Rosso di Montalcino 2019 Pian delle Querci

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2022/06/08
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ 2019 ピアン・デッレ・クエルチ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

元々は牛の飼育や農業が生業だったシエナ出身のピンティ氏が1975年にモンタルチーノ村の北側のシエナにほど近い畑を購入。ワイン好きの趣味が高じて…を地で行くピンティ氏と家族で営む小さな造り手です。所有する土地は50haですが、ブドウ畑は8,5ha。その内、BDM認定畑が6ha、RDM認定畑が2ha、サンタンティモDOC認定畑が0,5haとなります。その他に小麦、スペルト小麦の畑を所有しています。

南東向きの250mから300mの畑。1997年にダブル・コルドーネ・スペロナートの仕立てで植樹されたサンジョヴェーゼが栽培されています。1975年に畑を購入とあり、1991年から自社瓶詰めを始めている模様。華々しい高評価がウリの生産者ではありまんが、質実剛健で真面目、素直な造り手です。ネッロに仕上がっております。

RDMに使用されるサンジョヴェーゼは海抜250m付近、平均樹齢15年とBDMよりも10年ほど若樹からのブドウが主体となりようです。収穫されたブドウは30度に以下に温度管理されたステンレスタンクでの15日間の醸しとアルコール発酵、マロラクティック発酵後、スラヴォニア産の50HLの大樽で8ヶ月熟成後瓶詰めされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

お馴染みのちっとも洒落てないラベルデザインは、モンタルチーノの土産物屋で売ってる地ワインっぽさがありますね。コルクはまあまあの4,5cm、グラスはヴィノムのブルネッロ型一択、表記のアルコール度数は14,5度となります。色はしっかり赤くていいですね。スミレの香りは結構しっかりとしたものですし、チェリーやベリー系の果実香も熟度を感じます。その中にミネラルや、酸味、渋味を感じせる香りもあり、過熟感はありません。やや渋味を連想させる香りに富み、果実香はしっかりと開いている印象ですね。RDMとしての軽やかさにプラスαな好印象です。スミレ以外にバラ系の風味もありますね。ラズベリーやクランベリーに少しプラムの風味も。香りはまだ若い力強さに溢れていますが、この開きはいいですね。

口に含みますと、ピアン・デッレ・クエルチらしい、初日の一杯目から旨味があり、押し付けがましくない濃さは、適度な密度といえます。輪郭から浸透するような旨味がやさしいながら、しっとりの濡れた渋味と、溶け込む酸味は良質で、今飲んんですでにおいしい状態、RDMのお手本のようなスタイルです。エッジもね、ピアン・デッレ・クエルチはオンレジが挿すのもお馴染みですね。発酵のタンクは解放型ではないと思うんだけれども、大樽熟成が由来かもしれません。ほどよく複雑で、ほどよく余韻も長い。旨味という重厚なやさしさもあるんだけれども、若い内の力強さもしっかりある。暴れずにまとまり感があるから、目立たないけども。こうやってメリハリがあるとワイン単体でも結構楽しめる。もちろん、基本は食中酒であるんだけれども。酸味に近い部分に柑橘系の風味。ミラノ風カツレツにプチトマトのマリネのソースとか、レモン搾ったりしてもイケそう。うん、やっぱりフルーツも大事だけども、お料理には渋味と酸味って大事。

二杯目。うん、ひょっとすると信じてもらえてないのかもしれませんが、二杯目は確実にまとまってますね。いい意味で落ち着いた感じでもあるし、程よく力みが取れた(もちろんヌケてはない)感じでもある。二杯目の方が後半の伸びもいいので、余韻も長くなる。脱線しますが、ワインを注ぐという行為が酸化を促進させますので、若いワインの抜栓後一杯目は複数人数で飲むなら中国茶のような注ぎ方(あまりちょろちょろと回数を増やすのはあかんけど)も、調整でいるのであれば、いいかもしれない。二杯目をゆっくり飲むと、いい感じで空気を含んできて大海原感も出てくる。

二日目もヴィノムのブルネッロ型一択。非常にスミレやバラとフルーツ香がピュアかつエロティックに開いてますね。果実香の方が俄然支配的ですが、甘味のある樽香もないわけではない。14,5度という気持ち高めもアルコール感も二日目は甘味に感じます。香り同様に飲み口もなかなか重厚で密度感があります。ほろっと苦甘味のある果実味が渋味や酸味とともに心地よい。えーっと、これでイチ・キュッ・パーかあ。コスパいいですね。BDMというよりも、ちゃんとRDMらしい親やすさだし、若い内からパッと開いた果実香と、十分に旨味や、甘味もある果実味が嬉しい。もちろん、ちゃんと酸味主体の構成感があってバランスもいい。ワイン単体でもいいし、タレの焼き鳥でもいい。イタリア料理にこだわる必要もないオールマイティーにおいしい赤。

三日目もヴィノムのブルネッロ型です。三日間を通して終始がっつり開いてますね。深い果実香に、深い甘味とほろ苦さや、渋味を連想させる香りもある。三日目になるとやわらかく口の中を満たし、よりボディ感が増しました。うーん、これは満足度高いですね。この価格帯だと、2019年のRDMで、敵なしなんじゃないかな。というか、そもそも、この価格帯のRDMが少なくなってきた今、かなり使えるぞこれは。三日目のいい感じの肩の力がぬけて(果実味はぬけてません)、より浸透するような旨味がありますね。ああ、ホッとしますね。14,5度は感じさせない。

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