Animardente Etna Rosso 2012 Contrada Santo Spirito di Passopisciaro

シチリア州の赤

更新履歴 2016/03/19
販売価格

5,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

アニマルデンテ・エトナ・ロッソ 2012 コントラーダ・サント・スピリト・ディ・パッソピッシャーロ
《イタリア/シチリア/赤/ネレッロ・マスカレーゼ/フルボディ》


表ラベルにはワイン名となる"ANIMARDENTE(アニマルデンテ)"と"ETNA DOC"の文字。芥子色とアッズーリな青との組み合わせは新鮮かな?鷲だか鷹だかの紋章はご陽気。まだ確認途中なのだが、生産者名をどうすればいいのか?が問題。"Contrada SantoSpirito di Passopisciaro" の文字列‥つまりは、パッソピッシャーロ地区のサント・スピリトのクリュ(コントラーダ)を意味するが、これを生産者名として良いのかはわからないし、しないほうがいいと思っている。が、現実にはこれが生産者名として諸外国のショップでは販売されています。

バックラベルを確認します。

 Imbottigliato da CT 6694 Per Conto di : Az Agr Moretti Giovanna" Castiglion Fibocchi(AR)


アレッツォ県にあるカスティリオン・フィボッチ地区にあるアジェンダ・アグリコーラー・モレッティ・ジョヴァンナに代わって"CT 6694"が瓶詰めしていますよーっと。

ということである。セッテ・ポンティの本拠地であるアレッツォのカスティリオン・フィボッチ、アジェンダ・アグリコーラの後は、テヌータ・セッテ・ポンティではないし、シチリアに持つフェウド・マッカリの名でもない。セッテ・ポンティの公式サイトにジョヴァンナ・モレッティの名があり、セールスと公式テイスターの肩書きとなるが当主であるアントニオ・モレッティのお嬢様(たぶん)と思われます。

アジェンダ・アグリコーラ‥の後にモレッティの娘であるジョヴァンナの名前が続きますのでエトナに進出するにあたり、新しく娘の名前で立ち上げたのでしょうね。畑はサント・スピリト地区に14ha購入したようですが、醸造設備(瓶詰め設備)などは持っていない‥を意味するのが Imbottigliato da CT 6694 Per Conto di...の下りとなります。「CT 6694」が、実際にはどの生産者を指すのかはわかりませんが、エトナに醸造(瓶詰め)設備を持つ生産者が代わって瓶詰めをしているのでしょう。もちろん、醸造設備も現時点では借りている段階で、今後設備を整えるかもしれませんね。ちなみにロット番号は "L14 191"とありますので2014年の1月19日に瓶詰めされたのが伺えます。

なお、現在「CT 6694」がどの生産者であるのか調査して頂いておりますが、近年のセッテ・ポンティは秘密主義でねえ。何かにつけて「チームで」との回答がほとんどなんだなあ(激怒ぷんぷん)。

前述の通り、ワイン名で検索すると、イタリアのサイトでも生産者名はコントラーダ・サント・スピリト・ディ・パッソピッシャーロとなっている場合がほとんど。他のクリュに畑でも購入した日にはどうするのか‥と心配してしまいますね。

さて、テヌータ・セッテ・ポンティのオーナーであるアントニオ・モレッティは既にフェウド・マッカリでシチリアに進出済。ながら、他の生産者同様、隙あらばエトナへの進出を目論んでいたと想像します。最も良いブドウが栽培されていると言われているエトナ山の北側斜面、カターニャ県はカスティリオーネ・ディ・シチリアのパッソピッシャーロ地区にある標高約700mのサント・スピリトのコントラーダ(クリュ)に14haの畑を購入します。樹齢60年を超える古樹が栽培されている区画でネレッロ・マスカレーゼのみならず、カリカンテやミンネッラも栽培されており、白ワインも醸造しています(日本未入荷)。

アニマルデンテとは、燃える魂を意味し、白ワインのアニマルチェンテは輝く魂を意味するそうです。ということはアニマル=魂なんでしょうね(動物かとオモタよ)。Animeとかくと、漫画的アニメですが、それが魂を意味するんだからなんだか親近感沸くわあ。

14haの畑を所有していますが、このワインになるネレッロ・マスカレーゼはそのうちの1.5ha部分のようです(ちょっとこの情報は怪しい)。収穫されたネレッロ・マスカレーゼはステンレスタンクでの20日間の発酵と醸しが行われ、フランス産の大樽とバリック併用で12ヶ月から18ヶ月の樽熟成の後瓶詰めされます。なお、新樽比率は10%とのこと。

この2012年が初ビンテージとなり(白は2013年が初ビンテージ)約4,000本の生産本数とんこと(白は2,500本)。セッテ・ポンティのアントニオ・モレッティがエトナに進出した初モノビンテージ、これは試しておきたいですね。スタンダードライン(またはセカンドクラス)を今後リリースするか否かはわかりませんが、これがクリュとなります。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


コルクはまあまあの質の4.5cm。グラスはヴィノムのブルゴーニュ型です。透明度を感じつつも深みある赤色。ナツメグ、シナモンのような甘味あるスパイスが溶け込んだ奥深い香りが個性的ですね。これまで、色んなエトナなネレッロ・マスカレーゼを飲んでいますが、この感じは初めてですね。どこか甘味ある漢方を煎じたようで、なるほど14.5度というアルコール感も手伝います。アルコール由来の甘味、どこか羊羹っぽい‥和三盆だけれではなく、水飴か、ハチミツを使ったような餡の甘味ある香り‥。

少しのカーボン、焼けた鉛の粉、なるほど火山性土壌か。甘味とアルコール感の狭間で、そんな乾いた鉱物的要素の粉がきめ細やかに溶け込む。

口に含みますと、香りに感じるアルコールなボリュームはそれほど熱さ、カロリーではない。しっかりとした密度、アルコールも手伝うがあくまでも果実の熟度を感じる甘味。ふむふむ、これはテヌータ・セッテ・ポンティでも、フェウド・マッカリにも感じなかった新しいもの‥。しかも、他のエトナにも感じない。

確かに少しアルコール由来の甘味、ボリュームが前に感じる。でも、飲みにくさに繋がらず、満足感に直結している。どこか中華、八角、オリエンタルなスパイスや、果実の風味がある。ネレッロ・マスカレーゼですよね?こんな表情もあるんだ‥。

フランス産の大樽とバリックの併用。ただし新樽比率は10%でしかない。樽由来の甘味も溶け込んでいるはずだし、ローストした風味も少なからずある。ただ、この個性をすべて樽由来で片付けるには無理もある。ふむ、思ったよりもアルコール感という意味ではモダンなスタイル。

二日目もヴィノムのブルゴーニュ型。相変わらずのオリエンタルなスパイス、漢方ちっくな薬草、甘草のような香りと煮詰めたプラム、フランボワーズ、チェリーが濃密な果実味。アルコールのボリュームも。

ネレッロ・マスカレーゼはピノ・ノワールの例えられることシバシバですが、このワインはピノ・ノワールには似てはいない。何かに似ている‥の記憶からフォーカスされたのは‥ああ、そうだ‥そうだ‥2003年までのパッソピッシャーロ(フランケッティ)に似てる。当時はアルコール高く、樽もふんだんで、果実の凝縮度があり、今のスタイルではなかった時代。当時は、シチリアのチンチナートなんて表現したように、トリノーロらしいオリエンタルな果実や、チンチナートっぽい漢方を感じたわけだが、そこに高いアルコールが加わるとなおさら似てくる(あくまでも似てるのは2003年のパッソピッシャーロです)。

三日目もヴィノムのブルゴーニュ型。初日から一貫した甘味ある漢方、タバコ、スパイスとアルコール。まるでピノ・ノワールを意識した他のものとは少し違う。でも、テッレ・ネレの2006年あたりを今飲めば同じ感覚があるはずです。いい意味でしっかりと(酸化)熟成を感じてるのかもしれません。発酵か樽熟成の段階で開放型のタンクか樽を使用しているかもしれない(未確認)。ただ、その酸化的に感じるのは、エトナの黒い土壌由来のミネラルとも感じます。少し鉄分を感じさせるような。

口に含むと、樽由来のヴァニラが溶け込み、とてもしなやか。二日目までの力強さ(アルコール感を含む)とはちがい、とてもやさしいタッチ。味わいにもスパイシーな部分がアクセントになっていて、個人的にはこの三日目が一番好きな状態。

うん、二日目の感想にも書きましたが、確かに2003年までのパッソピッシャーロに似てる。グラスからの情報よりも飲めばそう熟成っぽさは希薄になる。旨味があって、果実の密度が高い。アルコール感も三日目はようやく落ち着いてきた。

このエトナのプロジェクトに関してのエノロゴはジュゼッペ・カヴィオラではないはず。その醸造所などの設備を貸していると思われる「CT 6694」にヒントがありそうな気もするが、どこのそれとも似ているとは思えない。

アントニオ・モレッティも他のエトナのワインは飲みこなしているはずだし、世評やワイン誌の評価を思うともっといわゆる「ピノ的」なスタイルにしてくるのかと思っていましたが、予想外に濃密なスタイルに仕上げてきました。もちろん、初モノのこ
と…今後どうなるのか?まだまだこの赤で4,000本とミニマムな生産本数しかありません。今後生産本数は増えるかもしれませんし、他のアイテム‥例えばこれはサント・スピリトのクリュとなりますのでスタンダードラインが増えるとか?他のクリュ名を名乗るものが増えるとか‥。やっぱり初モノは飲んでおきたいですね。

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