Barbaresco Riserva Asili 2011 Bruno Giacosa(1,500nl)

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

更新履歴 2017/01/10
通常特価 97,200円(税込)
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79,800円(税込)

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バルバレスコ・リゼルヴァ・アジリ 2011 ブルーノ・ジャコーザ/マグナムボトル
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ/マグナム(1,500ml)》


本筋はブルーノ・ジャコーザの本拠地であるネイヴェ‥つまりバルバレスコの銘醸。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。

現在、自社で所有する畑は約20ha。過半数は買いブドウでワインを醸していますが、これは祖父カルロも、父マリオもブドウの仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や戦後は、ボトルワインの市場がなかったために瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した"ブルーノ・ジャコーザ"が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう‥と思うが、この地方では祖父の名前を継ぐのはよくあることのようですね。

今なお、買いブドウも使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れているのか、誰が栽培しているブドウが優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があるんですね。


・(Casa Vinicola) Bruno Giacosa

 契約農家の畑から購入したブドウで醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

 自社で所有する畑から収穫されたブドウで醸されるワイン。


こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年買いブドウでの醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ‥すべてはネイヴェの醸造所で醸造されますし、買いブドウと自社ブドウでの醸造方法に差はありません。もちろん買いであれ、自社であれブルーノ・ジャコーザのクオリティーに差はありません。

そのバローロの評価(価格もね)の高さも目を見張るものがありますが、そう、ジャコーザはネイヴェ、バルバレスコが本拠地です。2000年以降で話しを進めますと、村名バルバレスコは、2000年、2001年、2005年、2008年。このアジリは2002年、2006年、2010年以外は毎年詰められていますが、リゼルヴァは2000年、2004年、2007年、そしてこの2011年の4ビンテージのみとなります。なお、ラバヤは2000年、2004年、2005年2013年に白ラベルを、2001年にリゼルヴァを詰めています。お馴染みのサント・ステファノは2002年、2003年、2006年、2010年、2012年、2013年は詰め手おらずリゼルヴァは1998年を最後に詰められていません。

以前にも書きましたが、2006年や2010年という一般的に最上のビンテージと呼ばれる両年は、ジャコーザはバルバレスコやバローロを詰めていないんですよね。

バルバレスコのクリュと言えば‥ラバヤと並んで名高いアジリですが、ジャコーザはアジリのクリュの二カ所の畑を所有しています。ひとつは皆無向きの2.5ha、もうひとつは南西向きの0,8haの合計3,3ha。南向きの畑からは上品なネッビオーロが、南西向きの畑からは香りとタンニン豊かなネッビオーロが産出されるのが特徴。

ジャコーザのアジリは若いうちから華やかな香りがあり華麗で繊細、上品な趣で他のクリュと比較してもバランスが取れているのが特徴だとか。

2011年のアジリは、平年よりも多い春の降雨、日差しは強いながら気温は平年並みで6月、7月は暑く、その後8月後半は猛暑となりました。しかし、収穫の15日ほど前から夜の気温が下がり、昼夜の寒暖差をもたらし香りの高いすばらしいブドウが収穫できました。タンニンは粒子のように細やかでまるでビロードのような舌触り。主張あるスタイルですが、決してワインのバランスを崩すものではありません。ほんの少し白トリュフのニュアンスがあるのが特徴で、しっかりと熟成されたリゼルヴァながら果実味はまだ少し閉じ気味とのこと。とはいえ、優れたネッビオーロのバランス、真髄、深みを感じることができる素晴らしい作品に仕上がったようです。

2007年以来の赤ラベルなリゼルヴァ。2011年はサント・ステファノは白ラベル、このアジリが赤ラベルとなり、村名は詰められていません。

収穫されたネッビオーロは最高28度に温度管理されたステンレスタンクで15日間の醸しと発酵が行われ、11,000Lのスラヴォニア産の大樽で24ヶ月の樽熟成後、24ヶ月の瓶熟成を経て(ようやく)リリースされます。

とても毒味ができませんが、ラベルに表記の生産本数は10,529本(フルボトル)、マグナムボトルは1,570本、ダブルマグナムは200本。表記のアルコール度数は14.5度、ちなみに、ワイン・アドヴォケイト誌は95点となります。

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