Barolo Falletto 2003 Bruno Giacosa

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

更新履歴 2013/03/03
販売価格

9,800円(税込)

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バローロ・ファレット 2003 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》


ブルーノ・ジャコーザの本拠地はネイヴェ。バルバレスコの銘醸です。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。これまでもその評価は高い生産者ではありましたが、最近では、2010年度のガンベロロッソ誌で、ベストワイナリー賞も受賞しています。

現在、自社で所有する畑は約20ha。実は、過半数は買い葡萄でワインを醸しています。祖父カルロも、父マリオも葡萄の仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は、自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や、戦後は、ボトルワインの市場がなかったために、瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した『ブルーノ・ジャコーザ』が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう。

今なお、買い葡萄も使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れた葡萄なのか、誰が栽培している葡萄が優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記(ブランド)があるんですね。

・Casa Vinicola Bruno Giacosa

 契約農家の畑から購入した葡萄で醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

 自社で所有する畑から収穫された葡萄で醸されるワイン。


こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年、買い葡萄での醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ‥すべてはネイヴェの醸造所で醸造されますし、買い葡萄と自社葡萄での醸造方法に差はありません。ジャコーザのワインはいずれも偉大なのです。

さて、今回ご紹介するのはバローロDOCGとなります。数種類リリースしているバローロはすべて"ファレット"で自社畑からのものとなるようですが、ビンテージによってリリースされるバローロは色々あったりなかったりはジャコーザのヤヤこしいい一面です。通常は今回ご紹介する最もスタンダードな「バローロDOCG(白ラベル)」その上級に「バローロDOCG ファレット・ディ・セッラルンガ・ダルバ(白ラベル)」があり、最上級に「バローロ・リゼルヴァDOCG レ・ロッケ・デル・ファレット・ディ・セッラルンガ・ダルバ(赤ラベル)」が君臨します。ジャコーザの公式サイトには、単一クリュの「Vigna Croera(ヴィーニャ・クロエラ)(白ラベル)」というバローロも存在するようですね。このスタンダードなバローロDOCGは、スタンダードにも関わらず毎年リリースされているわけでもなさそうなので、ファレット・ディ・セッラルンガ・ダルバのバローロのセカンド的扱いで、並年にリリースされているようです。

さて、このスタンダードなバローロDOCG‥スタンダードながら、当時の日本市場での希望小売価格は17,850円(税込)‥と、さすがジャコーザな価格でした。最高30度に温度管理されたステンレスタンクでの発酵と醸しは約20日間。そのままマロラクティック発酵が施され5500リットルと、11000リットルの樽で約26ヶ月熟成され瓶詰されます。この2003年の生産本数は13000本で、表記のアルコール度数は14.5度ですが、正式なアルコール度数は14.58度となります。

さて‥状態は、白地のラベルですが特に問題はありません。金色部分に微かな擦れがあるボトルもありますが気にしない、気にしない。キャップシールはとてもいい状態で、裾に巻かれたDOCGのピンクの帯封がありますのでキャップシールは回りませんが、その帯封の部分あたりが液面で、たっぷりですね。色はジャコーザらしいネッビオーロな色合いは明るめ、そこの凹みには澱らしき澱は確認できません。状態は凄くイイですね。

日本での正規輸入元さんは2003年の後は2005年(すでに終売)。リゼルヴァはすでに2007年がリリース済みを考えるとこのスタンダードなバローロはDOCGは2003年、2005年以降はまだリリースされていなのかもしれませんね(2008年あたりがあっても不思議ではありません)。きっと優良年はセッラルンガ・ダルバに格上げになるのかもしれません。2003年と暑かったビンテージですが、ジャコーザですので心配はありませんね。ジャコーザのバローロが10000円斬りですし、2003年なら飲むためのバローロとしてぜひ。

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