Chianti Classico 2013 Bibbiano

トスカーナ州の赤 > Chianti

更新履歴 2015/09/12
販売価格

2,080円(税込)

在庫数 SOLD OUT

キャンティ・クラッシコ 2013 ビッビアーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ95%、コロリーノ5%/ミディアム》


ビッビアーノ家がアジェンダを興したのは1865年。現在は5代目となるトンマーゾとフェデリコ・マッロッキエージ・マルツィが運営しており、カステッリーナ・イン・キャンティの海抜270m〜300mの丘に約23haの畑を所有します。栽培するのはサンジョヴェーゼ(・ピッコロ)とサンジョヴェーゼ・グロッソ‥少量のメルロとコロリーノとなります。

ビッビアーノと言えば、かのジュリオ・ガンベッリ氏が手がけていたことでも有名ですね。1925年、ポッジポンシに生まれたジュリオ・ガンベッリ氏は14歳の頃からトスカーナ最大の生産者であった「エノポリオ・デ・ポッジ・ボンシ」で働き始めました。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの基礎を築いたタンクレディ・ビオンディ・サンティに才能を見いだされ、サンジョヴェーゼの研究も行います。1942年、ジュリオ・ガンベッリが17歳の時に初めて手がけた生産者がこのビッビアーノだったんですね。ジュリオ・ガンベッリが1950年にモンタルチーノから移植したクローンを栽培し、ビッビアーノの土壌に合うように改良されてきたそうです(となると出所は‥)。

2012年に没後は2000年から参加した若きエノロゴ兼アグロノモのステファノ・ポルチナイ氏が継いでいます。

新しい規格であるキャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネや、クリュであるモントルネッロという上級CCもありますが、ビッビアーノをスタンダードなCCはブラックラベルと呼ばれており軸になるワインでもあります。

このスタンダードなキャンティ・クラッシコは上級二種類の共通セカンド的な位置づけでもあり、ビッビアーノが所有する畑合計25haの全てからのブドウが使われているようです。

なお、植樹は1966、1998、2000、2002、2005年のもの。畑は南西と、北東向き、すべての畑が対象ですが基本的には若い樹からのブドウが使用されます。この2013年は9月の23日に収穫が始まり、コロリーノはもう数日経ってから。

2012年はセメントタンクと記しましたが、この2013年はステンレスタンクでの醸しとアルコール発酵とされており、期間は約18日間。マロラクティック発酵はセメントタンクに移されて行われます。樽熟成に関しては記載がありません。と思ったら、2012年からステンレスタンク熟成に変更になっているとのこと‥失礼しました。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


2012年同様に表ラベルからDOCGの文言がなくなりましたが、通称ブラックラベルにアッズーリな帯。ボトルネック裾を留めるように新しいデザインのガッロネロの丸いシースがワンポイント。裏側に縦貼りでDOCGの帯封となります。

2012年同様にバックラベルには「Zero Emissioni CO2」との記載がありCO2の排出量はゼロってことで、あくまでもCO2の話でSO2ではありませんので悪しからず。コルクは昨年よりも良さ気な4.5cm、ロット番号はL.3/15とありますので、2015年の3月瓶詰めと予想します。表記のアルコール度数は2012年同様の13.5度。

まさにサンジョヴェーゼらしい色合いですね。香りからもCCらしい軽やかな果実香。茎のついたまま熟したイチゴ、ブルーベリー、軽やかですが果実の香りにヌケや未熟さ、酸っぱさは感じませんね。ほどよくまろやかさも感じる果実香です。キレイなスミレ、石灰など土を感じさせる香り。

飲み口も軽やさも感じるミディアムですが、軽過ぎることはありませんね。新鮮で、行き届いた酸、こういうのは食中酒にいいですよね。果実味に甘味は感じますが、アルコールや濃縮したような甘味はありません。キチンと酸味があって、渋味がある‥ちゃんと辛口の赤ワインなのもいい。アルコールも13度ぐらいに感じますよ。

バランスがいいですね。ほんと飲み疲れないバランス。でも、粗野でも雑でもないのがいいんだなあ。

旨いなあ。しじみみと酸と果実味が浸透するような旨味が飲みやすい。

二日目もオヴァチュア。あまりにも初日がスイスイ飲めちゃったのでしょうね。残りが‥残りがああ(あかんやん)。初日同様のキレイな果実香、スミレもいいですね。初日よりもまとまったバランスもいいです。

伸び伸び、イキイキとした酸。ザ・ミディアムと思わせる軽やかさが美味しいですね。赤ワイン最初の一杯にもいいですし、ロースハムなサンドイッチなどの軽食から、軽めのトマトソースにもいいですね。セラー温度だと少し冷たく感じますが、キレイな酸があるので、軽く冷えててもいいかもしれません。

余韻は長いんですよ。スミレを中心とした香りが続きます。

三日目もオヴァチュア。クーっと旨味と酸味が‥つゆだくですねえ。バランスいいですねえ。飲み飽きしないですねえ。こういうのほんと好きですねえ。

お値段据え置き、ほんとにいいワインです!

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