Taffeta 2011 PoggioPiano
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タッフェタ 201 ポッジョピアーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/コロリーノ/フルボディ》
元々は靴製造業を営んでいたバルトリ家によって1993年にサン・カッシアーノ・ヴァルディ・ペサ地区に設立されたアジェンダ。設立当初はルカ・ダッドトーマがエノロゴを担当していましたが2005年からはアッティリオ・パーリに変更になっています。
そんなポッジョピアーノのフラッグシップワインと言えば、サンジョヴェーゼを主体にコロリーノを混醸したロッソ・ディ・セーラIGTはご存知の通りですが、アッティリオ・パーリの時代から(たぶん)さらなるIGTがリリースされていたんですね。その生産本数の少なさから、これまで日本市場には未入荷でしたが2008年からモトックスさんのリリースが始まりました。しかし、2009年、2010年と華麗にスルー(割当がなかったんでしょうね)され、今回は2011年のご案内です。
その名はタフェッタ。シルク(絹)を意味するそうです。初ビンテージは不明ですが、エノロゴがアッティリオ・パーリに変更になってからのワインと妄想します。ロッソ・ディ・セーラに混醸されているコロリーノの質の高さに単一で醸造してみることを思いついたとすれば…ですね。少なくとも2006年から存在するのは確認されていますので、2005年か、2006年が初ビンテージでないかと思われます。
コロリーノが栽培されている土壌は土砂礫質。28度に温度管理されたセメントタンクでのアルコール発酵後、バリックに移してマロラクティック発酵。新樽比率30%のフレンチオークのバリックで36ヶ月の長期樽熟成後瓶詰め、6ヶ月以上の瓶熟成後リリースされます。生産本数が1200本ですからバリック4本分のみとなりますね。今回日本市場に入荷したのおは96本とのこと。実はロッソ・ディ・セーラの蔵出しバックビンテージで2003年も入荷したようですが、2003年ということで華麗にスルーさせて頂きました。
なおバックラベルに記載のアルコール度数は15度と、2008年よりも0.5度上がっています。怒り肩のボルドー型瓶、ラベルは黒地で何かぼんやりとした写真か模様か‥わかりませんが、黒地ラベルの枠はシルバーでそこにすこしハゲがあるボトルもありますが気にしない、気にしない。2008年は蜜蝋のシールでしたが、2011年は真っ黒の普通のキャップシールとなります。
前回もイタ専マニアさんからこぞってご注文を頂いた逸品です。ポッジョピアーノのコロリーノ100%からなるスーパータスカン!2011年はしっかり熟しているいいビンテージですよ!
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