Lugana 2007 Tenuta Roveglia

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更新履歴 2008/05/01
販売価格

1,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

■ ルガーナ 2007 テヌータ・ロヴェリア
《イタリア/ロンバルディア/白/トレッビアーノ・ディ・ルガーナ/辛口》


ロンバルディア州といえば‥やっぱりフランチャコルタが有名ですね。赤なら、キアヴェンナスカ(ネッビオーロ)を使ったヴァルテッリーナも、知る人ぞ知る銘柄でもあります。では、スティルの白ワインは?となると、このルガーナDOCなんですね。

ヴェネト州との境に位置するガルダ湖の南に位置するルガーナでは、中部イタリアの白葡萄としても名高いトレッビアーノのお仲間‥となるトレッビアーノ・ディ・ルガーナから造られる白ワインが名産なんですよ。トレッビアーノといえば‥実は、フランスのユニ・ブランと同品種だったりもするそうですが、イタリアの白土着品種の代表格ですよねーっ!!

このテヌータ・ロヴェリアは、ルガーナ地区を代表する生産者…カベルネソーヴィニョンからなる赤ワインも生産しておりますが、やっぱり基軸はトレッビアーノ・ディ・ルガーナを使った白ワインですね(スプマンテも造ってます←飲んでみたい)

そんな白ワインの中でも最もスタンダードなクラスが、このルガーナ(←そのまんま)です。小さなプラスチック製のボックスで、実を潰さないように手摘みで収穫された葡萄は、優しく搾られたマストは、スチール製のタンクで発酵され、主発酵後は、澱と接触させたまま香味成分を引き出します。最終的に清澄と濾過を施され瓶詰めされます。

この上のスペリオーレとなる、シャルドネが10%混醸の樽を使ったキュベと飲み比べたのですが、このスタンダードクラスの方が断然オススメっ!!

この夏‥冷蔵庫に常備必須っ!!




■ 独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




スラっとソアヴェ的なロングボトルの瓶型‥アルコール度数は12.5度の表記です。コルクは並質ながら、コルクを抜いたとたんに‥ラムネと、黄緑の柑橘のキャンディーのような香りがフワっと‥期待させますね。

グラスに注ぎますと、いわゆる麦藁色で、そのフレッシュさの象徴ともいえるプチプチとした細かな気泡が見られます。そそぎたてから‥非常にアロマてぃっくな香り‥モギたてシトラスの香りに、軽く青いバナナ‥ちびっとだけモギたての黄桃…ハーブのラムネ菓子‥。なかなか香りも複雑で、よく香りが出ていますね♪

口に含みますと‥それなりに軽め(≒ショボ)と想像していたんですが、グラスから放たれる香りのトーンは軽く、高く‥ですが、味わいはなかなかしっかりしてるんですよね。キチンと熟した果実‥というか、水で薄めた感がない‥。甘味にも感じるような果実のやわらかな風味があります。またトレッビアーノを調べるとアーモンドのような香り‥という特徴もありますが、アーモンド香はないかなぁ‥。でも、アーモンドからなるオイルのような滑らかさ‥というかボディが、軽く感じさせないのかもしれません。

また、酸味の質が素晴らしいんです。酸味のキメが細かい‥酸は豊富なんですが、キメ細かいもんですから、それが果実を大きく感じさせるんですね。いわゆる酸味がジューシー系で、酸っぱさもあるのですが、旨味のある酸っぱさなのがイイっ!!これは、きっと澱と接触させる‥いわゆるシュール・リーの恩恵かもしれませんね♪

余韻も、予想外に長く続いて‥最後は美味しい酸味と、高音の柑橘香とハーブなラムネとともに消えて行く感じも好印象ですね。

グラスには、依然としてキメ細かいぷちぷちが付きますが、飲み口にぷちぷちを感じさせる荒さはありません。それなりに存在するボディを軽やかに演出するフレッシュさな脇役に徹してる感じね‥そんなとこも好き♪

温度が上がってきますと、オイリーな感じが出てきますし、さらに角の取れたキメの細かい酸味のボリュームを感じますね。でも、個人的には、よく冷やした方がオススメかな?温度が上がると、酸味に曖昧な雑さを感じるものですが、それもないのが優秀です。

グラスを重ねる度に、このワインの良さがわかりますね。芳香な香りと、抜けのない果実味‥長い余韻‥なんといっても酸味が美味しいっ!!もうちょっとショボスッキリでもいいんじゃない?と思わせるミディアムボディの白で、淡白な白身魚というよりは、旨味を感じる‥半生の貝類と合わせたいかな?

ソーヴィニョンブランや、ガルガネーガ的な印象もありますが、似て非なるもの‥ちゃんとトレッビアーノしてる様が気に入ったっ!!

これは、とっても美味しいぞっ!!

念のため二日目‥頭痛なし(←エライ!)。なぜか、二日目は色が赤っぽく見えるのですが、きっとグラスをキレイに洗ってなかったのか??グラスにぷちぷちは付きませんね。飲み口もぷちぷり由来のフレッシュさが抜け、比重の重い酒質になっています。酸味は初日よりも溶け込んで、まさか酸っぱくなったりはいたしません。一体感が出てきますので、初日ほど複雑な感じはしませんので、初日の方が好みかな‥。とはいえ、二日目のこの感じは‥やっぱり、元々の果実がいいんだなぁ‥を感じます。

トレッビアーノって美味しいのね!!ほんと見直しちゃった!!

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