Pian del Ciampolo 2009 Montevertine【昼の部のみ販売】

トスカーナ州の赤 > Montevertine

更新履歴 2009/01/09
販売価格

5,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ピアン・デル・チャンポロ 2009 モンテヴェルティーネ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ90%、カナイオーロ5%、コロリーノ5%/ミディアム》

2006年以来に扱う、モンテヴェルティーネの最もスタンダードなピアン・デル・チャンポロの2009年です。もちろん‥というか、相変わらずキャンティ・クラッシコは名乗っていません。今年2月の渡伊‥キャンティ・クラッシコ・コレクションな展示会での生産者の集まりにも参加したマルティーノ・マネッティ。もちろん、キャンティ・クラッシコは醸しておりませんから、生産者として参加はされていませんでしたが、生産者の集い(後に、協会をあまり良く思っていない生産者達の集いと判明‥笑)に参加‥その時の挨拶でも、今後もキャンティ・クラッシコDOCGを作るつもりはない‥と明言されていました。しかし、素晴らしいサンジョヴェーゼと作り続けたい‥とも。

キャンティ・クラッシコ地区の中でもラッダ・イン・キャンティ地区にカンティーナをかまえるモンテヴェルティーネは、1921年生まれのセルジオ・マネッティ氏が1971年ビンテージからワインを醸造し始めました。当時のDOC法にあったキャンティに白葡萄をブレンドすることを嫌い、1971年が初ビンテージとなるモンテヴェルティーネや、1977年に古木から収穫されたサンジョベーゼ100%でのみ醸造し、当時VDTととしてリリースされた、かのレ・ペルゴレ・トルテもご存知の通り。現在も、DOC法に捕われないワイン造りを追求し、1985年にはキャンティ・クラッシコ協会からも脱退した経緯もあります。

そんな革新派であるモンテヴェルティーネではありますが、その酒質は今となってはクラシカルに感じるほど葡萄品種‥サンジョベーゼの個性を素直に表現した作品に仕上がっており、キャンティ・クラッシコよりもキャンティ・クラッシコらしい‥という皮肉な結果になってたるするのも‥面白いですね♪今なお、当時からの醸造方法を守り続けているるエレガントで、最もキャンティ・クラッシコらしいながらも、キャンティを名乗らないサンジョベーゼを作り続けます。醸造長らく担当してきたのは、重鎮ジュリオ・ガンベッリ氏‥そしてセルジオ・マネッティの志を継ぐのは息子‥マルティーノ・マネッティ氏です。

もちろん、レ・ペルゴレ・トルテはサンジョヴェーゼの傑作ですし、モンテヴェルティーネも素晴らしいサンジョヴェーゼですが、最もスタンダードな、このピアン・デル・チャンポロも素晴らしさったら‥。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味(2009年1月)

このピアン・デル・チャンポロが何時から?かは存知ませんが、やはり瓶詰め業者的な記載には「Societa Agricola」という表記になっていますね(まぁどっちでもいいんだけど‥)。モンテヴェルティーネらしいシンプルなラベルに記載のアルコール度数は12.5度。チンチクリンのキャップシールには頭(とお尻)に2009な年号刻印入りのなかなかの4.5cmのコルク。グラスはキャンティ・クラッシコ一択。キレイに澄んだルビー色にうっとり。とてもチャーミングなチェリー、ベリー、スミレの香り。乾燥しきらない紅茶葉、薄らとミント、シルキーな輪郭、しっとりと旨味が沁みる。酸味も濡れてすでにつゆだくの様相。まったくストレスを感じさせない浸透するミディアムボディ。スミレ、ベリー系の果実味、ほろっとキメの細かい渋味、もちろん酸味はじゅんわりと豊富で旨酸っぱさが堪らない。

美味しいなぁ。こういうワイン大好きやわ。

その密度の高さをどう感じるか?感じさせるか?無理矢理詰め込んだ密度の高いワインも満足感はある。ただその香味が開き切らない時には、悶々と耐え、押し殺されるような香味にイキ切らない。しかし、このワインの密度は違う‥無理矢理感がないんだな‥おおらかでストレスのない密度。そこに気品やエレガンスを感じる。

二日目もヴィノムのキャンティ型。まとまり‥深くなる。酸味がさらにじゅわじゅわする予想と理想の通りの展開。赤から黒のチェリーへの変化、余韻まで長く感じるな。

あああ、スルっと飲んでしまった‥。

12.5度というのも、そのスルりに貢献しているが、サンジョヴェーゼの本質というか‥これがサンジョヴェーゼの理想型のひとつではある。

とてもいいワイン。

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