Rosso di Montalcino 2016 Pian dell'Orino

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2022/02/26
販売価格

5,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016 ピアン・デッロリーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

初ビンテージは2000年ですから、モンタルチーノの中でも新しい生産者のひとりです。当主であるヤン・ヘンドリック・エルバッハはドイツ出身のコンサルタント。ドイツやイタリアのみならずフランスなどのワイン生産者や、スコットランドではウイスキー蒸留所でも経験を積みます。醸造家としてモンタルチーノではポデーレ・サリクッティなどを手掛けてきたヤン氏が自ら所有するのがこのピアン・デッロリーノ。サン・ジュゼッペのステッラ女史とも親交があるようです。

丁寧は畑仕事を行い、収穫も完熟の度合いによって同じ畑でも棟毎に行っています。所有する畑は合計6haで、標高420m付近にある1.5haの畑はその名もピアン・デッロリーノで、主にブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使用されるブドウが栽培されています。

330mから390m付近の3.5haはピアン・バッソリーノは細かな石から大きな石も。土の色も赤や白など複雑な土壌が入り組んでいます。様々な個性を持つサンジョヴェゼができる畑で、バッソリーノ・ディ・ソプラはこの畑の中でも標高の高い一部区画の最上のサンジョヴェーゼのみを使って造られます。標高400m付近に1haを所有するカンチェッロ・ロッソ、380mに0.8ha所有するスコペーターの畑を所有しています。いずれもモンタルチーノ中心部から南東に点在しています。

サンジョヴェーゼ100%のIGT、ロッソ・ディ・モンタルチーノ、アンナータにリゼルヴァもリリースしていますが、最近では、クリュ混醸のBDM・ヴィニェティ・デル・ヴェルサンテもリリースしています。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

初ビンテージが2000年ですから、かれこれ20年が経過としても若手になるのかもしれません。ラベルデザインも紋章が入るわけではありませんが、ある意味、それに囚われずなデザインも可能なはずですが、ちょっと陰気くさいような気もしないでもない、派手さの一切ないデザインなのが、少し惜しい感じもなきにしもあらず。とはいえ、RDMとはいえボルドー型の瓶は重厚なものが奢られておりますし、コルクもなかなかの質の4,5cmとなっています。グラスはヴィノムのブルネッロ型、表記のアルコール度数は14度となります。色調は上から覗き込むとかろうじて先が透ける暗さを持ち、エッジの赤は確かにサジョヴェーゼですね。非常に密度の高いスミレと果実香が特徴的。微かなバルサミコと、スパイスがそれらの密度に埋まる様。香りはほんと重厚ですね。ミネラルは少し血な鉱物を感じさせるタイプですが、あくまでもドが付くほど深い果実香が主体。あ、これ、BDMであはなくRDMなんだよな‥。香りから、これがロッソであるとはとても想えないですね。

口に含みますと、とてもやさしい輪郭からは想像できない重さ、柔軟な鉛のようなミネラル、口の中を満たす塊感はもちろんあるし、RDMにしては重い酒質があるが、決して飲みやすさが損なわれるような重さではない。14度の度数も適切ですね。この価格になると、BDMも選択肢ではありますが、並のRDMでないのは明白。サルヴィオーニのRDMは弊社では7,980円税込ですが、それよりも2,000円も安いと考えるとすばらしいコスパ。もちろん、3,000円前後でも十分素晴らしいRDMを入手できるわけですが、いい意味でRDMらしくないほどBDM的なRDM。あたしは、この価格は納得ですね。

派手な樽の風味はありませんが、しっかりとフルボディ。濃厚さをも感じる濃密さがあり飲み応え抜群。付けたような香りや甘味はなく、甘渋酸などの各要素のバランスもいい。これはレベル高いですね。いや、高いレベルのまとまりですね。実は2018年も現地はリリースされているんだと思うんですよね。そんなこんなで超優良年の2016年、初日の抜栓したてから、まとまってて、飲める、そしておいしい。これはいい。

初ビンテージが2000年ですから、かれこれ20年が経過としても若手になるのかもしれません。ラベルデザインも紋章が入るわけではありませんが、ある意味、それに囚われずなデザインも可能なはずですが、ちょっと陰気くさいような気もしないでもない、派手さの一切ないデザインなのが、少し惜しい感じもなきにしもあらず。とはいえ、RDMとはいえボルドー型の瓶は重厚なものが奢られておりますし、コルクもなかなかの質の4,5cmとなっています。グラスはヴィノムのブルネッロ型、表記のアルコール度数は14度となります。色調は上から覗き込むとかろうじて先が透ける暗さを持ち、エッジの赤は確かにサジョヴェーゼですね。非常に密度の高いスミレと果実香が特徴的。微かなバルサミコと、スパイスがそれらの密度に埋まる様。香りはほんと重厚ですね。ミネラルは少し血な鉱物を感じさせるタイプですが、あくまでもドが付くほど深い果実香が主体。あ、これ、BDMであはなくRDMなんだよな‥。香りから、これがロッソであるとはとても想えないですね。

口に含みますと、とてもやさしい輪郭からは想像できない重さ、柔軟な鉛のようなミネラル、口の中を満たす塊感はもちろんあるし、RDMにしては重い酒質があるが、決して飲みやすさが損なわれるような重さではない。14度の度数も適切ですね。この価格になると、BDMも選択肢ではありますが、並のRDMでないのは明白。サルヴィオーニのRDMは弊社では7,980円税込ですが、それよりも2,000円も安いと考えるとすばらしいコスパ。もちろん、3,000円前後でも十分素晴らしいRDMを入手できるわけですが、いい意味でRDMらしくないほどBDM的なRDM。あたしは、この価格は納得ですね。

派手な樽の風味はありませんが、しっかりとフルボディ。濃厚さをも感じる濃密さがあり飲み応え抜群。付けたような香りや甘味はなく、甘渋酸などの各要素のバランスもいい。これはレベル高いですね。いや、高いレベルのまとまりですね。実は2018年も現地はリリースされているんだと思うんですよね。そんなこんなで超優良年の2016年、初日の抜栓したてから、まとまってて、飲める、そしておいしい。これはいい。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。うわあ、素晴らしい香り。余分な樽の風味がないんですわ。あくまでも上質な果実香が主体というかメインね。もちろん樽の風味はあるのよ。少しヴァルサミコというよりも、ネガティブな意味ではなく旨味のある醤油のヒントはスパイスにも通じる。幾重にもなるチェリーとベリーの交差にやわらかな甘味ある香りがあります。口に含みますと、うん、二日目ならではのまとまり、旨味も出てきてますよ。いやあ、これ、素晴らしく美味しいわ。これはRDMの領域ではない(まあ、価格もRDMにしては高額な部類ですが)。非常に完成度が高い。

三日目はシュピゲラウのデフィニションのボルドー型も試してみたかったんですが、やっぱりヴィノムのブルネッロ型で通します。うん。樽の香りはあるんだけれども、超絶上品で、猛烈に果実の香味が主体なんですね。ほどよく重さもありますが、みっちりとした密度のあるフルボディ。しっとりとした甘味があり、あっさりとした(←濃い)コク味は満足度も高いながらもとても飲みやすい。いやあ、この艶っぽい果実味、とっても魅力的。月並みですが、RDMのレベルではありませんね。三日目らしいまとまりもありますが、ポテンシャルが高いのは間違いない。全体的に果実味主体でしっとりはしてるんですが、その中に、サラっとした上質なタンニンもあるし、酸も溶け込んでて旨い。これはいいと思いますよ。もちろん、BDM・バッソリーノ・ディ・ソプラを飲みたいですし、RDMにしては結構なお値段ですが納得です。これは間違いなく買いのワイン、RDMにしては異様に評価が高いのも頷けますね。美味しいです!

ワイン・アドヴォケイト/94点(M.L.)
his wine will hit the market this October. The 2016 Rosso di Montalcino is a beauty with bright and crunchy fruit that is impossible to ignore. If a Rosso can taste so good, we have great things to look forward to when the 2016 Brunellos hit the market in under two years' time. From a farming point of view, 2016 was not as easy as the no-brainer 2015 growing season. This vintage had more rain and mildew-related issues. Some vineyard spots even saw damaging hail. Pian dell'Orino made more Rosso and IGT wine in 2016 to make up for these challenges. But the UV light and the luminous quality of 2016 sparked magical results, says Pian dell'Orino proprietor Jan Hendrik Erbach. The fruit is glossy, firm and pure. (ML) (7/2019)

ヴィノス/93点(A.G.)
The 2016 Rosso di Montalcino is a pretty, gracious wine with tons of Sangiovese floral and savory notes. Black cherry, game, licorice, menthol and spice add character to this vibrant, deep Rosso. I would give the 2016 a few years in bottle to be at its best, as it is presently very shut down, its considerable appeal notwithstanding. This is such a gorgeous and expressive wine.(10/2019)

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