Bolgheri Rosso 2009 Le Macchiole

トスカーナ州の赤 > Le Macchiole

更新履歴 2011/04/06
販売価格

2,380円(税込)

在庫数 SOLD OUT

一時欠品しておりましたが、若干再入荷しました。再入荷分の出荷は6月15日以降の予定となります。
7月中旬に(安定供給できる数)も再入荷を予定しておりますので、万が一売り切れとなっていても7月中旬入荷分をお待ち下さいませ。



※輸入元資料(初期)には「メルロ50%、カベルネフラン30%、シラー15%、サンジョベーゼ5%」と、セパージュ比率が記載されておりますが、正確には(確認して頂きました)「メルロ50%、カベルネフラン30%、シラー20%」となります。


ボルゲリ・ロッソ 2009 レ・マッキオーレ
《イタリア/トスカーナ/赤/メルロ50%、カベルネフラン30%、シラー20%/フルボディ》


1997年までは「レ・コンテッシーネ」、2003年までは「マッキオーレ・ロッソ」と、名前だけでなく内容も進化してきた歴史を持つ、レ・マッキオーレのスタンダードラインがこのボルゲリ・ロッソ。レ・コンテッシーネも、マッキオーレ・ロッソもサンジョベーゼ主体のワインでしたが‥2004年から、ボルゲリ・ロッソになってからは国際品種を主体としています。リニューアルされて、もう6年目となります。

マッキオーレ・ロッソ時代よりも価格も下がり、2000円台の国際品種なトスカーナIGTの中でもトップクラスのコスパを誇るのは、この2009年も同じ。2007年以降はシラーもブレンドされるようになりましたね。ステンレスタンクでの発酵後、昨年はオーク樽でのマロラクティック発酵とご紹介しておりますが、この2009年はステンレスタンクでのマロラクティック発酵との情報。二年目と三年目のバリックの古樽で10ヶ月の樽熟成を経て瓶詰めされます。




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




お馴染みの中心部がズレたデザインの白地のシンプルなラベル。確か元々描かれていた一本杉だったかをモチーフにしたシンプルな絵が書かれておりますが、逆さにしてみると怒った顔に見えるのは内緒です。バッラベルにはメルロ、カベルネ、シラーと書かれており、輸入元発表のメルロ、カベルネフラン、シラー、サンジョベーゼと違うやんっ!!

見なかったことにする。

(調べてもらってます)

昔はちんちくりんのキャップシールだったのに、この普通の裾の長さも慣れてきましたね(遠い目‥)。バックラベルに記載のアルコール度数は2007年、2008年同様の14度となります。コルクはまぁまぁの質の4.5cm。お尻にも頭にもビンテージ刻印、お尻は、その刻印が確認できるグレープ色に染まっています。グラスはヴィノムのボルドー型。グラスに注ぎますと、コルクお尻の染まったグレープ色と同じ泡(発泡ではないぞ)、エッジは紫とピンクで真紅な輪郭から深い黒へ。年を追うごとに、樽香のローストは強過ぎない印象はこの2009年も同様。よく熟しながらも、ジャミーに陥らないブラックベリー、カシス。甘味ある香りも、黒蜜的と、ドライフルーツ的の中間地点。鉛っぽさ、黒ではなく青のインク、各品種はほどよく継ぎ目を感じさせません。樽香もヴァニラ‥と言うほどではなく、果実香主体なのも相変わらずで好感が持てます。

口に含みますと‥重心は低めで、ミネラルもよく溶け込んでいますが、それほど固さを感じさせるものではありません。とても酸が繊細で、ボールペンの先っちょのボールの役目。口内でも樽香は控えめで、果実味主体、2007年までは昆虫の香りがあったのですが、昨年からその要素は見当たらず。開放的とまでは言いませんが、香味ともに開いている状態で、リリース直後からすぐに飲める‥という、エントリークラスに求められるスタイルは固持されており、使いやすい。ボディもあるが、擬似的‥フェイクの見せかけなボディではなく、今年はミディアムと書くことにする。これは、フルボディから何かが足りない‥という意味ではなく、バランスが取れているとお考え下さい。

香味に青さは皆無で、2008年と比較すると若さゆえの荒々しさもそれほど感じない。程良い固さと、やわらかな果実味が協調し、がゆえに、各品種の継ぎ目がなく一体感がありますね。渋味もザラザラしない質で、酸味ともに十分の質。香味ともに甘味はあるが、ジャミーではないのもいい。このレベルのボルドーブレンドのスーパートスカーナは履いて捨てるほどある‥と思えば、さすがレ・マッキオーレ‥このクラスで十二分のコスパを誇ります。まぁ毎年、安心して選べるボルドーブレンドですね。

ピュアな果実味に、瑞々しさもあり、濃厚とまでは言えない2009年ですが、この飲み口の良さ、バランスは、エントリークラスに相応しい。昨年同様の、各品種の継ぎ目の馴染みは格別でストレスはないものの、満足感はあるんだな。

二杯目です。やや乳脂肪分を感じるクリームな樽香が出てきました。白いヴェールなそれは果実香を覆いますが、隠してしまうわけではありません。一段を果実香に深みも出てきて、一杯目よりも密度の高さを感じますね。口に含みますと、一杯目よりも、酸味の輪郭がクッキリとしてきたかな。より口内での香りは開き、余韻も長く感じます。相変わらず雑味はなく、ピュアな果実味は、ためらわず注ぎ足してしまいます。

二日目です。グラスはヴィノムのボルドー型。初日よりもまとまった印象。生葡萄の香りが混じるベリー系。口に含みますと、初日の二杯目的な樽香もあり、渋味が活き活きとしてきました。十分な濃さ‥ほどよいボディ。インパクト勝負から離脱したスタイルはとても良い。酸味のレンジが広く、疲れないね。タンニンに軽い苦味。14度という高いアルコールは感じさせない。西野嘉高のこの数年の傾向として、飲みやすさ‥求めてます。一杯だけのインパクト、濃さはは、このクラスには実は必要ない。やはり、一本飲めてしまうスタイルが必要で、今年は(昨年は迷った)このワインもミディアムの表記にさせてもらいます。ボルドー(ボルゲリ)ブレンドも飲みやすい時代なんだな。安いのに濃い‥の、濃さが疑似なのか実体なのか‥実体なら優秀だが、疑似なニューワールドが氾濫する中で、真っ当にミディアムなボルドー(ボルゲリ)でいいじゃないか。また、まるでボルドーブレンドみたいな味のするキャンティを飲むのであれば‥真っ当なイタリアのボルドーブレンドを‥オススメしたい。ただし‥この二日目は、三日目を期待させる感じ。

三日目です。グラスはオヴァチュアにサイズダウンしました。うんうん、初日はボルドー型でも良いと思うが、二日目以降はオヴァチュアあたりがいいかもしれませんね。果実香に結束感、含み香の方が樽香を感じるのは二日目と同じですが、よりまろやかに密度を感じるようになってきました(グラスの恩恵もあるかも)。終始ベリー系の果実味がピュアで、ほんのりとした樽香のお化粧はナチュラル。はやり、国際品種のブレンドは、イタリア好き以外‥からも入りやすいかな?もちろん、ボルゲリ好きのエントリーワインとしても最適。ミディアムにまとまっている‥のを評価。

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