Brunello di Montalcino Piccoli Contenitori 2016 San Giuseppe / Stella di Campalto

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2022/10/04
販売価格

39,800円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ブブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ピッコリ・コンテニトーリ 2016 サン・ジュゼッペ/ステッラ・ディ・カンパルト
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

当主であるステッラ・ディ・カンパルト女史は19歳の時に結婚と出産、経済的にも恵まれそのまま大学にも進学する予定だったそうです。しかし義母からモンタルチーノの土地を贈与され1992年にサン・ジュゼッペを設立します。1996年には有機栽培の認証も取得し、1999年にブドウ樹を植樹、醸造所を構えます。

最初のワインは2001年のロッソ・ディ・モンタルチーノ。ブルネッロを名乗れる畑からのブドウのみで醸造されながらも、熟成期間を寸止めでロッソを名乗るのを数年。1999年に植樹したブドウ樹達がビオデナミの認証を受けたのを機に2004年からブルネッロ・ディ・モンタルチーノのリリースが始まります。公式サイトでは、ロッソの生産本数はビンテージによってまちまち。ブルネッロも当初よりも増えましたが、本数は年号によって大きな変化もありそうです。

師は、元サリクッティのフランチェスコ・レアンツァ。そのサリクッティでエノロゴも勤めるピアン・デッロリーノのヤン・ヘンドリック・エンバッハ氏も仲良しですね。実は、以前にモンタルチーノを訪問した際はセン・ジュゼッペにも訪問しました。エージェントを勤める林氏も惚れ込むモンタルチーノで最高の立地を誇ります。

現在、下記のクリュを持ちます。一部、メルロ他を混醸するロッソ・ディ・ステッラなども発表されていますので、一番下のサンタンティモDOC管轄内ではメルロ他の品種を栽培していると思われます。

・Vigna al Leccio 340m 南西向き Brunello di Montalcino DOCG
・Vigna Curva   320m 南西向き Brunello di Montalcino DOCG
・Vigna al Sasso  290m 南東剥き Brunello di Montalcino DOCG
・Vigna Bassa   270m 南向き  Brunello di Montalcino DOCG
・Vigna all'Ulivo 280m 西向き  Brunello & Rosso di Montalcino DOCG & DOC
・Vigna al Bosco  240m 南向き  Sant Antimo DOC

最近の動向としては、木杭を防腐処理のされていない栗材に変更したり、ツルの誘導線を鉄製からナイロン製に変更されたそうです。鉄製を張ると微弱な磁場ができるそうで、近年ワイナリーの養蜂の蜂が帰巣できない原因のひとつと考えられているそうですが、携帯電話なども関係するかもしれないとのことですが、少なくともということでナイロン製に変更したようです。熟成庫は地下にあり温度管理はしれこなかったようですが、湿度管理のシステムを導入。一本の樹の葉壁面積を若干広げるように誘導線の高さを若干の変更。干ばつ年への対応力を上げるためでだそうで、この方法が他の造り手の畑に合うかどうかは別の話で長い畑の観察から生まれたもの。

1998年の植樹。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ認定の5haのブドウ畑でhaあたり5,500本の株密度となります。主に南向きの畑で一部東西方面に向いており海抜は280mから360mに位置します。ガレストロ、火山性土壌、火山性土、粘土質や鉄分の多い土壌。12種類以上の土質地層が点在し、各畑により収穫時期が約3週間も違う年もあります。収量はhaあたり35hl。このブルネッロに使用されるのは、レッチオ畑60%、サッソ畑40%の比率となります。

最高温度30度以下に温度管理された円錐型の20HLから42HLのオーク樽でのアルコール発酵とマセラシオンを合計で40日から50日間行います(区画と樽による)。マロラクティック発酵は自然に開始されるため、パーセルにより発酵樽内または、熟成樽内で行われます。500Lの5年使用したトンノ樽を1樽、10年使用したバリックが樽使用されます。35ヶ月目に各樽をアッサンブラージュし、最終的に44ヶ月の熟成が施され2020年の6月に瓶詰め。最低20ヶ月以上の瓶熟成となりました。生産本数は2013年が5,797本、2015年は11,747本(別途マグナムが1,204本)。この2016年のピッコリ・コンテニトーリはフルボトル2,887本、マグナム270本となります。なお、ピッコリ・コンテニトーリは小さい容器を意味し、使用された樽が結果的に小さいものばっかりだったことに由来します。

2016年ビンテージは、単一クリュの「サッソ」、小樽が多様された「ピッコリ・コンテニトーリ」が先にリリースされ、他に二種類の違うキャラクターを持つ2016年のブルネッロはまだ熟成中となり、2023年に1種、2024年の1種がリリースされる予定となっています。

2016年ビンテージ情報

春前の降雨はしっかりとあり、植物活動の寒天からもポジティブなスタート。少し遅めの開花と結実も問題なく生育しました。5月と6月には時々降雨もありましたが、涼しく好天に恵まれました。夏の時期になり日照は強いが、思いのほか湿度は低くフレッシュさを感じ、夜の気温が特に低下し寒暖差がありました。7月中旬の雨により本格的な夏到来に向けての土中水分補給ができました。8月、9月も日照は強いが非常に過ごしやすい夏となり、7月同様昼夜の寒暖差のおかげでブドウの熟成はゆっくりと、そして確実に進みました。常時風もあり何の不安もない申し分のないビンテージとなりました。これまでのビンテージの中で全ての面でバランスの取れた素晴らしいブドウが収穫できたとのことです。

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定
はじめてのお客様は 新規会員登録をお薦めいたします。会員登録いただきますとログインが可能となり、会員限定商品の購入が可能となります。

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る