Brunello di Montalcino 2003 Mastrojanni
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2003 マストロヤンニ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
1975年創業。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG認定区画の最南端であるカステルヌオーヴォ・デッラバーテに位置します。元々はロレート・エ・サン・ピオと呼ばれていた農園を当時弁護士をしていたガブリエーレ・マストロヤンニが取得した当時は森と牧草地が広がるのみでブドウは栽培されていなかったそうです。なお、後に、ロレートの名前はクリュ・ブルネッロに、サン・ピオはIGTのワイン名に使用されます。
痩せた土地、傾斜が強く崩れやすい土地は耕作に不向きとされていたそうですが、南部にあり、南西から南にひらけた日照量豊富な斜面、夏は雨に乏しく日中の気温は40度近くにもなるさらに南にある標高1,700mのアミアータ山からの涼しい風が昼夜の寒暖差を生みます。ブドウ栽培に好都合であると判断したマストロヤンニ氏はブドウ栽培を始めます。また、コンクリートタンクでの発酵と大樽での熟成もすでにプランは決まっていたようです。
ヴェロネッリ誌2002年度版を確認しますとエノロゴにはマウリツィオ・カステッリ氏とアンドレア・マケッティ氏の名前、アグロノモはアンドレア・マケッティ氏となっています。マストロヤンニの要はアンドレレア・マケッティ氏だそうで地元出身の醸造家兼、栽培家で、バンフィでエツィオ・リヴェッラの下、長年醸造に携わっていた人物だそうです。2008年にイリーの傘下になってからもアンドレア・マケッティ氏主導の生産体制は変わらず継承されています。変わったのはラベルデザインだけ‥ということでしょうか。
さて、現在のマストロヤンニのブルネッロのラインナップは三種類、アンナータに、クリュはヴィーニャ・ロレート、そしてマストロヤンニを代表するヴィーニャ・スキエナ・ダジーノの三種類となりますが、クリュ二種類はいずれもリゼルヴァは名乗っていないんですね。
公式サイトには2007年からの情報しかありませんので参考に2007年のテクニカル情報を書き出しますが、アルコール発酵に関しては言及されておらず、16hl、33hl、54hlの‥スラヴォニア産ではなく、フランスはアリエ産の大樽で36ヶ月の樽熟成とのこと。
さて…状態は、先代のラベルデザイン。新しい純白のラベルもいいですが、このオッサン臭いウグイス色に金枠、パンチング(この年代は黒い点で表現)の年号がいいんですよねえ。この樽型のラベルもなんか独特だし、ラベル貼り付け位置は、カパネッレ並に下の方なんですな。で、ラベルはとてもキレイな状態、擦れや汚れはないんじゃないかな。見逃してたらゴメンレベル。キャップシールもいい状態なんですが、キャップシールに少し汚れがありますが、気にしない、気にしない。DOCGのピンクの帯封は発色も良くいい状態ですね。シール裾に横巻きとなりますのでくるくるとは回りませんが、液面は充分高い位置をキープしており、液漏れはないはずです。液色がまたいいんだな、明るさもあるクリアで発色のよい艶やかなルビー色。瓶底の凹み外周にはまったく澱が確認できないか、一部塊となったものがあるだけで、まったくモヤりをもたらすものではありません。非常に状態がいいですね。モンタルチーノ公式ビンテージチャートは★★★★の優良年。現地現行が2015年ですので干支一周、これは飲み頃ですね!もちろんさらなる熟成も可能ですけども。
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