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Claris Bianco 2018 Cantina Terra dei Re

イタリアの白ワイン

	更新履歴 2020/07/21 通常特価 2,860円(税込) 販売価格 1,380円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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希望小売価格 2,860円税込→ 通常特価 2,380円税込 → 終売特価 1,380円税込
2020年7月23日（木）14時半更新：初回入荷分60本が完売しました。取り急ぎ36本追加で確保しましたのでUPしますね。
2020年7月28日（火）19時半更新：24本追加で確保しましたのでUPしました。
2020年8月4日（火）8時半更新：24本追加で確保しましたのでUPしました。
【最終入荷】2020年8月7日（火）10時半更新：12本追加で確保しましたのでUPしました。

クラリス・ビアンコ 2018 カンティーナ・テッレ・デイ・レ
《イタリア／バリジカータ／白／マルヴァジア／辛口》

テッラ・デイ・レは、2000年にレオーネ家とラバスコ家がリオーネ・イン・ヴルトゥレに設立した比較的新しい生産者となります。シチリアのエトナとは違い死火山となるヴォルトゥレ山の斜面に位置し、畑は約12ha、カンティーナは約25メートル地下の火山岩に彫られた洞窟の中にあるとか。この地域ではフランスでもしようされる「Roverello di Vulture」と呼ばれる栗材を使用した樽が有名で、祖先は樽材や樽の生産や販売を生業としていたようですが、19世紀半ばから続いていた稼業のワイン生産は20世紀はなばにイタリア南部の危機的経済状況や、相続の問題などで（←相続の問題も結構大きいのよね‥イタリアは）、一時存亡の危機を迎えますが、2000年を機に祖先のブドウ栽培やワイン造りの実績、樽に関する大くの知識、そしてこの地ならではの自然環境を表現するために復活しました。現在はアリアニコや、ピノネロ、このマルヴァジアやトレッビアーノなどを生産しています。標高400m付近、ヴルトゥレ山南東斜面の火山質土壌で栽培されるマルヴァジアをステンレスタンクで醸造したもの。

飲んでみました。

まず、名前がいいじゃないですか。クラリスですよ、クラリス、イタリアワインでクラリスとか、完全にカリオストロの城の世界です（ちゃうやろ）。それはさておき、マルヴァジアのイメージってどうでしょう。マルヴァジアも様々なクローンがありますが、中部イタリアや隣接する南部イタリアでは多産な品種で、質よりも量、比較的低価格帯の白ワインの主原料のイメージ、味わいはどこか温かく、全体的に低重心で、酸味も重め、皮の濃いめの柑橘‥オレンジの果汁っぽいイメージですが、これがバリジカータとは思えない（語弊あり‥そもそもほぼ飲んでことない）クリアなミネラルを持つんですよね。ここは休火山とはいえ、ヴォルトウレに山のミネラルを感じるところです。ほんのりとした、グレープフルーツの苦味があり、酸味も輪郭がありシャープ。そもそも、希望小売価格が2,600円税別のバジリカータのマルヴァジアってどうよ？と思ってたんですが、非常によい。しかも、今回の終売セールでおそろしく良い。そういう意味ではマルヴァジアらしさは希薄とも言えるかもしれないけれども、イタリアの白ワインとして非常にバランスがいいし、食中酒にもってこい、なおさらこれから夏だし！パッキパキに冷えていても、少し温度が上がってもダレないのもいい。この品質ならひとクラス上感もあるし、それが半額以下の1,380円税込となると非常に価値がありますね。この夏オヌヌメ、輸入元さんの在庫があるうちに‥ネ！