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Le Difese 2007 Tenuta San Guido

トスカーナ州の赤 > Sassicaia

	更新履歴 2015/06/30 情報 予備品放出！ 販売価格 3,980円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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レ・ディフェーゼ 2007 テヌータ・サン・グイド
《イタリア／トスカーナ／赤／カベルネソーヴィニョン70%、サンジョベーゼ30%／フルボディ》


サッシカイアを生む、テヌータ・サン・グイード第三のワインであるレ・ディフェーゼは2002年が初ビンテージ。リリース当初はサンジョヴェーゼ主体という認識があったのですが公式サイトの資料を拝見すると初ビンテージから基本的にカベルネソーヴィニョン70%、サンジョヴェーゼ30%のようですね。現在はグイドアルベルトはサンジョヴェーゼが混醸されていませんが、当初はそんなグイドアルベルトのカベルネとサンジョヴェーゼなセカンド的存在だったようです。

南西向き、海抜100mから300mの石灰岩質土壌の畑で収穫されるブドウが使用されます。いずれのブドウも温度管理されたステンレスタンクで12日間の醸しと発酵の後、フランス産と、アメリカ産のバリックで12ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。すでに2013年がリリースされており、希望小売価格は4,212円税込。

さて‥状態は、ラベルに擦れや汚れのあるボトルもありますが気にしない、気にしない。液面は揃って高い位置をキープしており、キャップシールもくるくると回りますので液漏れはないはずです。というか飲んでみましょう!!


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


少なくともグイダルベルトよりはデザインは良しと思っていますが、どちらもサッシカイアの引き立て役なのかしらね。共通のクリーム色地のラベルの下部には猪を追いかける野蛮なワンちゃんが三匹。何か意味があるんじゃないかなあ‥と思うんだけれども。キャップシールもサン・グイードらしい紺色ですね。コルクは圧縮の4.5cm、コルクにも猪とワンちゃんの絵が‥（笑）。コルク尻には光らない酒石的ツブツブが無数にありますね。あ、液面も高いのも納得な感じで澱は少な目です。まだ固まり切らいないので澱の周りだけオーラ的にモヤりますが問題なしです。なお、表記のアルコール度数は13度となります。グラスはヴィノムのボルドー型ね。

うん。カベルネソーヴィニョンというのは熟れてからが華ですね。ブラックカラント、カカオ比率70%以上のチョコレートは粉っぽさある渋味を連想させる香り。決してジャミーではない紫と黒のフルーツが熟していますね。樽に杉、サンジョヴェーゼからのスミレが融合する。青さはない。スパイスあり。

いいですねえ。

香りになめらかさを感じます。13度‥もう少しあるんじゃないの？そんな感覚もある。口に含みますと‥うん、カベルネの甘味、渋味、酸味ともに角が取れてますが、まったく老ねた果実香はない。とてもすべらかでシルキー。香味ともに開いていて‥

うーん、飲み頃やん！

素晴らしいタイミングか。開いているとはいえ、大股を開く下品さではない。あくまでもどこかサン・グイードであるぞよ‥な気品も感じさせる。しっかりと継ぎ目もヌケもない密度ですが、とてもスムーズでミディアム＋しっかりとしたブドウの香味‥とても飲みやすいですね。この飲みやすさは時間が解決したものかもしれませんが。

やっぱりサン・グイードらしさはありますよね。カベルネ‥なんだ‥そう思います。そう、サッシカイアってカベルネ主体のボルドーブレンドなわけです。でもサードとは言わせないぞ‥オジサンは。

抜栓したての一杯目からこれだけ旨い。甘味、あるんですけどもさりげないですね。二杯目はさらに開いていますな。紫色の柑橘に感じるのはカベルネとサンジョヴェーゼなんだが、ＣＣあたりでそのセパージュだとサンジョヴェーゼが80%以上なんだがほぼ逆転減少なのがその理由か。

ロースト香にどこか懐かしさ‥お餅を少し焦がした時の香りに似てる。その香りが紫色なだけで‥。いかんせんイタ専なもので‥ですが、カベルネも熟れたものを飲むとかけがえがないですね。この個性は代わりがない。

二日目もヴィノムのボルドー型で。熟れたカベルネの香りがムンムン。杉の香りに清涼感がありますね。うまくまとまっていますが、ビシっと良質な酸が行き届き、甘味ある渋味がしっかりと屋台骨。どこか南国系フルーツさえ感じる果実味、まろやかだなああ。甘味ある旨味が最高やんか。

ふわあああ。ストレスのない濃さ、旨味があるね。

三日目‥ヴィノムのボルドー型。あああ、旨いわ。甘味が上品ですね‥そう品がある。これがサン・グイードか‥。雰囲気ありますよ…グイドアルベルドにサッシカイア‥なるほどサン・グイードっぽいのは、樽使いなのか、カベルネの風味なのか‥。

一貫したサン・グイードのスタイルを踏襲。サンジョヴェーゼも30%の比率があるが、カベルネを楽しむためのワイン。そして現行比6年は、カベルネにとってとても良い熟れの時間。今ドンピシャの飲み頃だし、まだまだ熟成も可能。お値段も文句なしで非の打ち所なし！