Barbaresco Asili 1998 Bruno Giacosa

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

更新履歴 2015/08/01
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バルバレスコ・アジリ 1998 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》


ブルーノ・ジャコーザの本拠地はネイヴェ村。つまりバルバレスコの銘醸ですね。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。

現在、自社で所有する畑は約20ha。実は過半数は買いブドウでワインを醸しています。祖父カルロも、父マリオもブドウの仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえカルロ氏は自社での醸造も初めました。第二次世界大戦の戦中や、戦後は、ボトルワインの市場がなかったために、瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した「ブルーノ・ジャコーザ」が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう。

今なお、買いブドウも使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れたブドウを産出するのか、誰が栽培しているブドウが優れているのかを熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があります。

・Casa Vinicola Bruno Giacosa

 契約農家の畑から購入した葡萄で醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

 自社で所有する畑から収穫された葡萄で醸されるワイン。


こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年買いブドウでの醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ。買いブドウとと自社ブドウに差はありません。どちらも素晴らしいブドウのみを選別しているのですから。収穫されたブドウはすべてネイヴェの醸造所で醸造しています。2006年や2010年など一般的に優良年とされていても、気に入らなければバルクで売り払ってしまいますし、ブドウの選択、醸造に妥協のない素晴らしい造り手です。

今回ご紹介するのはバルバレスコ・アジリ。ブルーノ・ジャコーザは村名のバルバレスコも毎年詰めているわけではありませんし、ネイヴェ村ならこのガッリーナとサント・ステファノ。バルバレスコ村にはこのアジリやラバヤを所有していますが、ガッリーナに関しては最後に詰めたのが1998年ですから、以降畑を売ってしまった可能性もありますね。ラバヤも2005年を最後に詰められていません。2011年までの段階で、すべてのバルバレスコを詰めたのはこの1998年が最後で、1998年のリゼルヴァ(赤ラベル)はサント・ステファノのみとなっています。ジャコーザにとって1998年はバルバレスコ全域で良いブドウが収穫できたようです。

石灰と粘土質が混じる標高250〜300m、南向きに位置するアジリ畑。ジャコーザが所有する区画は、haあたり4000本の株密度。収量はhaあたり40〜45hl。温度管理されたステンレスタンクで約18〜21日間のアルコール発酵とマセラシオン。スロヴェニア産の1,100リットルの中樽にて24ヶ月熟成後、無濾過で瓶詰め。12ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。


さて‥状態は、木箱での到着。純白のラベルは破れや欠けはありません。白地も汚れはほとんどありませんね。一部、金文字のインクが少し擦れてたりはありますし、ラベル端に糊汚れのあるボトルもありますが、軽く湿らせたナプキンなどでやさしくふきふきして頂きましたらボトル汚れとともにキレイになると思います。キャップシールの状態は完璧ですね。シール裾に横巻きのDOCGのピンクの帯封も良い状態。キャップシールはくるくるとは回りませんが、液面はDOCGのピンクの帯封に隠れていますので高い位置をキープしていますね。液漏れはないはずです。

ラベルに記載の生産本数はフルボトルが10413本、マグナム1500本、ダブルマグナムが200本とんこと。すべてのボトルにナバリングが施されています。また表示のアルコール度数は14度。

液色がいいですね。艶やかで深い…透明度も十分です。木箱入りな箱入り娘は長らく横に寝ていたので、底部に澱が見当たらないと思ったら側面に澱がございました。まだ澱を落としていない状態ですが、インスタントコーヒー状の澱で、縦置きしますと液体に舞いますが、これはそれほど時間がかからずに沈みますね。澱ひとつひとつにモヤりもなくとても良い状態です。

澱を落とすのはイージーなタイプですが、飲まれる前にはしっかりと澱を落として頂いてやさしく注いで頂ければ最後の一杯を除いて、透明な赤い液体を楽しんで頂けるはずです。

いやああ、いつ開けましょうかねえ?人柱‥なってもいいわ!

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