Gattinara Le Castelle 2011 Antoniolo【予備品】

ピエモンテ州の赤 > Antoniolo

更新履歴 2018/07/18
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ガッティナーラ・レ・カステッレ 2011 アントニオーロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》


ピエモンテ州はヴェルチェッリ県内のに位置するガッティナーラ地区のすぐ西側はヴァッレ・ダオスタ州、ちょっと南東に車を走らせればロンバルディア州の州都ミラノがあり、ピエモンテの州都トリノよりも近いんですね。

そんなガッティナーラのDOCG規定は、スパンナ(この地でのネッビオーロの呼び名)を90%以上と規定されており、ボナルダを10%未満のブレンドが可能となっています。

ガッティナーラ地区は、アルプス山脈の山裾にあり、南部のランゲ地区と比較すると冷涼が地域となります。よってなかなかスパンナが熟し難い‥とも言われていますが、気候温暖化が進めば、ランゲ地区よりもよい産地になったりして‥な妄想もできなくもありませんね。

また、ランゲ地区の丘陵地は元々は海底だったそうで、海の生物は時間を掛けて石灰質のチョークとなり、チョークや粘土主体の土壌がランゲ地区の特徴ですが、ガッティナーラなどのノヴァーラ丘陵や、ヴェルチェッリ丘陵は元々は氷河だったそうです。アルプスに由来する火山岩土壌が主体で、マグマが冷え方待った斑岩が豊富なことはアルカリ性に傾き、ミネラルの吸収を促進します。

ブドウ栽培には土地が痩せ過ぎで、その冷涼な気候も相まって厳しい地域。ワインはネラル分が強く、完熟しにくいことからも、熟成に時間を要する固い印象にるそうです。とはいえ、ガッティナーラ地区でスパンナ(ネッビオーロ)は栽培し続けられ、DOCGにも認定されている銘酒のひとつであるわけですね。かのマット・クレイマー兄さんの著書「イタリアワインがわかる」でガッティナーラの項を見れば‥

 「伝統派と革新派との相違点は小さなもので‥なにしろ生産者の数がせいぜい30名と少ないから、
  もうけ主義のものとそうでない優品との違いという図式になる‥」

  と、書かれており‥

 「優れたガッティナーラの造り手を数えるには片手で足りる。」

  と、した上で‥

 「断然すぐれているのはアントニオーロで、この地区きっての模範的水準を保つ。」

  とのこと‥。

1948年‥マリオ・アントニオーロによって設立されたアジェンダで、ガッティナーラの丘の南面に約15haの畑を所有しています。中でも、ガッティナーラを代表する単一クリュであるレ・カステッレ、オッソ・サン・グラート、サン・フランチェスコを保有し、それらの単一クリュなガッティナーラを少量生産しています。1980年代にはバリックで熟成させたガッティナーラもあったようですが、現在では3種類のクリュも含め全てのガッティナーラは大樽熟成となります。

現在は、ロザンナと、その娘のロレッラ、息子のアルベルトの三人での運営で、僅か15haの畑ではありますが、そのスパンナ(ネッビオーロ)の樹齢は高く、古いもので60年‥平均して40年以上の樹齢を誇ります。50年以上前までは、バローロやバルバレスコに勝るとも劣らない人気、知名度のあったガッティナーラですが、現在はブドウ畑は1/100に。対してランゲのブドウは丈は100倍になったとのこと。

ランゲと違い、ブドウ以外の植物と共存する地区だというガッティナーラは、他の植物や動物、昆虫の影響を受けることも必要で、畑にはブドウ以外に20種類もの植物が自生しているそうです。またランゲの粘土石灰質土壌と違い、アルプルに由来する火山岩が主体。マグマが冷えて固まった斑岩、火山岩土壌(アルカリ性)でミネラルの吸収も促進される。ランゲの粘土石灰は酸性で果実の表現に向き、重厚なワインになる。川を挟んだ向い側にゲンメがあり、ゲンメは海を由来する土壌になる。火山岩土壌のネッビオーロはガッティナーラとボーカとのこと。

アントニオーロが所有する3つのクリュは、このレ・カステッレ(1.5ha)、オッソ・サン・グラート(5,5ha)、サン・フランチェスコ3,5ha。今回ご紹介するレ・カステッレは南向き斜面に位置する樹齢約40年の畑。比較的粘土の比率が高いが、地中深くに岩盤が通っておりミネラル十分なワインになる。硬い酒質から2008年まではバリックで熟成させていたが、現在は大樽で24ヶ月の樽熟成。ミネラルの硬さと厚みのある果実味を兼ね備えるクリュとなります。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


アントニーロはボルドー肩便ですね。アントニオーロらしい書体がちょっとクラッシックな感じなのもいい雰囲気。バックラベルには生産本数2,500本の記載があり、それぞれのボトルにナンバリングが施されています。コルクがイイ!良質の5cmが奢られ、さすがアントニオーロのクリュ・ガッティナーラのひとつと言えます。グラスはヴィノムのブルゴーニュ型、表記のアルコール度数は14度。いい色ですね。向こうが透ける赤ですが、深みもあります。そして何よりも果実の香りがとても開いているのもいい。このレ・カステッレはミネラル硬いとのテクニカルですがこれだけ果実香があればそう感じさせないかも。果実香に確かにミネラル感がある。そのミネラルの香りは、ガッティナーラらしい火山性土壌の香り。エトナの赤にも感じられる要素ですね。どちらも、色濃いタイプではなく、ピノ的と思えば、エトナが好みのお客様はガッティナーラも好みかも?と思います。そんな火山性土壌を感じさせる香りのなかに、プラム、イチゴ、チェリーの香り。

まずは口に含みます。なるほど。香り同様に果実味もありますが、ミネラル硬さ‥確かに感じますね。ただ、それは「張り」であり緩みではいという利点のみで、ガシガシとした硬さではありません。また、塩味を感じるのもミネラルでしょうか。構成感ある酸味の筋が通り、タンニンもビシっとキマっています。全体的な構成感は硬さと感じるかもしれません。ただ、ミネラルのやわらかさもある。とてもピュアな果実味、果汁にしなやかさがありますね。余韻も十分あり、確かにランゲのネッビオーロとの違いを感じて頂けると思います。

間違いなくおいしいネッビオーロですね。ついついランゲのそれが多いのですが、ガッティナーラはやっぱりイイ。最近、カレーマがどうもしっくり来ないのですが、クリュのガッティナーラがこの価格は貴重ですね。

時間経過とともに、ミネラルのやわらかさ、輪郭もふんわりと感じますね。その分、大きくも感じるようになります。押し付けがましくないフルボディで、バランスのよい密度感。飽きのこない酒質であるのも嬉しいし、食中酒にこれは使えます。その塩味もいいんだな。

二杯目も塩味のアクセントをまとうやわらかな果実味がいい。そのやわらかさは徐々に旨味にも感じるようになる。まったく派手な甘味や樽が着飾ることはない。

このアントニオーロのコステ・デッラ・セシアや、スタンダードなガッティナーラももちろんおいしいんだけれども、やっぱりクリュ・ガッティナーラのひとクラス上感がちゃんとある。これ大事なんですよね。CCとCCRにキチンとに(スタイルや価格)差を感じ取れるのが大事なように。

旨いなあ。香ばしさもある。これは樽なんか、いや火山性土壌なんだと思うね。全体的にキツくない。そして、やさしいだけじゃないのもいい。ああ、まだまだグラスの中で旨くなりますね。初日からコレだと二日目、三日目が楽しみだし、初日で、ほんの少しの時間、グラスでの時間をかけてあげればさらに良くなりますから、やっぱりイタリアワインは焦ることなく、ワインの時間に付き合ってあげて欲しい。

二日目もヴィノムのブルゴーニュ型です。いい開き方してるね。少し熟れたピノ・ノワールっぽい香りがあるのもいい。濡れたバラのドライフラワー、ローズヒップティー。ネッビオーロらしい茶葉系が濡れてるんだか、乾いてるんだかの状態がいいんだな。初日の火山性土壌ちっくな香りが控えめになる。口に含むととてもやさしい輪郭がありやわらか、しなやかな果実味がしっとりと密度を埋める。

もっと硬いのかと思ったが、構成を崩さない張りを感じつつもしなやかでとても飲みやすい。初日よりも塩味も溶け込みましたね。旨味やしなやかさが甘さにも通じますが、甘過ぎないのは相変わらず。タンニンの香ばしさも含めてすべてがしなやかにまとまる二日目の感覚というのは心地よい。うん、これはかなり旨いわ。スタンダードなガッティナーラもおいしいんだけれども、ひとクラス上になると、やっぱり刺々しさ≒荒さがない‥というか、各要素がキレイに研磨されている感覚がありますね。

三日目もヴィノムのブルゴーニュ型です。さらに無理なく開いていますが、より一層のまとまりも感じますね。甘やな果実香、旨味も渋味も想像できます。キレイに渋いですね。タンニンの質がほんとに高い。もちろん酸味もなんだけれども、フルボディだけれども重過ぎることはなく飲めてしまう。

品がある‥のも確かに感じる。スタンダードクラスも旨いんですが、どこか濃さや密度に品を感じますね。いいタタズマイしてるんです。

ランゲ以外でもこんなに旨いネッビオーロがあるんだ!

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