Barbaresco Riserva Santo Stefano di Neive 1998 Bruno Giacosa

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

販売価格

25,800円(税込)

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■ バルバレスコ・リゼルヴァ・サント・ステファノ・ディ・ネイヴェ 1998 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》

昨今では、そのバローロの方が高い評価を受けている印象もあるかと思いますが、ブルーノ・ジャコーザの本拠地はネイヴェ。そうバルバレスコの銘醸なんですよね。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。

現在、自社で所有する畑は約20ha。実は、過半数は買い葡萄でワインを醸しています。祖父カルロも、父マリオも葡萄の仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は、自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や、戦後は、ボトルワインの市場がなかったために、瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した『ブルーノ・ジャコーザ』が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう。

今なお、買い葡萄も使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れた葡萄なのか、誰が栽培している葡萄が優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があるんですね。

・Casa Vinicola Bruno Giacosa

 契約農家の畑から購入した葡萄で醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

 自社で所有する畑から収穫された葡萄で醸されるワイン。


こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年、買い葡萄での醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ‥すべてはネイヴェの醸造所で醸造されますし、買い葡萄と自社葡萄での醸造方法に差はありません。もちろん買いであれ、自社であれ、その違いはクリュなんですよね。今回、ご紹介のサント・ステファノ・ディ・ネイヴェも自社畑ではありませんので、前者‥Casa Vinicola Bruno Giacosaの表記となっています。

また、ブルーノ・ジャコーザでは、品質的に満たない‥と判断した年には自社瓶詰めをせずに、樽で売ってしまうんですよ。1991年、1992年、1994年などは瓶詰めされませんでした。しかし、特別な優良年の場合は、今回ご紹介のワインのようにリゼルヴァが生産されるんですね。そして、リゼルヴァには、シャア専用な赤いラベルが貼られ‥世界中で争奪戦が繰り広げられるわけです。

ピエモンテにも、いや‥イタリアには数多くの生産者が存在しますが、「偉大」「巨匠」と呼ばれる生産者はほんの一握り。ブルーノ・ジャコーザは、そんな生産者のひとつでもあり、イタリアを代表する生産者なんですね。

現在、ブルーノ・ジャコーザがリゼルヴァを生産しているクリュは四種類。バルバレスコは、このサント・ステファノと、アジリ、ラバヤ。バローロはレ・ロッケ・デル・ファレットとなります。実は、今回ご紹介するサント・ステファノ以外は自社畑なんですね。

そんな、サント・ステファノ・ディ・ネイヴェの単一畑ですが、バルバレスコ村との境界近く、アルベサーニというクリュに囲まれた比較的小さな畑です。アジリ畑や、ラバヤ畑でも単一クリュなバルバレスコを醸造しているわけですが、それらはバルバレスコ村の畑なんですね。サント・ステファノのクリュは、ブルーノ・ジャコーザ以外に、カンティーネ・デル・カステッロという生産者も所有しているようです。

畑は南西向き、粘土と石灰質の土壌で、樹齢は約30年。haあたり4000本の株密度で、発酵は上限30度に温度管理されたステンレスタンクで約20日間。その後、マロラクティック発酵が施され、5500Lや11000Lのフランス産の大樽で熟成されます。

伝統的、古典的ではありますが、発酵は20日間と、古典的な生産者と比較して決して長いわけではなく、もちろん最新の設備が整ってるわけで…。ただ、バリックではなく大樽での樽熟成は伝統的ともいえますね。リゼルヴァの付かないサント・ステファノと比較して、どれだけの熟成期間があるのか‥までの資料がないのが残念ですが、1998年。ご存知のとおり、ピエモンテは秀逸なビンテージでした‥よってリゼルヴァが造られたんですね。

さて‥

ブルーノ・ジャコーザのワイン達‥高いですねー。目が飛び出るほど高いですね。特に、このリゼルヴァなシャア専用赤ラベルになると‥為替の影響も出にくいんですよね‥やっぱり引く手数多‥な感じです。

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