Mormoreto 1985 Frescobaldi
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モルモレート 1985 フレスコバルディ
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネソーヴィニョン主体/フルボディ》
トスカーナに、大小‥自社他社含め8つもの醸造所を構えるフレスコバルディ家。その中でも、キャンティ・ルフィーナに位置するのがニポッツァーノですね。このニポッツアーノでは、キャンティ・ルフィーナ・モンテソーディと、リゼルヴァを醸していますが、このモルモレートは、海抜280〜330mにあるカステッロ・ディ・ニポッツァーノ醸造所(管轄)で醸されるIGTとなります。ニポッツァーノ醸造所管轄エリアにはモンテソーディのサンジョベーゼの畑と、南向きの約25haのモルモレート畑があるんですね。最近のビンテージは、カベルネソーヴィニョンを主体にメルロやカベルネフランが混醸されておりますが、1985年は、カベルネソーヴィニョン主体(もしくは100%)であるようですが、詳細なセパージュ比率は不明です。初ビンテージも不明ですが、なんてったって1985年!!いい熟れをしたカベルネに間違いないはずっ!!
さて‥状態は、ラベル枠が、ほぼ黒な紺色の部分に擦れがありますが全体的には綺麗なラベル、バックラベルに捲れのあるボトルがありますが気にしない、気にしない。当時のラベルとしては多色擦りで金色もあしらってあるので、高級感あっただろうなぁ‥と遠い目。そして、キャップシールがお洒落。もちろんキャップシール頭にはフレスコバルディな紋章&お名前入りですが、側面に、ヴィトンのパッチもんみたいな柄があるのね‥これがなんかイイ。キャップリースの状態は良く、すべてのボトルでくるくる回ります。液面は、経年らしく下がってはきてますが、液漏れはないと考えます。バックラベルにはカベルネソーヴィニョンのみの情報‥18ヶ月の樽熟成と、10ヶ月の瓶熟成を経たようです。生産本数は33,300本と、当時としては大規模だったようですが、現存するボトルは少ないでしょうね。ちなみにVdT表記で、表ラベルに記載のアルコール度数は12.5度となります。澱も思ったほど多くはなく、結晶的に濁らせない固まりがコロコロした感じなのもイイですね。
液色は澄んでいますが、まっだまだ濃いのはカベルネソーヴィニョンならでは‥かもしれません。なんてったって、1985年のモルモレート。飲み頃かと思いますし、とてつもなく旨そうです。
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