Concerto 2015 Fonterutoli

トスカーナ州の赤

販売価格

8,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

コンチェルト・ディ・フォンテルトォーリ 2015 マッツェイ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ80%、カベルネソーヴィニョン20%/フルボディ》


初ビンテージは1981年。ブランカイア(イル・ブルー)が1988年、シエビは1993年が初ビンテージとなりますので、実はフォンテルトーリ(マッツェイ)が初めて手がけたいわゆるスーパータスカンがこのコンチェルトなんですね。海抜260mのシエピ畑と、海抜500mのフォンテルトオーリ畑からのブドウが混醸されサンジョヴェーゼ80%にカベルネソーヴィニョン20%と、まるでアンティノリ家のティニャネッロを意識したセパージュ比率ですが、確かにそうだったのです。90年代半ばに一旦姿を消すことになりましたが初リリースから30年となった2011年に復活、良年のみリリースされることになったようです。

海抜450mから550mのフォンテルトオーリ畑と260mのシエピ畑で栽培される樹齢17年から32年のブドウが使用されます。セパージュ比率は伝統のサンジョヴェーゼ80%に、カベルネソーヴィニョン20%。2015年の9月28日から手詰みで収穫されたブドウ達は、26度から28度に温度管理されたステンレスタンクで14日から18日のアルコール発酵の後、新樽比率70%のフランス産のバリックで18ヶ月の樽熟成後、2017年の2月に瓶詰めされました。瓶詰め後約6ヶ月の瓶熟成後リリースとなります。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


その昔のラベルとは、形状は紋章の位置他モロモロ変更点もありますが、紋章と同じくラベルに向かって左上から右下への赤帯は健在。イタリアワインの場合、ビオンディ・サンティや、モンテラポーニなど、オフビンテージに赤い斜線を入れる暗黙のモロモロの了解的ラベルデザインもありますが、コンチェルトのそれは、ネガティブな斜線ではなく、赤帯なんですよね。同じ赤(濃い小豆色)のキャップシール、コルクはなかなかの質の5cmで熟成を想定しても十分なもの。グラスはヴィノムのブルネッロ型にしました(ボルドー型と迷いましたが、サンジョヴェーゼ80%だしね)。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。


確かにエッジにカベルネ由来の紫が射しますし、サンジョヴェーゼ単体では無理な暗さ、深く、黒に近い赤。樽香がとてもいいですね。これぞスーパータスカンとしてのトスカーナIGTらしい樽香を持ちますが、ヴァニラの風味も含めて果実香を覆い尽くすわけではない。サンジョヴェーゼ主体のスミレや、黒光りするチェリーの果実を主体に、品種的構成比率は20%だが、しっかりと主張するカシスや黒いベリー系の果実香はカベルネ。まだ2015年を若い年号だけれども、十分に詰めた果実香は角を感じさせないですね。

口に含みますと、うーん、旨い!少し樽由来の香ばしさとほろ苦さもアクセントに、基本はやっぱりキチンと熟したサンジョヴェーゼの果実味と、酸味。カベルネの構成感、タンニンがさらにそれを補強しながらも、硬すぎず、しなやかさがある果実味です。14度というアルコール度数も過剰に感じないし、一杯目からまとまりを感じ、濃さを感じつつもとても飲みやすい。

いやあ、旨いですね。旨いですよ。これにアンティノリな味付けがあればティニャネッロ(超語弊あり)。サンジョヴェーゼにはメルロの方が相性が良いと思うこともあるが、カベルネを混醸して相性抜群なのは、やっぱりソレと、コレだな。よくぞ復活してくれたとこの2015年を飲んでそう思う。残念ながら、世界市場で国際品種(主体)のワインよりも値段のつかない(超語弊あり)サンジョヴェーゼ単一や、主体のワインなぞを造るなら‥という流れもあるかと思うが、「昔の名前で出ています」なコンチェルトはほんとエライし、期待を裏切らなかったのが嬉しい(感涙)。

おれ、これ、すき。

こんな抜栓したての一杯目から、すんなりと飲めるのは現代的でもあるのだろうけれども、サンジョヴェーゼ好きには堪らない一本に仕上がっています。これはCCでもないし、CCRでもない。ましてやCCGSでもない。あくまでもトスカーナIGTとしての佇まいがすばらしい。

程よいなあ‥。ほんと程よい。

サンジョヴェーゼ単一‥ペルカルロにフォンタッローロ、ペルゴレ・トルテに‥優れたCC(R)も今や単一品種であることが多いわけですが、カベルネを20%混醸する意味があり、意義がある。そして、ヘタしりゃ20%もカベルネ入れると、サンジョヴェーゼが多い尽くされるワインも多いなか、あくまでもカベルネが補助品種としての役割をキッチリとこなしてる。嬉しいねえ。旨いねえ。

二杯目ぐらいでは何もかわらないが、やっぱり旨い。アルコール感がないわけではないが、旨味とうまくマッチしてますね。酸味、タンニンともに刺々しい凹凸はがないのがほんと、すんなりとおいしく飲める。

時間経過とともに、終盤にカベルネ由来のタンニンがグンと個性をはっきしますね。酸味のサンジョヴェーゼ、渋みのカベルネ。8対2の比率ってのが黄金比率なのかもしれませんね。

二日目もヴィノムのブルネッロ型です。20%ながらカベルネの果実香の推しはあなどれない。紫や黒のベリー系の熟した果実香は樽とも似合うんですよね。しかし口に含めばあくまでもサンジョヴェーゼ主体で、初日よりも明確な酸味が、二日目のまとまりをまだまだ大人しくさせるわけではない。少し小豆の炊いたんっぽさ、しっとりとしたこし餡で、甘味は過ぎない。初日同様の旨味があり、しっとりとやわらか‥これも熟成させたいなあ‥。タンニンもほんとキメ細やか。やわらか過ぎないのはタンニンのおかげかな。メルロじゃなくカベルネだからこそのスタイルに納得。

いやああ、真っ当なスーパータスカンだよ。復刻だからって、古臭いわけではない。しかし、新しくなってなお、同じセパージュ比率でリリースしてくれたのは嬉しいねえ。コンチェルトを飲んでティニャネッロを思い出すのも筋違いかもしれませんが、この黄金比率からなるワイン達、大好きですよ。

三日目もヴィノムのブルネッロ型です。なめらかに、密に、深い香りに、まとまってきました。味わいも旨味と甘味のバランスもよく、スーパータスカンとしての偉大さも兼ね備えます。三日目にして、サンジョヴェーゼとカベルネの境、継ぎ目がなくなってきましたね。サンジョヴェーゼの補助品種としてのカナイオーロや、コロリーノではなく国際品種のメルロが似合うとすれば、それはサンジョヴェーゼの足りない部分を(めっちゃ語弊あり)補う役割と考えるが、カベルネを混醸するのは、スイカに塩を振るようなもので、なにも補助するわけではい。カベルネぐらいの主張をパンと当てると、よりサンジョヴェーゼの個性が引き立つ、そういう使い方に思える。あくまでもそれぞれが、それぞれとした確かにあり、一体感というよりも、相互を引き立てあうような混醸。

とはいえ(お、もう否定するのか)、サンジョヴェーゼにはないカベルネ由来のタンニンはしっかりとサンジョヴェーゼに組み込まれてる。ベリーやカシス系の香味もね。溶け込み、まとまりがないわけではなく、お互い主張しつつ共存するからこそ、複雑さも増す。

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