Ronco Bernizza Chardonnay 2019 Venica e Venica【予備品】

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ヴェニカ・エ・ヴェニカ特集

更新履歴 2022/03/11
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シャルドネ・ロンコ・ベルミッツァ 2019 ヴェニカ・エ・ヴェニカ
《イタリア/フリウリ/白/シャルドネ/辛口》

1929年にダニエレ・ヴェニカが古い醸造所を周辺のブドウ畑を購入して始まったヴェニカ・エ・ヴェニカ。現在の当主は四代目のジャンカルロ。イタリアのみならず、コント・ラフォンなどブルゴーニュなどでもワイン造りの経験を持ちます。ジャンカルロの母であるオルネッラがアグリツーリズモも運営、現在所有する畑は26ha。自社畑のみのブドウでワイン造りを行なっており、ドレーニャ・デル・コッリオの区域内に全ての畑が位置していますが、点在しており、厳密には55種類のミクロクリマに分類することができるそうです。

区画毎のミクロクリマと土壌を把握し、栽培する品種や、その仕立てを変え、5回から10回に分けての収穫により発酵用のタンクも比較的小さなものを数多く所有しています。畑ではビオロジックを実践しており、一切の除草剤や、防虫剤、ホルモン剤の不使用はもちろん、銅の使用も最小限に抑えています。下草は伸ばされ、畑の周辺には森があり、リンゴやアプリコットなど様々な植物が植樹されています。

醸造は父であるジャンニの時代から変わらないシンプルなもので、11度で20時間の低温マセラシオンでブドウの個性をモストに移し、ブドウ本来のエキスのみにを抽出することで、その土地で育ったそのブドウの個性を表現しているそうです。収穫したブドウの個性をワインへと醸す上で酸素や、澱との角な接触をさけるために、再利用できる二酸化炭素を先にタンクや、パイプに充填し、酸素を追い出してからモストを入れ、徐々に二酸化炭素のレベルを下げて発酵させるとのこと。基本的にステンレスタンク(一部大樽)で仕上げ、澱との接触期間は5ヶ月から6ヶ月と短い。ロングマセラシオンの造り手とは双璧ともいえ、果皮や澱との長期の接触はモストそのものの個性を隠してしまうとの思想。また、ブドウの状態によって収穫時期や、マセラシオン、熟成容器を変更していますが、新樽は一切使用しないとのこと。また酸素供給の必要性に応じて一部樽を使用しています。

2019年ビンテージは、9月の26日に収穫と除梗。10度から12度の低温で12時間から14時間のコールドマセラシオン。
アルコール発酵後、30%もモストは、20hlから27hlの古大樽と5hlのトノー併用でで6ヶ月の樽熟成、残りの70%ステンレスタンクで熟成されアッサンブラージュされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ヴェニカ・エ・ヴェニカはスラリとしたボルドー型瓶です。こるくはディアム社製の5cmと贅沢なもの。冷蔵庫キンキン温度からスタート、グラスはシュピゲラウのデフィニションのボルドー型。日接触型の温度計は7度とのこと。色調はシャルドネらしいゴールド。それほど深いわけではありませんが、レモンイエローではないですね。樽熟成は30%のモストのみですが、程よい樽香があり、パインやアプリコットに柑橘のシャルドネらしい果実香がありますね。香りはミネラル推しではなく、すでに旨味をも感じさせるもの。ハニーなスパイスもある甘味ある香り。口に含みますと、あ、思ったよりも密度があり、ボディありますね。穏やかな果実味が口の中を満たします。香味ともに閉じ感はなく、比較的重心は低めで樽ドネとして満足度がありますね。

硬質なミネラルは目立たないですが、瑞々しさという意味でのミネラルはありますね。全体的に穏やかなのは硬質感が控えめだからかもしれません。

二杯目は9,4度まで上げました(放置ですよ)。なるほど、温度が上がれば上がったでミネラル系も感じますね。飲み口はよりナメらか。程よい旨味があり、密度感もとてもいい。シャルドネらしい余韻も十分。軽くクリスピーな部分もありますが、瑞々しい果実味がたっぷりあり、とてもおいしい。甘すぎることはないが、ジンとしたスパイスのある蜜の風味もとてもいい。あ、書くの忘れてましたが、アルコール度数は13,5度。アルコール由来のボリューム推しではなく、飲みやすさも兼ね備えた樽ドネですね。

二日目もシュピゲラウのデフィニションのボルドー型。温度は12,6度。エトナのパッソビアンコの次に飲んでいるのですが、地域で言えば、フリウリは北イタリア、エトナは南どころか離島になりますが、その標高差、土壌が違うことで、エトナの方が冷涼に感じるものですね。もちろん、このヴェニカ・エ・ヴェニカにもミネラルも感じるんだけれども、よりまろやかで酸味も穏やか。パインやアプリコットも濃くはないが熟度を感じ、微かにカスタードの風味、旨味もほどよくありますね。柑橘は、みかん果汁で全体的な丸さを感じます。

三日目もシュピゲラウのデフィニションのボルドー型。温度は12,2度。パインやアプリコット以外に桃系の香りがあるんですよね。しかもベースに。相変わらず穏やかですこしバタースカッチのような風味もあり、飲み口にもさらに粘性を感じます。ただ、まったりとまとわりつくほどの粘度ではありませんよ。シャルドネのエグ味はなく、酸味も感じさせつつも全体的な丸さも変わらない。より旨味は増して感じられますね。コクリと喉でも飲めるシャルドネです。うん、いいね、よくまとまってる。この価格だからこそ‥もありますが、コスパ上々、シャッルドネ、白ワイン好きはぜひお試しを。

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