Barolo Villero 2006 Giuseppe Mascarello
| |||||||
バローロ・ヴィレッロ 2006 ジュゼッペ・マスカレッロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
バローロの伝統的な生産者のひとつであるジュゼッペ・マスカレッロ。1881年に一代目のジュゼッペ・マスカレッロがモンフォルテ・ダルバにブドウ畑を購入したのが始まり。1904年には現在でも単独所有を続けているクリュであるモンプリヴァートを購入します。現在はバローロ村とモンフォルテ・ダルバ村の間に位置するモンキエロの氷貯蔵庫を熟成庫に改築し、醸造所も兼ねているようです。バローロDOCG認定エリア外であるモンキエロに醸造所があることが唯一認められている生産者だとか。
現在の当主は三代目となるマウロ・マスカレッロ。農民(栽培家)としての経験に基づき、ジュゼッペ・マスカレッロの伝統を守りつつも進化させます。1970年には畑ごとの醸造に切り替えました。モンプリヴァートを筆頭にサン・ステファノ・ディ・ペルノ、ヴィッレロなどのクリュ・バローロを三種類(特別なビンテージは各畑を混醸した村名バローロあり)、他のピエモンテの生産者同様にバルベーラやドルチェット、フレイザなども醸しています。1980年代にはぷセラシオンを30日まで短くし、抽出も強めに行っていた時代もありますが、1990年代には、ママセラシオンも元の60日間に戻し、抽出も穏やかな手法に戻します。ジュゼッペ・マスカレッロの特徴としての淡い色調は、低い温度の熟成庫で果皮を動かさずに発酵させることで実現しているそう。果皮の移動を必要最低限にすることでバクテリアの増殖を防ぎ、低い温度でじっくりと発酵させることで、果皮からの過度の抽出を防ぎ、淡い色合いを実現しています。発酵高はには、温度上昇とともに色素も抽出され、色が濃くなるタイミングがありますが、それもすぐに落ち着くそうです。果皮を動かさないことで、良質なタンニンのみが残り、樽由来のタンニンもほぼないそう。
カスティリオーネ・ファレットに位置する銘畑のひとつ。南西向きで標高は280m付近。ジュゼッペ・マスカレッロでは1985年から0,65haを所有。粘土と石灰質が主体ですが、他の畑よりも砂質も多いのが特徴。
さて‥状態は、AlBEISAの共通瓶、お馴染みのラベルはとてもキレイな状態で、見逃してたらゴメンレベル。やや短めのキャップシールも角に銀ハゲがチラるぐらいでとても良い状態。DOCGのピンクの帯封も発色がいいですね。帯封はシール裾を跨ぐように縦貼りですのでくるくるとは回しませんが、液面は揃って高い位置をキープしており液漏れはないはずです。液色がいいんですよね。確かに淡い色ですが、艶やかでクリアな赤の発色はとてもいい。瓶底の凹み外周に澱らしきものは確認できません。まだ若々しいかもしれないほどとても状態がいいですね。言わずと知れた銘畑ヴィレッロ、ビンテージも2000年代最高の呼び声高い2006年、現行比は約10年ほどかな。まだまだ熟成させたい一本ですね。
TOPに戻る |
イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus
大きな地図で見る |
[運営] 株式会社ニシノ酒店(会社概要詳細)
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4 [電話] 06-6731-7406(実店舗専用) [電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用) こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。 [URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/ [MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com [MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp |
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。 | |
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。 | |
|会社概要|プライバシーポリシー|特定商取引法|送料|決済方法|サイトマップ|お問い合わせ| |
TOPに戻る |