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Chianti Classico vigneto San Marvellino 2006 Rocca di montegrossi

トスカーナ州の赤 > Chianti

	更新履歴 2017/06/06 販売価格 6,980円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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キャンティ・クラッシコ・ヴィニェート・サン・マルチェリーノ 2006 ロッカ・ディ・モンテグロッシ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ95%、プニテッロ5%、フルボディ》


ガイオーレ・イン・キャンティの南約7km、モンティ・イン・キャンティに位置します。生産者としての歴史は古く、当主であるマルコ・リカゾーリ・フィリドルフィ氏はキャンティの礎を築いたリカゾーリ男爵家出身。ロッカ・ディ・モンテグロッシの四方5km圏内にカステッロ・ディ・ブローリオ、サン・ジュスト・ア・レンテンナーノが位置します。現在所有するブドウ畑は約20ha。ブドウ畑は南東向きで標高340mから510mのなだらかな丘陵地に広がり、石灰質のローム層土壌となっています。

ブドウ畑約20haの内、サンジョヴェーゼが13ha、メルロ2.5ha、4.5haでカナイオーロ、コロリーノ、カベルネソーヴィニョン、マルヴァジア・ビアンカ、そして希少な品種であるプニテッロが栽培されています。エノロゴはアッティリオ・パーリ氏となりますのでサン・ジュスト・ア・レンテンナーノと同じですね。

メルロとカベルネソーヴィニョンを混醸した「ジェレミア」や、「ヴィンサント」も評価の高いワインですが、なんと言ってもキャンティ・クラッシコが重要かつ要のアイテム。スタンダードなキャンティ・クラッシコと、2010年からはグラン・セレツィオーネを名乗ることになったキャンティ・クラッシコ・ヴィーニャ・サン・マルチェリーノとなります。グラン・セレツィオーネを名乗るまではリゼルヴァすら名乗っていませんが、スペックをご覧頂ければすでにグラン・セレツィオーネを名乗れるスペックを持っていたようです。なお、約5%混醸されるプニテッロは、2000年代中盤から混醸されるようになったようです。

2006年は9月24日から26日にかけてサンジョヴェーゼを、9月29日にプニテッロが収穫されました。醸造は品種ごとに行われ、サンジョヴェーゼは14日間の発酵、プニテッロは16日間の発酵、いずれも28度から30度に温度管理されたタンクで行われるようです。熟成はアリエ産のトノー樽で、新樽比率は25%、他は1年落ちが10%、2年落ちが27%、3年落ちが22%、4年落ちが16%となります。熟成期間は23ヶ月。瓶詰めは2008年の9月5日に行われ、18ヶ月から24ヶ月の瓶熟成期間を経てリリースされます。


さて‥状態は、蔵出し古酒ということもあり、とても状態がいいですね。ラベルもキャプシールにもなんら問題はりません。キャッピシールに巻かれたDOCGのピンクの帯封や、ガッロネロのシールもしかり。バックラベルも真新しい状態ですね。ロット番号は"L 203 08" ですので、2008年の2月3日の瓶詰めかな？と思うのですが、200年ビンテージで発酵などを経て樽熟成が23ヶ月となると合わないような気がしますが、気にしない、気にしない。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。液色はしっかり深く、ながら透明度のあるルビー色がとてもいいですね。瓶底凹みに澱らしきものはありません。もちろん、液面の高さも非常に高い位置をキープしており液漏れ他モロモロの心配はなさそうですね。状態はなんら問題はありません。

2006年、現地現行は2014年から2013年あたりでしょうか、まだ若いと思われるかもしれませんし、高いと感じるかもしれませんが、そこは蔵出しらしい価格だと思っていただければと思いますわ。それが「アッ」という間に古酒になり、超優良年でもある2006年は希少な存在になること間違いなし。