Rosso dei Notri 2015 Tua Rita

トスカーナ州の赤 > Tua Rita

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更新履歴 2017/01/15
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ロッソ・ディ・ノートリ 2015 トゥア・リタ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ50%、カベルネソーヴィニョン20%、メルロ20%、シラー10%/フルボディ》


ヴィルジリオとリータ夫妻がトスカーナ州のスヴェレートの地に畑を購入したのは1984年のこと。1988年に植樹し、1992年に初めて瓶詰めしたワインから僅か6ビンテージ目の1997年のレディガッフィがワインスペクテイター誌で100点を獲得します(後にワイン・アドヴォケイト誌で2000年のレディガッフィが100点を獲得します)。

ヴィルジリオ・ビスティ氏は世界的な評価に驕ることなく、元々は趣味で始めたブドウ栽培を世界レベルのワイン醸造に高めます。1984年、彼が42歳、ヴェルジリオの故郷からほど近いスヴェレートのその地には、少しのブドウとオリーブ、麦が栽培されていた土地でした。ティレニア海沿岸に近く、痩せた土壌は赤い色をしていました。当時は、ワインを醸造する生産者はおろか、野菜農家も手を出さなかったような土地だったようですね。しかし畑には鉄分やマグネシウム、微量必須元素が含まれていることも後々判ることとなり、特別なワインを生む土地となります。

元々はゲーム機器の販売を行っていたヴェルジリオは、その仕事の傍ら週末はスヴェレートでブドウ栽培を始めます。最初に着手したブドウ品種はやはりサンジョヴェーゼとトレッビアーノだったとか。思った以上の成果を実感したヴェルジリオはワインの勉強のためにボルドーを幾度となく訪問、1988年に1,5haの畑にカベルネソーヴィニョンとメルロを植えます。

1989年には当時28歳という若さながらメキメキと頭角を現し始めたルカ・ダッドーマをエノロゴに迎え入れます(1997年まで)。1992年にはトゥア・リタ初めてのワインとなるジュスト・ディ・ノートリ1992年をリリースします。その後、一部出来の良かったメルロを実験的にバリック二つ分のみ単一品種で詰め始めたのがレディガッフィ。1994年ビンテージが実験的に造られました。1998年からはルカ・ダッドーマからステファノ・キオッチョリにエノロゴが変更になりますが、2016年度版からヴェロネッリに掲載されているトゥア・リタの情報では、エノロゴはルカ・ダッドーマとなっています。またルカ・ダッドーマに戻った理由は大人の事情で触れてはイケナイコトのようです。

スヴェレートという新天地で国際品種をモダンな製法(語弊あり)で成功したトゥア・リタですが、実はその秘訣は機械の手を介さずに行われる畑の手入れ。植樹率はhaあたり8,000本から9,000本た高い密植率の畑を、ひとりあたり約2haを徹底的に管理しています(畑の管理は15名から18名で行っているそうです。

また、ティレニア海沿岸部に近いスヴェレートの特異稀なミクロクリマも、トゥア・リタの個性を生みます。ボルゲリよりもさらに南、緯度的にはそのまま内陸(東)に向かえばモンタルチーノあたりでしょうか。マレンマ地区の中では北部となります。

現在は妻、リータ・トゥアが(名義的には)当主となるようですが、娘婿のステファノ・フラスコッラ氏が実質的な当主でエノロゴを兼任しワインを造り続けています。


2000年が初ビンテージとなるトゥア・リタの最もスタンダードな混醸の赤がこのロッソ・ディ・ノートリ。ペルラート・デル・ボスコ・ロッソは2001年までと、2011年からはサンジョヴェーゼ100%で醸されており、途中の9年間は国際品種が混醸されていました。このロッソ・ディ・ノートリは「レディガッフィ」のメルロ「シラー」のシラー、「ジュスト・ディ・ノートリ」のカベルネソーヴニョン、「ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ」のサンジョヴェーゼ、それぞれのセカンド・キュベをブレンドして醸される共通セカンドとなります。よって、品種構成はビンテージによって若干の変更があるようですね。

醸造は、ステンレスタンクでのアルコール発酵後、マロラクティック発酵が施され、一部樫樽で6ヶ月熟成させたものと、ステンレスタンクで熟成させたものをブレンドしています。


  2015年のビンテージ情報

  2015年は素晴らしいビンテージとなりました。降雨のタイミングが良く水分
  が必要な時にタイミングよく降ったという印象、強い日差しと適度な厚さが
  ありパーフェクトな年です。ワインは味わい深さと上品さを兼ね備えセカン
  ドワインでありながら、レディガッフィやジュスト・ディ・ノートリなどの
  上級ワインと渡り合うほどの実力を誇り、風格さえ感じます。幅広くお料理
  と合わせられるワインですが、2015年は特にお肉との相性が素晴らしいです。
  (輸入元資料より)


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

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