Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2015 Sartarelli

イタリアの白ワイン

更新履歴 2017/03/16
販売価格

1,480円(税込)

購入数

ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ 2012 サルタレッリ
《イタリア/マルケ/白/ヴェルディッキオ/辛口》


ウンブリア州の州都‥ペルージャから、マルケ州の州都‥アンコーナへ続く道、イエージの街の手前、北側のポッジョ・サン・マルセッロ地区にあるのが、このサルタレッリ。ヴェルディッキオと言えば、このカステッリ・ディ・イエージDOCと、マテリカDOCが著名ですが、マテリカよりも海に近く(でも海沿いではない)北側に位置するのがカステッリ・ディ・イエージDOCとなります。

この地区きっての優良生産者がこのサルタレッリ。所有する畑は60haに及びます。パトリッツィオ・キアリーニ氏と、ドナッラ夫人が経営し、エノロゴはアルベルト・マッツォーニ氏。パトリッツィオ氏は1990年まではパン職人であったが、義父が1970年に14haのブドウ園を購入しワイン作りを初めていたものの、1989年に義父が亡くなったことから転身したそうです。その後、畑を買い増し、アンコーナの北西に広がる畑は南東から南西向きが主で、ブドウは100%自社農園のもの。樹齢は平均して25年程度となっています(今回のクラッシコで平均20年のもの)。

地元でも支持されている優良生産者‥。その60%は地元で消費されているそうです。また、現在では代表的で育てやすいヴェルディッキオ三種類のクローンを栽培する生産者がほとんどですが、昔からのカステッリ・ディ・イエージを表現するためにサルタレッリでは32種類にも及ぶクローンを栽培、混植することで昔の畑を再現しています。

昔はクローンという概念自体が存在しなかったので自ずと畑の中で様々なクローンが共存し、熟度、酸度、凝縮度などバラつきがあった。

 「単一のクローンでは複雑味は出ない。病気や栽培の手間は少なくなるが
  単純な味わいになる。」

これにより、単一品種ながら様々なクローンの個性、特性がその味わいを複雑にさせるんですね。また、選果されたブドウのファーストプレス(一番搾り)のみでワインを作ることも、サルタレッリのヴェルディッキオのクリーンでピュアな酒質を表現する理由のひとつです。

ヴェルディッキオ一筋。オリーブオイルや、ヴェルディッキオからなるパッシートもありますが、基本的にはヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージDOCな白ワインのみ。今回ご紹介するスタンダードなクラッシコの他に二種類のクリュ・ヴェルディッキオも醸していますが、もちろんコスパ最強なのはこのスタンダードなクラッシコとなります。

平均樹齢約20年、サルテレッリが所有する畑の中では比較的若い畑からのブドウは海抜約350m付近で栽培されています。クラッシコに使用されるのは所有する畑の約半分ほど。有機肥料のみで栽培されそれなりの生産本数となりますが、収穫もすべて手作業で行われます。発酵、熟成ともにステンレスタクで仕上げられます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


お馴染みのサルタレッリらしい細長いボトル。肩部分に「S」の凸モールド。梱包は厄介なんだけれどもね‥汗。コルクは4,5cmのシリコンコルクでブショネ知らずが嬉しい。冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュアです。ヴェルディッキオはヴィノムのキャンティ型じゃないんだな(俺的に)。サルタレッリのこのクラッシコも2012年以来ですが、アルコール度数を書き留めてない(俺バカ)。バックラベル日本市場の正規輸入元仕様になっていますが、表記のアルコール度数は13度となります。

ヴェルディッキオらしい少しシルバーのかかったややしっかり目のレモンイエロー。爽やかな白い花、白いミントは少し歯磨き粉っぽい白さ、未熟はないが熟した瞬間を氷結保存したレモンをひと搾り。重たさのないオイリーさはピュア・オリーブオイルの風味もある。

口に含みますと新鮮で繊細ながら広がる酸味、柑橘の果実味もいいですね。マテリカよりも黄色の温度は低めで酸味がクッキリしています。でも、ヴェルディッキオらしくサッパリしつつも軽過ぎない。レモン味のラムネ、ヌケのない密度、サッパリとしてはいるがアッサリではない。ヴェルディッキオらしいほどよい飲み応えもいい。

旨いね。1,480円税込‥贅沢や。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュア。明快に香りがアロマチックに感じるわけではありませんが、味わいは開き、2015年らしい密度の高さ、力強さすら感じますね。高次元でバランスが保たれておりスタンダードクラスとは思えない。

シャキシャキとした果実味と、それを潤すような酸がとても心地よい。決してフレッシュという感じでもないんだけれども。

ラ・モナチェスカのマテリカよりもいい意味でニュートラル。いわゆる馴染みの、慣れたヴェルディッキオらしさがあり、幅広い食事に合いそうですね。

果実味本来の旨味な甘味がほどほどにあり、柑橘と洋梨果汁、オリーブオイル、ほんのりと濡れたハーブ。

三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型にしてみました。おおお、実はオヴァチュアが洗えてなかっただけなんだが‥まっすぐに密度の高い香りが飛び込んできますね。その集中は密度感、甘味を割り増しさせます。

口の中でも決して大きいワインではありませんが、その密度、集中度、これは2015年というビンテージの恩恵もあるはず。ほんとに高次元でバランスが取れてるのがステキですよ。

ヴェルディッキオらしく酸味は穏やか。厚みがありやわらかなミネラルによく溶け込んでいます。果実の香りも華々しい感じではなく味吟醸なのがヴェルディッキオかな。

バランスの良さほど説明し難い利点もなかなかないが、だってバランス良いんだもーん♪価格も嬉しいですね!

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