Sauvignon 2018 Abbazia di Novacella

イタリアの白ワイン

更新履歴 2020/10/31
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2,680円(税込)

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ソーヴィニョン 2018 アッバツィア・ディ・ノヴァチェッラ
《イタリア/アルト・アディジェ/白/ソーヴィニョン/辛口》

ボルツァーノの市街から北北東へ35km、ヴァルナに位置するアッバツィア・ディ・ノヴァチェッラ。1142年よりブドウ栽培を行っている由緒正しき修道院が起源となります。ノヴァチェッラはラテン語の「Nova=新しい」「Cella =住まい」に由来し、古くはローマやヴェネツィアに向かう巡礼者の休憩所として利用され(ドラクエか!)、この修道院で造られるワインは巡礼者の癒しだったとか。

白ワインに使用されるブドウは、修道院のあるヴァルナや近郊のブレッサーノ地区の畑が主で600mから900mという高い標高にあります。一万年前は氷河が広がっていた土地であり、浸食により砂や石英などが入り交じる複雑な土壌を持ちます。現在所有する畑は約75ha。エノロゴにはチェレスティスティーノ・ルチーンが常駐しています。

樹齢は古いものでも20年であるのは、冷涼な土地では樹齢が高過ぎると北風により樹が枯れてしまうために定期的な植え替えを行う必要があるからだそうです。標高や斜面の向きの違いにより小区画でのミクロクリマの違いに合わせて適した品種を栽培しています。

例えば、ミュラートゥルガウは酸味が非常に重要なために冷涼な海抜750mから900mの高地で栽培され、晩熟なリースリングは700mまでの石の多い土壌で栽培することで夜間も石に蓄積された熱がブドウの成熟を促します。白ワインのほとんどは品種特性を表現するためにステンレスタンクでの熟成が施されますが、一部は大樽も使用されます(2009年からバリックの使用を止めたそうです)。品種やクラスに応じて細やかな醸造を行っているそうです。スタンダードなクラッシックラインと、上級ラインのプラエポジタスの二種類のシリーズを展開しており、それぞれに白、赤と多品種または混醸のワインを多種醸造しています。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

この地方(南チロル)のワインらしいスラりとしたロングボトル。ラベルもいい雰囲気ですね。修道院であろう建物の背後には山頂に雪。ちなみにアルト・アディジェDOCとなります。コルクはディアムではないがブショネ知らずの(たぶん)圧縮コルク、冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ・クラッシコ型、ちなみに表記のアルコール度数は13,5度となります。黄緑が射すレモンイエローがソーヴィニョンらしいですね。ソーヴィニョンの特徴とされる猫のしょんべん香もほどほどにありますが(まあ、ハーブの風味ですね)、柑橘も高音で、白いピロピロの風味も含めて柑橘。柑橘の皮は、緑と黄色のまだらのミカンの様、それほど柑橘強いわけではありませんけどね。香りはどっぷりのソーヴィニョンらしいもの。

口に含みますと、おお、クリアで新鮮、酸味もイキイキとしていますね。ミネラルの透明度はありますが、石灰強さがないので爽快な香りが主体でいいですね。ミネラルの丸みというか、厚みもあるのですが程よい。酸味もあるのですが強すぎない。このほどほど感、でも、品種特性しっかりな感じもいいですね。みずみずしいですねー。これはね、鯛など、脂乗り過ぎない白身魚がもいいですね。オリーブオイルと塩、柑橘でカルパッチョにしたらいい。フグ、テッサもポン酢の醤油がキツくない感じで柑橘や酸味で食べるときっと合う。もちろん、ソーヴィニョンってバジル系とも青味で合いそうなので、バジルソースなんかもいいかもしれませんね。

うん、ソーヴニョンらしさを感じさせるつも、ソーヴィニョンらしいさが強すぎない飲みやすさがありますね。度数も13,5度というよりも、13度に近いかも。キレイに冷えるタイプで(ここ重要)、これまた緑の要素も、柑橘も強すぎないので、結構幅広い料理に合いそう。青魚でアクアパッツァなんかもいいかもしれないし、ケイパーとか、オリーブで合わせちゃえーっていう感じもOK。

うん。ソーヴィニョンが苦手‥という方にも勧めれるし、ソーヴィニョン大好きという方にも、日常使いのソーヴィニョンとして勧めれますね。温度が上がってきても、嫌味なところが出てこないのがいいんだな。温度が上がると「タッチ」は微妙に変わるんだけれども、そこに違和感がない。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型。うん、ソーヴィニョンらしい果実やハーブの香り。飲み口は二日目の方がミネラル感が増しますね。非常にクリアで、キレイに冷えるミネラルです。とはいえ、石灰系の白い香りが顕著というわけではなく、柑橘やハーブの風味をよりクリアにする感じのミネラル。柑橘にほとばしる果汁感を感じるのは、やはりキリリと効いてる酸味があるからですね。ソーヴィニョンらしく旨味は前ではなく、シャープさが持ち味。

三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型。うん、アルト・アディジェらしいソーヴィニョンですよね。もちろん、ステン仕上げで酸味にシャープさがあり、果実味がシャリっとした感じもいい。ソーヴィニョンはイタリアの生産者だけが比較対象ではありませんので(シャルドネもね)、なかなかハードルが高いのですが、この価格でアルト・アディジェらしさ、イタリアらしさがありいいですね。ちょっと意識すれば、お料理とも合わせやすい品種、おたのしみください。

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