Barolo 1997 Michele Chiarlo
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バローロ 1997 ミケーレ・キアルロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
本拠地はアスティ県はカラマンドラーナ。1956年にそれまではブドウ栽培農家であったミケーレ・キアルロが自社醸造、瓶詰めを開始。その地を代表するバルベーラ種で一躍有名になりましたが、チェレクイオやカンヌビ、ブルナテなどのバローロの銘畑も手に入れ、現在はイタリアの主要18社からなるグランディ・マルキ協会の一員に。チェレクイオやカンヌビなどのクリュ・バローロも醸していますが今回は村名バローロ。
さて‥状態は、クリュ名の付くバローロなどはロングなボルドー型瓶ですが、この村名バローロはブルゴーニュ型瓶です。ラベルはこういう(大理石っぽい)柄なのか、裏地が透けてる感じなのか?決して汚れているわけではないのですが、栄えないラベル地ですね。特にキズや染みなどはないように見えますが見逃してたらスマン。キャッシールも良い状態。DOCGのピンクの帯封も新しく見えるほどの状態で、シールに縦貼りですので、基本くるくるとは回しませんが、一本検品時に回したら帯封斬ってしまいましたが、それはくるくる回る証としてユルセ。液面もそろって高い状態で液漏れはないはずです。
液色がまたいいんですよ。とても艶やかなんだけれども、ネッビオーロらしいオレンジが射す、でもハッとする感じの赤。もちろん透明度もあります。瓶底の凹みには、澱があるボトルもありますが、経年を思うとすごく少ない。状態もバッチリですね。ちなみに表記のアルコール度数は13.5度となります。
文句なしの1997年。村名ながら、村名がゆえにこの価格で納まっております。バローロの古酒を飲んでみたい‥ながば、文句のないビンテージ、生産者の銘柄でどうぞ。
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