Chianti Classico Riserva 2016 Bibbiano

トスカーナ州の赤 > Chianti

Tremilla Yen di Vino Italiano :イタリアワイン三千円

更新履歴 2021/10/17
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3,000円(税込)

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希望小売価格 3,960円税込→ 通常特価 3,280円税込→ 特別価格 3,000円税込

キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ 2016 ビッビアーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ100%/フルボディ》

ビッビアーノ家がアジェンダを興したのは1865年。現在は5代目となるトンマーゾとフェデリコ・マッロッキエージ・マルツィが運営しており、カステッリーナ・イン・キャンティの海抜270mから300mの丘に約23haの畑を所有します。栽培するのはサンジョヴェーゼ(・ピッコロ)とサンジョヴェーゼ・グロッソ、少量のメルロとコロリーノとなります。近年は、トレッビアーノや、マルヴァジアからの白、サンジョヴェーゼのロゼなどもリリースしています。

ビッビアーノと言えば、かのジュリオ・ガンベッリ氏が手がけていたことでも有名ですね。1925年、ポッジポンシに生まれたジュリオ・ガンベッリ氏は14歳の頃からトスカーナ最大の生産者であった「エノポリオ・デ・ポッジ・ボンシ」で働き始めました。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの基礎を築いたタンクレディ・ビオンディ・サンティに才能を見いだされ、サンジョヴェーゼの研究も行います。1942年、ジュリオ・ガンベッリが17歳の時に初めて手がけた生産者がこのビッビアーノだったんですね。ジュリオ・ガンベッリが1950年にモンタルチーノから移植したクローンを栽培し、ビッビアーノの土壌に合うように改良されてきたそうです(つまり出所は‥)。2012年に没後は2000年から参加した若きエノロゴ兼アグロノモのステファノ・ポルチナイ氏が継いでいます。

スタンダードな(ブラックラベル)キャンティ・クラッシコ、そしてこのキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ、クリュ名の付くリゼルヴァ、モンテルネッロも近年グラン・セレツィオーネに格上げした模様。ヴィーニャ・デル・カパッニーノのクリュ名の付くグラン・セレツィオーネもあり、CC1種類、CCR1種類、CCGS2種類の合計4種類のキャンティ・クラッシコをラインナップします。

クリュ名の付かないこのCCRは2014年が初ビンテージとなります。クリュ付きではありませんので、ビッビアーノが所有する畑全てからのブドウが使用されます。2016年は9月26日から収穫が始まりました。アルコール発酵と醸しは、ステンレスタンクとセメントタンクの併用で23日間。熟成はフランス産のトノー樽とセメントタンク半々の併用で18ヶ月の熟成後、アッサンブラージュされて瓶詰めされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

近年のビッビアーノのラベルデザインを踏襲していますが、スタンダードなCCがブラックラベルだとすると、このCCRはホワイトラベルと呼びたい白地のラベル、シンプルながらチープではないのがいいですね。真紅のキャップシール、コルクは2015年よりも0,5cm伸び、ななかなの質にUPした5cm、グラスはヴィノムのブルネッロ型にしました。ちなみに表記のアルコール度数は14,5度と2015年と同じ。輸入元が変更になってからスタンダードな(ブラックラベルの)CCは飲んでませんが、きっとそれよりも暗めのルビー色ですね。決っして濃いと感じるわけではありませんが、リゼルヴァらしく一段、トーンは暗めと感じます。ホッコリした小豆系の香りに、少し香ばしさのある樽香があり、樽熟キャンティ・クラッシコらしい香りですね。少し鉱物的な香りもありますが、スミレや、チェリーの鮮度ある果実香とともに複雑さの要素のひとつとなります。うん、全体的に重量感のある香りで、さすがリゼルヴァらしい。

口に含みますと、低い重心の果実味があり、少し塊感(硬さにも通じる)果実味が口の中を満たします。おお、フルボディだなあ。飲み口にも鉱物的、ミネラルな重さを感じ、少しスモークしたようなチェリーやベリー系の果実味の密度がパツンパツン(パンツパンツではない)です。酸味、渋味ともに、初日一杯目から刺々しさはなくし質の高いもの。

やっぱり旨いですね。

レンテンナーノのCC、CCRの次にこのビッビアーノのCCRとなりますが、生産者のスタイルの違いヒシヒシ。どっちもいい造り手で、甲乙付けるのは野暮というもの。輸入元変更もあったし、やっぱり遅れてるんでしょうね。スペック的には2018年あたりかと思いますが、絶好の2016年がイマココに。そりゃあ初日一杯目ですから、力強さ、外側へのベクトルを感じますが、いいまとまりがありますね。ぜんぜん、すんなり飲めちゃう。14,5度も過激に感じることはない。甘味もあるが、相応の渋味もありそう目立つものではない。余韻もきっちりあってとてもいいですね。グラスも実は、ザルトのユニバーサルあたりと迷ったんですが、初日だとこれぐらいのサイズ必要ですね。

二日目もヴィノムのブルネッロ型です。甘味があり、酸味もあるチェリーの果実香とほっくり系の豆香がビッビアーノらしいですね。グンと密度のあるラズベリー、ブラックチェリー。飲み口は旨味が増してきましたね。密度感ボディも初日よりもグンとあり、力強さも健在ですが、まとまってきました。渋味、酸味、果実味にメリハリがあり、個性が掴みやすいですね。とても美味しいです。結構ワイン単体でも飲み応えがあってイケちゃいますね。もちろん、これならしっかり目に塩胡椒のサーロインステーキとか欲しくなりますね(脂と肉汁な)。

三日目もヴィノムのブルネッロ型です。うん、まとまってきた。すでにバックビンテージとなりますが、さすが2016年ということかなあ。まだまだ力強く、馴染むに時間が必要。とはいえ、初日からガチムチ(なんでムチ)で遠慮したくなるようなスタイルではないし、そのポテンシャルを楽しむのも含めて初日からでも十分おいしく飲める。密度もグンと深くてフルボディ、リゼルヴァの名に恥じない出来栄えですね。

スミレの風味に、プラムや、チェリー、ベリー系の果実の香味。メリハリのある渋味と酸味がありキャンティらしいサンジョヴェーゼ。一段階の深さとボディ感はあるがアルコールは過剰ではない。まだ三日目でもまとまりきることはないし、ビッビアーノにしては旨味推しでもないので、これからさらにおいしくなりそうな予感。

なんつっても、CCRで3,000円税込ポッキリ価格は有り余るコスパとなりますね。しかも、バックビンテージかつ、期待の2016年ですから、これがしばらく定番で売れると思うとめっちゃ嬉しいっす!

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