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I Rose Langhe Rozato 2021 Giacomo Fenocchio

イタリアのロゼワイン

	更新履歴 2023/07/12 販売価格 2,880円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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イ・ロゼ・ランゲ・ロザート2021 ジャコモ・フェノッキオ
《イタリア／ピエモンテ／ロゼ／ネッビオーロ／ミディアム／辛口》

モンフォルテ・ダルバはブッシアに本拠地を置くジャコモ・フェノッキオ。創業は1864年では世代に渡りワイン造りを続けている歴史ある造り手です。現当主はクラウディオ・フェノッキオ。時間をかけた発酵と大樽での熟成という伝統的な手法を守り続けています。所有する畑は合計14haと規模は大きくはありませんが、カンヌビや、ヴィレッロという超銘畑も所有しクリュ・バローロをリリースしていますが、ジャコモ・フェノッキオのご自慢は、ブッシア畑、ブッシアからはバローロ・リゼルヴァもリリースしています。

海抜300m、粘度と凝灰岩質の丘陵地にある平均樹齢4年から5年の若樹のネッビオーロ100%。9月の下旬から10月上旬にかけて収穫されます。最高温度18度までに温度管理されたステンレスタンクでの醸し発酵後、ステンレスタンクで6ヶ月の熟成後瓶詰め。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

撫で肩の透明瓶。AlBEISAではありませんね。スクリューキャップ仕様となります。冷蔵庫キンキン温度、グラスは、シュピゲラウのディフィニッション、ユニバーサル型です。ちなみに表記のアルコール度数は14,5度。色がいいですね。注ぎたてはオレンジ色でしたが、クリアなブラッドオレンジの果汁のような色合いです。バラ、ほんのりと甘味のあるチェリー果汁の香り。キンキン温度ですので全開ではないのかもしれませんが、果実香はしっかりと密度がありますね。ああ、飲みたい。口に含みますと、うん、このロゼおいしい。確かにネッビオーロの風味がありますね。14,5度という度数がロゼなんだけど赤に近いように感じさせるボリュームを演出してるかのようです。完熟しながらも酸味があり、甘味にコクのあるブラッドオレンジや、チェリーの果実味。なかなかエキスがしっかりしてるので、味の持続性があります。香りの余韻もありますが、どちらかというと味の余韻が長い。ボリュームや、甘味もありますが（甘口ではありません）、ネッビオーロのロゼらしいタンニンもあるのがいいですね。

うん。ますますオレンジ感がありますね（オレンジワインではないぞ）。ネーブルとはまた違うな、いやネーブルの酸味とやわらかさに、ブラッド・オレンジの苦味や渋味。でも、ほどよいボディはトロピカーナのようでもある。アルコールのボリュームは、旨味にも感じるほどよい厚みにも感じますが、温度が上がればもっと酸味が溶け込んだ旨味が出てきそうですね。ワイン単体でなら、ハム類というよりも、それこそネーブルなどの皮の色の濃いめの柑橘とモッツァレラ、避けるチーズ、スカモルツァでもいいかも。サラダにそんな柑橘を入れて、柑橘の酸味か、ワインビネガーもいいかもしれない。トマトとの相性は鉄板なので、トマトソース系の料理ならなんでも。

少し温度が上がると旨味も増して、酸味は落ち着きますね。ミネラルの風味と、果実味の中にミンティーで、ハーブが少し前のポジションになります。それにしても味の持続性があります。うん、おいしい。

二日目も冷蔵庫キンキン温度。、グラスは、シュピゲラウのディフィニッション、ユニバーサル型です。やはりブラッドオレンジ的な赤いオンレジ色がいいですね。初日同様の果実味ですが、渋味と苦味、そして酸味に伸びがあり、旨味をクーっと引っ張ってくれますね。初日よりもおいしく感じています。ライトな赤に近いわけではありませんが、ロゼながらも赤っぽい使い方をするロゼですね。キンキン温度がとてもいい。旨味も出てるし、果実味も新鮮さがある。少し、グアバとか、アセロラ、プラムの風味もありますね。温度が上がってくると旨味と果実味がシフトアップします。果実の味の強さ、あくまでもロゼですが、力強いロゼ。おいしい。まあトマトは鉄板ですね。迷ったらトマト。焼きトマトもいいかもしれません。合い挽きではなく牛肉だけのハンバーグに焼きトマト、とろけるチーズ、煮込みハンバーグもトマトの酸味があればなおよし。ワイン単体でも、料理と合わせても‥ロゼとしては香味もしっかりさんながら、あくまでもロゼな使い勝手も◎。