Rosso di Montalcino 2016 Siro Pacenti

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2019/07/03
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016 シロ・パチェンティ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》


モンタルチーノの北側、パラグレッリ地区で創業したシロ・パチェンティ。輸入元資料では1971年とあるが、生産者の公式サイトでは1970年からとある。1988年シロの息子であるジャンカルロが初めて自社瓶詰めをしたこともあり、ラベルには1988年の記載がありますね。ジャンカルロはボルドー大学で醸造学を学び、モンタルチーノで最初にバリック熟成を導入した生産者としても知られています。

ブドウ畑はモンタルチーノの中心部を挟んだ北側の海抜350m付近の丘陵地であるパラグレッリ地区(粘土と砂質の混醸土壌)を中心に、南側であるピアンコルネッロにも畑を持つ。こちらは小石や瓦礫を多く含むミネラル豊かな土壌で北側と比較すると気温は高めでサンジョヴェーゼに力強さと、やわらかなタンニンをもたらしています。南側の畑は、母方が所有したいたものを継承したようで、アゴスティーナ・ピエリは母方の叔母になりますし、カナリッキオ・ディ・ソプラや、カナリッキオ・フランコ・パチェンティと父(シロ)は兄弟となり、ブルネッロを造るために生まれてきた生粋のモンタルチーノ人と言えるでしょう。

1970年の規定ではブルネッロは42ヶ月の樽熟成が必要でしたが1980年代には36ヶ月に、そして1995年から24ヶ月に短縮されます。バリックで36ヶ月、42ヶ月も熟成させることは困難ですが、24ヶ月に短縮されたからこそのバリック熟成とも言えます。バリックでの熟成は15度から16度での温度管理が重要でワインへの負担が軽減されるとのこと。また24ヶ月の樽熟成期間の内、15ヶ月から18ヶ月の頃合いがワインの味わいが決まる重要な時期で、熟成2年目の夏となるその時期は、湿度を高く、温度を低くして熟成が進み過ぎないように調整します。また、セラーの湿度を50%から90%に保つことで樽が膨張し、酸化を促す効果があるとのこと。2001年から2004年にかけて新設されたセラーでそれが可能になったのでしょうね。ちなみにエノロゴはイヴス・グロリス。

シロ・パチェンティのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは三種類。スタンダードなものは「パラグリッリ」の地区(クリュ)を名乗ります。そしてこの「ヴェッキエ・ヴィーネ」は、いわゆる「ヴィエイユ・ヴィーニュ」。そして「リゼルヴァ」となります。

ロッソ・ディ・モンタルチーノは、シロ・パチェンティが所有する合計約22haの畑の中でも比較的樹齢が若い15年から25年までのサンジョヴェーゼが使用されます。発酵は温度管理されたステンレスタンクで、熟成はアリエ産のバリックで12ヶ月の樽熟成後瓶詰め、ほどほどの期間の瓶熟成期間を経てリリースされます。この2017年は約6,000本の生産量。ロッソ・ディ・モンタルチーノとしては生産量は他の造り手と比較すると少なく、それが価格に反映されているとも言えます。

なお、公式サイトのアーカイヴを確認すると2014年はテクニカル情報が抜けてますので、生産されていない可能性もありますね。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

シロ・パチェンティお馴染みのラベルデザイン、BDMで言えばヴェッキエ・ヴィーネと同じですね。真ん中縦にゴールドのライン、PSの文字、向かって左にワイン名、右に生産者名と年号です。バックラベルは昔と比べると書体などが変わりましたが、紺地は変わらず、シンプルですね。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。コルクはまあまあの5cm、お尻がいい感じで染まっています。グラスはヴィノムのブルネッロ型一択です。かろうじてその向こう側が見える深い赤色。16度の庫内ですので、ちょっと温度は低めですが香りはよく開いてますね。しかも、濃密かつ濃厚さが伺える香りでスパイシーな風味も。果実味もスミレも十分に熟してることが想像できる香りですが、暑苦しいような濃厚さではないはず。シロ・パチェンティらしくフランス産のバリック熟成が伺える樽の風味もありますが、ヴァニラも甘過ぎず、溶け込みも感じて質が高いですね。

口に含みますと、うーん、2015年に負けず劣らず、密度感、ボディ、厚みはしっかりと感じられますね。いい意味でサンジョヴェーゼらし果実の粉っぽさ≒こし餡系がありますが、甘味はあくまでも控えめだし、バリックもちっとも派手じゃない。あくまでも果実の香味が主体で、未熟さは微塵も感じませんね。RDMらしい、若いビンテージらしい青さは‥というよりも、まだ新鮮さが少しあるのは確かですが、抜栓後すぐの一杯目らしいですね。

うーん、うんまいですね。2015年同様、RDMらしいっちゃあ、RDMらしいんですが、これぐらいのBDMは巷に溢れてると思うと、そこらへんのBDMには負けない酒質、おいしさです。もちろん、RDMとしては少しお値段高めですが、納得できる価格ですね。渋味も精度高く、酸味もじゅんわりと広がり、濃密な果実味をユルませない。非常に飲み応えのあるRDMと言えます。いいねえ、シロ・パチェンティのRDMは‥。濃さや重さはフルボディと記載しても問題のないレベルですが、濃すぎない、重すぎないのは酸の恩恵だなあ‥とやっぱり実感します。二杯目からさすがにまとまりますね。ズドーンと太い果実味に集約される感じ。


二日目もヴィノムのブルネッロ型。開いてますねー。スミレと果実香、しっかり濃密ながら、重すぎない香りの開き。まだ少し温度が低めですが(これからの時期は温度に対してセンシティブになりますね)、十分まろやかさも伺えますし、溶け込んでなめらかさある樽香も感じます。バリック熟成な生産者ですが、その使い様は決して派手ではない。飲み口にもそれを感じ、まだ新鮮さを感じるベリーとチェリーの果実味、しっかりフルボディで密度感もあるが、とても飲みやすいですね。

適正な温度に上がってくると、グンと旨味が増し、まろやかさも出てきます。密度があってフルボディ。2015年にも感じましたが、やっぱりかなりBDMに近いRDMですね。その分、他のRDMよりもお高めですけれども‥。大樽熟成がいいか?バリック熟成がいいか?に正解はありません。ただ、シロ・パチェンティのRDMはバリック熟成がゆえにBDMに近く感じるのではと思いますね。

三日目もヴィノムのブルネッロ型です。終始開いてますね。味わいもこの三日目が一番開いて感じる。まとまり、熟れ、しっかりとした渋味は健在。うまいですね。ワイン単体でも楽しめますが、この渋味と酸味で脂を流したい。分厚いロースカツに、たっぷりのデミソースもいいし、塩でもいい。イタリア産ではなく、ハモン・イベリコのギトギトした脂と、赤味の旨味でもいい。できれば、脂の酸化を感じさせない切りたてが理想。まあ、見事に旨いRDMですね。RDMとしては高額かもしれませんが、ほぼほぼBDM(語弊あり)と思うと非常にコスパが高いですね。

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