Pallio di Sanfloriano Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2009 Monte Schiavo

イタリアの白ワイン

更新履歴 2011/08/06
販売価格

1,480円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ パッリオ・ディ・サンフロリアーノ 2009 モンテ・スキアーヴォ
《イタリア/マルケ/白/ヴェルディッキオ/辛口》
                 

ペルージャからアンコーナに続く街道沿いのマイオラーティ・スポンティーニの街で1978年に設立された家族経営のアジェンダ。家族経営となりますが、当主であるピエラリージ家の呼びかけで栽培農家が集結しているようで、ヴェルディッキオと言えば‥な、カステッリ・ディ・イエージDOC地域の優良畑を網羅している約115haの葡萄園を所有しています。

醸すワイン達は、公式サイトに掲載されているものだけでもスプマンテやデザートワインを含め17種類‥ヴェロネッリ誌に掲載されているヴェルディッキオは6種類もあるんですね。赤は、ロッソ・コーネロDOCや、ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバDOCを醸しているようです。

ガンベロロッソ誌2011年度版で、この価格にしてトレビッキエリを獲得したのが、このヴェルディッキオ・カステッリ・ディ・リエージ・クラッシコ・スペリオーレDOCなんですね(名前長いわ!)。モンテ・スキアーヴォ社のラインナップとしてはクオリティー<メリット<セレクションとなる中で、メリットに位置するヴェルディッキオとなり(セレクションに位置するヴェルディッキオは、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・リゼルヴァとなります)海抜205mのフォッサート畑からの樹齢20-25年のヴェルディッキオで醸されます。土壌は砂・粘土・シルト質で、ステンレスタンクでの発酵は、マロラクティック発酵は施さず、そのままステンレスタンクで約4ヶ月熟成されます。パッリオとは、旗揚げを意味する言葉。



独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味



ヴェルディッキオにそこまで必要か?と思うほど、なかなか肉厚でそこの凹みも十分なボルドー型ボトル。ラベルデザインはイマイチなのはご愛嬌。輸入元記載の生産者の名前は「ラ・ヴィーテ・モンテ・スキアーヴォ」となり、別貼の表ラベルに「モンテ・スキアーヴォ」となっておりますので西野嘉高的には、「モンテ・スキアーヴォ」とさせて頂いておりますが、バックラベルを見ますと、瓶詰めは「ラ・ヴィーテspa」となっております。しかし公式サイトのURLは www.monteschiavo.com ね。なお、表記のアルコール度数は13.5度となりますが、正式なアルコール度数は13.57度とのこと。コルクはもうちょっとがんばって欲しい質の4.5cm。冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュア。そのアンフォラボトルのヴェルディッキオと比較しても、しっかりと黄色味のある麦ワラ色。香りは全開ではありませんがアプリコット、薄いパイン、滑らかにコネコネしたハーブ、粘土とミネラル。口に含みますと、そのアンフォラボトルのヴェルディッキオよりも膨らみを感じ、密度も高い。とてもまろやかで、酸味が上手く溶け込んでいる。ヴェルディッキオらしいアーモンド香、オリーブオイル、黄色いユーカリのような香り、余韻もほど良く、バランスがいいですね。この価格は安いと思いますよ。ステン仕上げ‥ヴェルディッキオに樽は必要ないな。ヴェルディッキオ単体でも、どこかオイリーでなめらかな風合いを樽は殺してしまうと思うよ。こんな価格ですが、トレビッキエリなのは嬉しいですね。

甘味は控えめながら、旨味な密度が甘く感じる‥その程度。しっかり、しっとりとした密度がヌケを感じさせないし、ボケや緩みもないのは、刺激的ではないが、しっかりと溶け込んだ酸味の恩恵かな。

二杯目も、香りは全開ではない。グラスからの香りに関しては、温度が低いのかもしれないね。しかし、含み香に関しては十分でもあるし、飲み口はこの温度でも問題なく美味しい。バランスよく一体感のある酒質。やはりアンフォラのそれと比較すると密度の高さを十分感じるし、価格的には、もうちょっと高くても問題ないコスパを持つ。

二日目キンキンオヴァチュア。初日同様に、香りは閉じ気味?でも、口に含むと、さすがの密度の高さに、ほんのりと軽い甘味を感じますね。樹齢の高さ?土壌?明らかに、アンフォラとの差を感じます。それは葡萄の熟度でもありますが、ここで樽が使われていないのがイイですね。もちろん、二日目でも落ちず。アンフォラが1000円だとすると、これが1480円ってのは、良心的な蔵だなぁ‥を、実感。ちょっと温度が上がってくると‥さらに美味しいですね♪

三日目キンオヴァ。相変わらず香りはあまり開かないが、一番ミネラリーな状態で、クリスタルキング。このクリアさだと、この(キンキン)温度がいいかもしれませんね。含み香の複雑さ‥ほろほろとしたハーブとスパイスが果実香から楽しそう。温度が上がってくると香りも出て来ますが、基本的に味吟醸なタイプ。しっかりとしたヴェルディッキオの密度ある味わいと、含み香が楽しめる‥たった1,480円(税込)で、トレビッキエリは面白いですね。

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定
はじめてのお客様は 新規会員登録をお薦めいたします。会員登録いただきますとログインが可能となり、会員限定商品の購入が可能となります。

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る