二日目でも問題はありませんが(ましてや西野嘉高はバキュバンしませんからね)、初日をゆっくりと時間をかけてみるのがいいかもしれませんね。

なお、染みまくっていたコルクは抜栓後は乾燥が始まるとボロボロとなりますので、何か、他のワインのコルクでもいいですから、保存される場合は、違うコルクを(お尻から‥)刺しておいた方がいいかもしれません。

ということで、実験的にヴィノムのブルゴーニュ型に注いでみました。さすがに香りの広がり(強さ)は上ですね。開いて感じます。スワリングしますと、紹興酒で醤油ちっくな香りが抜けますね。苦手なお客様は、ブル型のグラスで、そんな香りを抜いてみるのもいいかもしれません。(もちろん完全に抜けるわけではないぞよ)

味わいもブル型でも美味しいですね。オヴァチュアよりも酸味がやわらいだかも‥。うーん‥35年も経ったような感じが‥いや、確かに35年経ってるわけですが、これぞ蔵出しの醍醐味かもしれませんね。ほんと状態はバッチリですよ。

これが3980円(税込)‥は信じ難い事実ながら…いい経験ができました。

現時点で4/5ほど飲んでますが、まだ濁りませんね。昨日入荷したばっかなわけですが、ボトル越しに底にゴロゴロ澱がありますが、細かく‥舞う澱じゃないようですね。

ちなみに‥二日目は鶏の立田揚げで飲んでます。(初日のトンカツに引き続き揚げ物続きですね)いいよぉ。立田揚げなもんで、醤油の風味があるからか‥合いますねぇ。

最後の一杯は、さすがに澱が混じりますが、ゴロゴロな澱なもんで、最後の最後しか、濁りはありませんね。うんうんキレイに熟成してるわ。

古酒入門にも、古酒好きにもオススメしますっ!!

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