Langhe Nebbiolo Cascinotto 2001 Claudio Alario
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ランゲ・ネッビオーロ・カッシノット 2001 クラウディオ・アラーリオ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
ピエモンテはディアーノ・ダルバ地区の小さな生産者であるクラウディオ・アラーリオ。元々はブドウ栽培農家としてブドウの卸売を生業にしていましたが、ロベルト・ヴォエルッツイオでワイン醸造に従事し、1988年に自社瓶詰めを始めたそうです。
ディアーノ・ダルバ地区を代表するワインといえば、ドルチェット・ディ・ディアーノ・ダルバで2010年からDOCG銘柄となっています。クラウディオ・アラーリオも1995年まではドルチェットからなるワインのみを醸造していましたが、セッラルンガ・ダルバやヴェルドゥーノにも畑を所有しており、以降はバローロなども生産も行っています。とはいえ、所有する畑は合計でも10haと小規模な生産者となります。
このランゲ・ネッビオーロ・カッシノットは、ディアーノ・ダルバ地区にあるカッシノットの区画(2ha)で栽培されるネッビオーロで樹齢は40年を超えるもの。熟成は新樽比率50%のバリックで18ヶ月。
さて‥状態は、ラベルは真新しい状態。擦れや汚れもないように見えますが見逃していたらスマン。どこか色づいたブドウ樹の絵が今の季節にピッタシな紅葉っぽいですね。キャップシールも真新しく見える状態ですが、ビニール製で一部に捲れがありますが気にしない気にしない。液面は揃ってたっぷりですし、すべてのボトルでくるくると回りますので液漏れはないはずです。瓶底の凹みを確認しますと、液量がたぷーりの割には澱はやや多めに見えます。基本、いくつかのグループの塊になっており、澱は動きますがずんと沈む澱。澱の輪郭部分はややモヤりますが、底部分のみ。液色はまだまだ深い赤で透明度もあり状態も問題なしですね。なお、表記のアルコール度数は14度となります。
現行差10年‥色合いをみればまだ先もあるはずですが、そろそろ飲み頃になってると思いますよ。
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