Brunello di Montalcino 1990 Fattoria dei Barbi
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1990ファットリア・ディ・バルビ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
「シニョーラ・ブルネッロ」人は、バルビの現当主であるフランチェスカ・コロンビーニ女史をこう呼びます。コロンビーニ家が、このモンタルチーノの土地を取得したのは1352年に遡ります。ワインを醸造する生産者としては1790年に設立された老舗中の老舗ですね。1892年に初めて瓶詰を行いますが、それまでは桶売り?量り売りだったのでしょうね。1965年以降、現当主であるフランチェスカ女史が運営し、現在では息子のステファノの時代となったようです。
バルビを代表するワインは、何と言ってもブルネッロ・ディ・モンタルチーノですね。最近では、IGTや、モレッリーノからもワインを生産しているようですが、誰だどう言おうと、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの老舗中の老舗なのであります。リリースしているブルネッロは三種類。このブルーラベルと呼ばれるアンナータと、ホワイトラベルと呼ばれるヴィーニャ・ディ・フィオーレのクリュ・ブルネッロ、そしてレッドラベルと呼ばれるリゼルヴァとなります。
今回ご紹介するのはお馴染みのブルーラベルであるアンナータ、一番の歴史のあるスタンダードなブルネッロになりますね。さて、状態は、そんな紺色地部分に少し擦れ、白ハゲのあるボトルもありますが、経年を思うと全体的にはキレイな状態ですね。肩部分に、年号と、ナンバリングのシールがありますが、こちらの方が、黄身色部分に汚れや褪せを感じます。深赤のキャップシールは汚れや、角に銀ハゲ、全体的に褪せた感じはありますが、特に問題はありません。DOCGのピンクの帯封も一部やつれや欠損がありますが気にしない、気にしない。帯封はキャップシールを跨ぐように縦貼りでくるくると、おっと一本回してその部分切りましたが、どのボトルもいい感じでキャップシールトップが歪みますので、すべてクルクル回りそうですね。液面は揃って経年相応をキープ。瓶底に澱は細かめの澱が底部分だけでオーラになるが、沈む澱で量が少なめのパターン、または、ゴツゴツとした澱がいくつかあるパターンかな。いずれにせよ、液色は均一でまだ深さのあるルビー色は澄んでおり状態はとてもいいですよ。1990年は言わずとしれた超が三つほど付く優良ビンテージ。これは飲み始めてもいい頃合いですね。ちなみに表記のアルコール度数は13度となります。
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