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Salluvii Gavi 2011 Castellari Bergaglio

イタリアの白ワイン

	更新履歴 2012/09/12 販売価格 1,780円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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サッルヴィ ガヴィ 2011 カステッラーリ・ベルガーリオ
《イタリア／ピエモンテ／白／コルテーゼ／辛口》


1979年にカステッラーリ・ベルガリオ氏が興したアジェンダは、四代目のマルコ・ベルガーリオ氏が現当主。マルコ氏は明確の3つの理念を持ちワイン造りを行っています。「コルテーゼの可能性を追求すること」「故郷の大地、土壌の個性を尊重すること」「4代にわたり培った経験の尊重のみならず新しい栽培や醸造の技術も導入すること」だそうです。国際品種は導入せずに、ガヴィに賭ける想いはアジェンダの入口に掲げられる『ガヴィテカ』と記されたプレートがあるそうです。

4世代にわたって所有している12haの葡萄園は、2つのコムーネに分かれています。ガヴィにある畑は石灰質中心のテッラ・ビアンカの土壌、その北のタッサローロに所有する畑は粘土質のテッラ・ロッサの土壌であり、まったく異なる個性を持った畑を所有しています。標高は薬300mで、平均樹齢は35年と、コルテーゼとしては古く、さらには80年を超える古木も少なくありません。そんな畑、栽培の管理はアグロノモのダヴィエ・フェッラレーゼが就きます。

シンプルながら清潔で（←ここ重要）近代的な設備を持ち、当主ジャンカルロ・スカリオーネが担当していた醸造は、ロベルト・ジェルビーノ氏に変更になりました。

現在生産しているのは、今回ご初回するスタンダードにして共通セカンドとも言えるサッルヴィと、2つの土壌の個性を表現するフォルナーチャ（テッラ・ロッサ土壌）、ロローナ（テッラ・ビアンカ土壌）、2つのガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィに、古木から収穫されたコルテーゼを使うロヴェレート。樽熟成させたピリン、日本市場には導入されていませんがパッシートのガヴィナムや、将来的にスプマンテも醸造する予定があるそうです。

いずれにせよビアンキスタでありコルテゼスタ（←そんなん言うんかどうか知らん）であり、やはりガヴィテカなんですよね。

ビエモンテ州を代表する土着品種からなる白ワインと言えば？アルネイス種を使用するロエロ・アルネイスもDOCGですが、やはりこのガヴィのDOCG格付となります。ガヴィを含め11のコムーネが産出範囲となりDOCGに昇格したのは1998年のこと。もちろん品種はコルテーゼが100%と規定されております。その昔、ガヴィのちょっとエエガヴィはことを「ガヴィ・ディ・ガヴィ」と呼んだものですが、現在はその表示は不可とされており、ガヴィDOCGまたは、コルテーゼ・ディ・ガヴィDOCG。今回の上級クラスのようにガヴィDOCG・デル・ガヴィ・コムーネ・ディ・ガヴィの表示は可能となっております。最後のコムーネはガヴィを含めて5つのコムーネがそれを名乗れるようですが、他はどこか知らない（←調べろよ!!)。


タッサローロの畑の葡萄が主体となりますが、共通セカンド的なスタンダードラインがこのサッルヴィ。平均樹齢約30年で、栽培面積は約3ha、もちろんコルテーゼ100%となり、ステンレスタンクでの20日間の発酵と約5ヶ月の樽熟成が施されます。サッルヴィとはガヴィの住人を示す昔の呼び名。確かに石灰質のテッラ・ビアンカの土壌からのコルテーゼよりも、この粘土質のテッラ・ロッサの土壌からのコルテーゼらしく厚みある果実が特徴。もちろんミネラルもたっぷりと有しますがしっかりと溶け込んでいますね。このスタンダードクラスを飲めばベルガーリオの力量が計れるというもの。とてもコスパに秀でたガヴィで、ガヴィのネガティブなイメージを覆してくれますよ。ちなみに、表記のアルコール度数は12.5度。