Sassicaia 2015 Tenuta San Guido【第一回販売分】

トスカーナ州の赤 > Sassicaia

更新履歴 2019/03/13
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19,800円(税込)

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サッシカイア 2015 テヌータ・サン・グイード
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネソーヴィニョン85%、カベルネフラン15%/フルボディ》

詳細なサッシカアの歴史はググっていただくとして(書けよ!)、マリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏(現投手のニコロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏の父)が、シャトー・ラフィット・ロートシルトから苗木を譲り受け、ボルゲリの地でブドウ栽培を始めたのは1940年代とのこと。公式な初ビンテージとなる1968年までは、自家消費用のワインだったそうです。当時は2haの畑から5,000本程度の生産本数だったとか。

その後のサッシカイアの名声はご存知の通りで1994年には、スーパートスカーナとしてVdT(ヴィノ・ダ・ターボラ)として生まれながらも、遂に単独DOC『ボルゲリ・サッシカイアDOC』を名乗ることになります。現在は90haのブドウ畑から、サッシカイアは約20万本生産しています。20年前の1995年ビンテージあたりは5万本だったそうですから、4倍になったわけですね。その名声の高まりとともに世界的な需要も増えたことでしょう。その期待に応えるためには、畑を買い増ししなければなりません。当時のボルゲリならば、まだそれも可能だったのかもしれませんし、元々、オリーブ畑だった場所がブドウ畑に開拓された場所もあったでしょう。現在はサッシカイア以外にも、レ・ディフェーゼやグイダルベルトも生産しているわけですが、基本的にサッシカイアのセパージュ比率はカベルネソーヴニョン85%、カベルネフラン15%は、初リリース時から(ほぼ)不変だそうですし、ジャコモ・タキスの監修、レシピもいまだに(ほぼ)守られているとのこと。

畑が増えると平均樹齢も下がるでしょう。しかし、そこを新しいワインを作るなど調整してきたのでしょうね。もちろん、当時と今とでは、ブドウ栽培に関する技術は手法も飛躍的に‥となると、サッシカイアとしての品質を保ちながら増産が可能になったのだと思います。1995年当時の希望小売価格は不明ですが、生産本数が4倍になれば、希少性は1/4になる‥なんて単純ではないはずですが、希少性が下がっても、価格は上がるんですよね。お金の話で申し訳ないのですが、そこまで値上げになるともういいや‥とならないギリギリのラインを保ちながら、サッシカイアってそれぐらいするよねーの「それくらい」を、知らぬうちに徐々に、わからんように上げてくるあたり、ビジネスとしても成功したのかもしれません。もちろん、コスパだけで計れない「特別ななにか」を持つからこそサッシカイアなわけですが。

現在のエノロゴはグラツィアーナ・グラッシーニ(Graziana Grassini)女史。彼女の公式サイトには、ジャコモ・タキスの紹介もありますから、ジャコモ・タキスの元でエノロゴとしての経験を積んだ方なのだと想像します。テヌータ・サン・グイード以外にも手掛けている生産者は複数あるようですが、特に著名な生産者がいるわけでもないのはそれなりに志もあるのだと思います。ついつい、ジャコモ・タイスや、ジュリオ・ガンベッリなど伝説的なエノロゴの名前を亡き後もまるで手掛け続け続けられているような情報が氾濫していますが、その志とともに継いだ者が手掛けていたとしても、進化もあって当然、経費を評しつつもいつまでも、レジェンド達の名前を前に出すのはそろそろ止めるべきかもしれません(自分にも言い聞かせています)。

さて、2015年はまず9月中旬からカベルネフランの収穫が始まり、次にカベルネソーヴニョンの収穫となります。トスカーナ内陸よりも早熟なのはボルゲリならでは。早い時期に完熟すれば、それだけ雨による影響も避けることができるわけですね。収穫は9月中に終了します。収穫後の選果のあと除梗され、丁寧に搾られます。30度から31度に温度管理されたステンレス製のタンクでアルコール発酵。醸しに関しては、カベルネフランは12日から15日間。カベルネソーヴニョンは10日から13日間。ポンプオーバーとデステレージュが施されてます。その後、11月の末までにマロラクティック発酵が完了し、フランス産のオーク樽で24ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。

ガンベロロッソ誌トレ・ビッキエリ、ヴェロネッリ誌青★★★97点(G.B.)ワイン・アドヴォケイト誌97点、ワインスペクテイター誌97点(2018年度TOP100で1位)、ジェームス・サックリング98点。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ボルドー型瓶。ラベルもお馴染みのクリーム色地に、あのマーク。近年はサッシカイア以外にもこの紋章(のようなマーク)が使用されているのは、マーケティング上、このアイコンを使った方が‥という判断なんだと思います。そんなボルドー型瓶ですが、いつ間にかそこそこ重さもあるオリジナル瓶になっていますね。真っ正面下には"Tenuta San Guido Bolgheri"の凸モールド。肩部分には"SASSICAIA"の凸モールドが誇らしげに正面を向いています。残念ながら、バックラベルは正規輸入元さんの日本語仕様、コルクはなかなかの質の5cm。表ラベルに記載のアルコール度数は14度となります。グラスはヴィノムのボルドー型‥ではなく、ブルネッロ型にします。ご存知のとおりボルドー型とボウル形状は同じ。口径部のカットが1cmほど短く口径が広いのが違いです。紫のフィルターがかかる、赤黒いボルドー色。少しミネラルの硬さを感じながらも、萎縮感のない果実香の開き。完璧なボルドーブレンドですが、サッシカイアはイタリアワインである、を感じる酸を連想させる香もすばらしい。やはりカベルネ系100%らしくフルーツはカシスが主体。酸味とつながるブラックチェリーやベリー。ほろっとしたタンニンの風味はスパイスにも通じるがスパイスはそれほど前ではない。樽香だって、もっと甘味のあるヴァニラや、ローストした香ばしさが強いのでは?と思われるかもしれないが、そういうわけではない。善悪ではなく、それを求めるならオルネッライアの方がいいかもしれない。

口に含みますと、輪郭は思ったよりもミネラリー。塊感がスゴイ。輪郭にそんなミネラルの硬さもあるし、内側にはみっちりと詰まったタンニンによる堅牢さもあるが、口の中を満たす果実味を這うような酸、やわらかな中にある旨味ではなく、硬さの中にある旨味、強く、違和感を感じるような酸味ではないが、イタリアワインらしい酸があり、ボルドーブレンドだけれども、これは完全にイタリアワインを実感する。硬さを感じるフルボディ、もちろん重さもあるが、こってりとしたものではない。この硬さは熟成後も「張り」としても持続するし、構成を担うのであるからなくなるわけではないが、まとまりと解れは時間しか解決しない。若いうちは、この硬さを楽しむべきであり、楽しい。

輪郭のミネラルにはサラサラパウダーのタンニンの粉‥シルキーなんですよね。渋いか?渋い。でも、酸味もしっかりあるので、渋みだけが際立つわけではない。正直、これがイタリアを代表するボルドーブレンドとして、ベースがイタリアではない方々にはおおよそ理解ができないのではないか?ならば、やっぱりオルネッライアの方が端的に果実味も濃厚に感じるはずで‥。ただ、じゃあ俺がボルドーやナパあたりの優れたボルドーブレンドの「今」を知っているのか?と、問われれば「ノー」だからあまり強くは書けない。しかし、ナイト市場で、これがイアリア最高峰のボルドーブレンドと紹介され、まだ熟成の「じゅ」もない、パキパキの若いビンテージを飲んで、あたかも理解したように思われるのも嫌だな‥と思う。もちろん、それはサッシカイアの今(若い状態)を否定するものではないが、もっと、樽や果実の甘さを感じるわかりやすい高級ボルドーブレンドもあるかと思うと、サッシカイアは他のイタリアの若いビンテージ同様に、酸も同等に前に出る。ヘタをすれば酸っぱい‥と思われるのではないかと。

いや、まだまだ一杯目、輪郭のミネラルも硬さこそ感じるがツルンとしており(イガイガしない)、果実味に渋味と酸味があるとはいえ、まろやかさもあるんですよ。ただ、確かに若さを感じる。未熟という意味ではない、品種特性としての青さも微かに感じ、ああ、カベルネ特有の風味も上がってきた。

控えめの二杯目。これは三日といわず、長丁場になるかもしれない予兆であり、それだけのポテンシャルを感じている。時間経過…まだまだですが、少し深く、少し密度も、そしてまろやかさも出てきたように思います。まとまりつつある‥そういう状態。

まあ、ゆっくり行こうぜ。なんせサッシカイアの2015年なんだから。そのポテンシャルを噛み締めながら、熟成後に思いを馳せながら、この若さを楽しむのもいいじゃないか。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。ボルドー品種だから、ボルドー型でなければ‥ではない。それで、安心できるならそれでもいいけれども。グラスによって「違う」だけで、どちらが正解というわけでもない。ただ、サッシカイアのタンニンと酸味とのバランスを思うと、ブルネッロ型の方が個人的には良さそうという判断なだけだし、そもそもボルドー型では試していない。二日目だけれども、トータルで三杯目なわけだ。青さでもあり、青さではない新鮮なカベルネの香り。うまくまとまっているであろうし、旨味、甘味が出てきてるんだろうな‥も想像できる。口に含みますと、輪郭のミネラル表面のシルキーさはそのままに、塩味も感じるんですよね。ビシっときめ細やかなタンニンにも少し親和性を感じるが、酸はまだまだこなれを求める。全体的なまとまりは、ゆっくりと酸化した二日目ならでは。

とても洗練されたボルドーブレンドであるのは明白。この2015年が初めてなお客様は、もっと樽香が効いてて、もっと濃厚なワインを連想したかもしれないがそういうわけではない。しかし、サッシカイアもセパージュ比率や醸造方法が普遍だとされているが、一時期は樽熟成にアメリカンオークを使うなど、その時代の消費者の趣向に添った造りをしていた時代もある。では、今はどうだろうか?まだ硬さや、まだ熟れきらないタンニンや酸味を感じてはいるが、今らしいやわらかさは、一時期よりもあるのかもしれない。こういうのは、5年、10年経過してから、あの時代は「そうだった」んだな‥とわかるようになる。

バランス。すばらしいですね。ボルドーブレンドとしてのウケを狙うなら、なんとでもなるだろうに。あくまでもイタリアワインを死守‥どころか、イタリアワインらしいボルドーブレンド。同じボルゲリでも表現は様々。サッシカイアがイタリア最高の(ボルドーブレンドとしての)スーパータスカンであることは揺るぎはないが、当時の「新しいもの」ではなく、すでに一時代を築き、今やDOC格となるまでに定番化した、安定したものになった。そこに奇を衒うようなウケねらいの小細工はない。

三日目もヴィノムのブルネッロ型。この三日目を思うと二日目は大人しかったのか?とても開放的な広がりを感じます。少しのミンティさがなおさらカベルネの香りを外交的にしますが、決してボルドーなカベルネではない。やっぱりイタリアだし、ボルゲリだし、サッシカイアなカベルネ。いい意味ではカベルネフランを感じない単一品種的な複雑さ。輪郭のシルキーさは張りのあるウオーターベッドのような弾力でボディを保つ。じんわりと奥へと広がる旨味、タンニンが濡れてゆく、そしてジュシーな酸味。ここへきてさらに旨い。品種特性を超えて自分の好きなスタイルなんでしょうね。それがイタリアワインらしい。たまにボルドーを飲むと、こう、テンポが違うんですよね。悪いわけじゃない。慣れてないのと、そっちに合わせるために、少し努力が必要になる。

四日目もヴィノムのブルネッロ型。三日目同様のまろやかさ。今、この2015年を飲むなら三日目(以降)がオヌヌメとなるが、じゃあ、三日待たねばならないのか?は、違う。初日は二杯、二日目は一杯、ボトルに残っているワインは約半分、注いだ回数は三回。三日目の一杯は四回目に注いだもの。この四日目なら五回目に注いだものである。ラスト五日目の六杯目を残す。初日に三日目の雰囲気を出そうと思えば、やはりデキャンタということになるのかもしれないが、事前抜栓や、早めに注いで置くことなどで急激なデキャンタを避けつつも、なんとか三日目の雰囲気は‥まあ、やはり時間が解決するしかないんだけれども。

イタリアのボルゲリの、サッシカイアのカベルネの風味。ボルドースタイルだけれども、ボルドーにはない。いい意味で、すごくトスカーナワインの味わいだ。カベルネ主体だからと、イタリアにおけるボルドーっぽいワインとしてナイト市場で消費されるのはもったいない。サッシカイアはイタ専が飲むべきボルドーブレンド。

五日目まで引っ張りました。ラストもヴィノムのブルネッロ型です。カベルネの甘旨い、樽のまろやかさ、まとまったからこその香味がありますね。本当の真価を発揮するのはまだ先かもしれませんが、すでにこのレベルってのはさすがです。

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