Chianti Classico Riserva Collezione Privata 2006 Castello di Ama

トスカーナ州の赤 > Ama

更新履歴 2016/12/10
販売価格

6,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

※ログインしてお買い求め下さいませ。

キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ - コレツィオーネ・プリヴァータ 2006 カステッロ・ディ・アマ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ80%、メルロ、マルヴァジア・ネラ、カベルネ・フラン計20%/フルボディ》

1972年の創業‥当主となっているロレンツァ・セバスティ女史の夫で醸造家を勤めるマルコ・パッランティ氏は1982年から参画したそうです。ガイオーレ・イン・キャンティ地区の優れた生産者であるのはご存知の通り。メルロからなるラッパリータを代表とする国際品種からなるワインも醸していますが、単一クリュを名乗るキャンティ・クラッシコは歴史が古いですね。

2010年からキャンティ・クラッシコ・ゴラン・セレツィオーネがデビューしたのを機にラインナップから外れてしまったのがこのキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ。今回は、アマが良年のみ秘蔵していた「コレツィオーネ・プリヴァータ」が蔵出し古酒として入荷しましたよ!

標高390mから530mの35,42haのDOCG認定畑は中礫の混ざった粘土石灰質の土壌。古い畑で1974年と1978年、新しい畑で1990年と2001年に植樹されたブドウ。キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァは、アマが所有する自社畑全体から収穫されたブドウを厳選、最高30度に温度管理されたステンレスタンクで発酵後、マロラクティック発酵。フランス産の樫の大樽(新樽比率20%)で12ヶ月の熟成後瓶詰めされます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


肩部分に「AMA 25」の凸モールド、ラベル(向かって)左に手書き文字っぽい25周年うんたらかんたらなサインのような何か‥。ラベルデザインはAMAらしいですね。現材は、その名も「AMA」なスタンダードなCCがありますね。このCCRは2009年までとなり、2010年からはサン・ロレンツォの区画からのCCGSがリリースされています。そのCCGSもすでに2013年が公式サイトに掲載されていますから、樽熟成期間などのスペックに違いはあるかと思いますが、CCGSとのは約7年の差がありますね。シルバーのキャップシール裾には、今となっては懐かしいDOCGの帯封はピンクのあれ。バックラベルは当時のものではなく「Collezione Privata」の記載、良年をさらに瓶熟成させたものであり、蔵出し古酒である旨が書いてあるような気がします。そんなバックラベルに記載のロット番号は「L.08169」‥うーん、わからん。ちなみに2007年も同価格で蔵出し古酒がリリースされていますが、まずは2006年確保しないと!となります。

上質のコルクは5cmで、側面の染みはほぼなし。澱を確認しましたが、このサンプル購入のボトルに澱は見られませんでした。グラスは‥リゼルヴァですしヴィノムのブルネッロ型にします。ちなみに表記のアルコール度数は13度となります。

色が深いですね。綿密かつ濃密なスミレと、ブラックチェリー、カシス、非常に良く開いています。香りからしてバックビンテージ、古酒であることも、素晴らしいビンテージであったことも伺えます。唾液を誘発する果実香は、甘過ぎることはない。香りがまろやかですね。樽香もしなやかで、香りに厚みがあります。

口に含みますと、うおおおおお!これは旨い!

真っ当なフルボディな酒質で、重厚な輪郭から、ブラックホールのような深さ。その核から十分な酸味が行き渡り、純度の高い果実味がしっかりと肉付いていますよ。アマの個性はサンジョヴェーゼは80%とDOCG法ギリギリで、補助品種のマルヴァジア・ネラがなかなかいい仕事をするわけですが、なるほど、色の濃さはフランかな、ふくよかさにメルロ、そして香味にマルヴァジア・ネラ、でも紛うことなきサンジョヴェーゼでありCCRです。

それにしても旨い。果実味も非常にまろやかですが、ダレやヌケはない。どこか張りを感じるのは渋味、酸味が質量ともに高いのと、溶け込んだミネラルかな。

二杯目。鉄分的な香りがあるのですが、決して酸化(サビ)っぽくはない。あくまでもミネラル香の一部。あからさま、おおらか‥ストレスのない香りの開き、13度にしてこのボリューム感、もちろん飽きのこない濃さがまた素晴らしい。

いやあ、濃密なスミレ香がいいね。香りに濃さは感じるが化粧品売場やトイレじゃない。飲み口もなめらか、濃さが粘膜に浸透する。余韻も十分、メルロや、フラン混醸ですが、真っ当なCCRですわ。

うまいわあ、うまいわあ。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。香りはあからさまに開いていますね。初日よりも少し鉄分を感じさせるミネラル香が前で硬さも感じます。樽が良く溶け込んだ果実香はやわらかで非常に濃密ですね。初日同様に甘味な香りはあるが、過ぎない。

唇の内側にソフトタッチ、そして重くなめらかな厚みがスルリと滑り込みます。旨味に溢れ、酸味、渋味もまだまだ熟れる要素を持っていますね。うーん、満たされ感がハンパない。二日目はひとつミネラルの鎧を着た感じがあるな‥第一次飲み頃‥へ向かっている途中なのか?まだまだピークがありそうなポテンシャル。

めっちゃ旨いです!

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る