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Barolo Castiglione 2006 Vietti

ピエモンテ州の赤 > Barolo

	更新履歴 2014/07/27 販売価格 6,980円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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バローロ・カスティリオーネ 2006 ヴィエッティ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ／フルボディ》


ピエモンテ州はカスティリオーネ・ファレットでワインの醸造を始めたのは19世紀の中頃ながら自社瓶詰を始めたのは20世紀初頭にマリオ・ヴィエッティが興しました。その娘であるルチアーナの夫であるアルフレッド・クッラドの代になり高品質なワインを送り出すようになります。1952年には所有するブルナテなどの単一クリュワインの瓶詰めも開始。1967年からは、ロエロ地区でのアルネイスの品質向上に寄与します。地元の芸術家との交流を通じて、1970年頃からはエチケッタを一新、このコレクションはMOMAにも所蔵されているとのこと。1983年には義理の息子であるマリオ・コルデーロがマーケティングを、1992年には息子であるルウカ・クラッドが醸造責任者として参画。現在32haのブドウ畑を持ち、バローロを中心にバルバレスコ、バルベーラなどピエモンテらしい品種を栽培、醸造しています。

カスティリオーネ・ファレットが本拠地となりますのでやはりバローロはつと有名。現在は、ブルナテ、ラッツァリート、ロッケのクリュが中心で、超優良年のみ醸されリゼルヴァ・ヴィレッロはかなりのレアモノですね。今回ご紹介するのは一番スタンダードなクラスと言えるバローロ・カスティリオーネ。その名の通りカスティリオーネの所有するネッビオーロの混醸と考えて間違いないと思いましたが、公式サイトを拝見しますと、カスティリオーネ・ファレットを中心にモンフォルテ、バローロ、ノヴェッロなど各村からのブドウが使用されるようです。平均密植はhaあたり4800本、樹齢は7年〜35年に及ぶものまで‥。収穫されたブドウは丁寧に圧搾した後、ステンレスタンクでの15日間の醸し発酵の際には毎日果帽を沈める作業を施し、香味を引きだします。発酵後は24ヶ月間の樽熟成の後、各樽をステンレスタンクでブレンドして8ヶ月の追熟成してからの瓶詰めとなります。この2006年の生産本数は35,900本と他の年号よりも少な目なのは、素晴らしいビンテージがゆえにクリュの生産が増えたの
かもしれませんね。

ちなみにヴェロネッリ誌2011年度版では★★★92点（G.B.）で、ブルナテと同点。ヴェロネッリ誌でのヴィエッティはリゼルヴァ・ヴィレッロがリリースされれば、それが一番の高得点ですが、続くのはラッツアリート、ロッケ、ブルナテとカスティリオーネは同点の年号も多いですね。

ちなみに、正規輸入元さんの価格は11,880円税込、クリュ三種類は34,560円、リゼルヴァ・ヴィレッロに至っては64,800円税込はちょっと高過ぎるかな。すでに2009年もリリース済。2000年代最高のビンテージの呼び声高い2006年なバックビンテージです。お値段も決して高くないはずですよ。

さて‥状態は、ALBEISAの共通瓶。白地のラベルは真新しい状態ですね。小キズ、小擦れ‥見逃していたらごめんなさい。このバローロ・カスティリオーネに描かれるのはこれは何かな‥クルミかな、脇にあるのは小さく丸い果実は何だろう（わからん）。キャップシールもすこぶる良い状態。DOCGのピンクの帯封がシール裾に横巻きですのでキャップシールはまわりませんが、液面も揃っておりまだリリース当初と何ら変わらないかと思われますので、液漏れもないはずです。液色は透明度が確認できる明るさもある赤色でもっと黒っぽいのかと思ってました。瓶底の凹みに澱は確認できません。なんら問題ないですね。なお、表記のアルコール度数は14度。